札幌に水素バス
かつて札幌駅方面に路線電車を延伸する構想がありましたが、その構想は消えました。
その代わりに出ているのが、水素を使った新しい乗りもの。約120人乗りの連節バス、30人未満の中型、10人以下の小型の3台のバスを使います。このうち連節バスは幹線の路線バスです。狸小路、大通から北海道新幹線札幌駅東改札口を目指すものと、苗穂を目指すものの2つがあります。苗穂は路面電車が延伸する予定だったところで、再開発が進み、人口が増えているところです。中型と小型のバスはデマンドバスです。利用者が呼ぶと来てくれます。2024年秋から試験運行が始まり、2030年度に本格運行が始まります(北海道新幹線の延伸はまだ先です)。
燃料の水素は、再生可能エネルギーでつくられたクリーンエネルギーの水素です。バス路線沿いに水素ステーションを整備し、2024年度中に完成予定です。
ただ、この水素バス、新交通でも何でもなく、単なるバスです。燃料だけが目新しいのであって、新しい交通機関ができるわけではありません。連節バスも1台だけなので、既存のバスと併用すると思われます。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/cbea08b0990d1463a3fcdfbfe1f1b356b6fb92ea)
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