大井川鐵道に運賃だけで乗ることができるSL
SLは客を呼ぶことができるので、運賃だけで乗ることができないのが普通です。大井川鐵道でも、運賃のほかに急行料金を徴収しています。大人の場合、1000円です。
ところがその大井川鐵道ですが、運賃だけでSLに乗ることができるのです。金谷16:27発がそれなのです。なぜその列車だけが運賃だけで乗ることができるのかと言えば、その列車は新金谷止まりだからです。1駅、たった5分で終着駅に着くのですから、運賃だけで乗ることができるのです。
それでは、なぜそのような列車ができたのでしょうか? この金谷16:27発は、急行「ELかわね路4号」の折り返しです。実質回送を営業しているのです。1駅だから運賃だけで乗ることができるのです。
ただ、この列車、毎日運転されるわけではありません。「ELかわね路4号」の運転日に限られます。年内は週末(金~月)を中心に運転しますので、事前にホームページ等で運転日を確認しておく必要があります。
SLが現役で走っていたころは、運賃だけで乗ることができるのはごく普通のことでしたが、今となっては貴重な存在です。たった5分とはいえ、運賃だけで乗ることができることには変わりありません。この機会にかつてのSL列車の姿を求めて乗るのもよいでしょう。
(参考:鉄道コム https://www.tetsudo.com/column/1006/、大井川鐵道ホームページ https://daitetsu.jp/ft_main)
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