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交野市、代替バスとして大型二種のない人に運転させる

 京阪バスは、2025年3月22日に、交野市内を走っている一部のバス路線を廃止する方針です。廃止になるのは交野南部線などで、廃止の理由は人手不足です。バスの運転士が減っているのに、新規採用が思うように進んでいないのです。

 今回廃止になる路線の中には、誰も乗っていない、閑散とした路線でないものもあります。交野南部線は、朝のラッシュ時に1時間当たり約60人が利用します。そのままでは一定の需要があるのに、バスが全く走らない地域になってしまいます。そこで交野市は、国の自家用有償旅客運送事業の制度を活用することを考えています。どういう制度かと言えば、交通空白地として認められた場合、市町村やNPO法人などが有償で旅客運送をすることができます。しかも、路線バスを運転するには、通常、大型二種免許が必要なのですが、自家用有償旅客運送事業では大型一種の免許で有償運送をすることができ、その分、運転士を確保しやすくなります。

 地方ならともかく、大阪府内ですらこのような事象が起こるとは信じがたいです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASSB33Q2WSB3OXIE02MM.html?oai=ASSB72T0VSB7OXIE033M&ref=msn_rltd)

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