「MOBIRY DAYS」は普及せず?
広電が9月から始めた、新しい運賃決済システム「MOBIRY DAYS」。この「MOBIRY DAYS」はどれぐらい利用されているのでしょうか?
あまり使われていないようです。これまであった「PASPY」の場合は、ICカードを買えば済むだけの話ですので、乗客の8割が使っていたようです。しかし、「MOBIRY DAYS」はまだサービスを始めてから時間がたたないため、利用者は少ないです。今のところ、まだ1割程度です。
「MOBIRY DAYS」は、スマホならクレジットカードや銀行口座とも紐付けができるので、駅の窓口に行かなくてもチャージできます(その窓口も、休日は基本的に休みで、夜間も閉まっています)。専用のICカードのものも含めて、現時点では車内で現金でチャージすることはできません。ただ、銀行口座と紐付けするときは広島銀行に限られているので、かなり制約があります。
広電にある程度乗る人なら「MOBIRY DAYS」がないと話にならないでしょうから、いずれは普及はするでしょうが、同じ広島でもアストラムのように、「ICOCA」に移行するところもあります。広島中心部のバスでも、今のところ、「MOBIRY DAYS」が使えるのは広電ぐらいです。乗る会社によって「MOBIRY DAYS」と「ICOCA」を使い分ける必要が出てきます。広電単独で独自路線に走らず、広島市内の私鉄、バス会社ぐらいは規格をすりあわせる必要はあったでしょう。また、バスはともかく、路面電車は他地域からのビジネスや観光客もそれなりにいますので、今後も「ICOCA」等の交通系ICカードが使えるようにすることは必須です。幸いにも、広電の運賃は宮島線を含めて均一になるので、取り扱いは楽になります。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASSBQ1GLYSBQPITB00PM.html)
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