JR西日本、西明石-姫路間の新幹線車両基地を断念
JR西日本には、山陽新幹線西明石-姫路間に車両基地をつくるという計画がありました。明石市内に2037年までに約30ヘクタールの基地を整備し、並行する在来線(JR神戸線)においても、大久保-魚住間に新駅をつくる計画でした。住宅地や商業地の開発も行われる予定でした。
2019年11月に浮かび上がったこの計画ですが、新型コロナの影響により2020年3月に計画案を地元明石市に示すのは、延期になってしまいました。そのまま計画は進まず、明石市が2024年5月に現状と今後の見通しを尋ねる文書をJR西日本に提出したところ、逆に11月6日付でJR西日本から車両基地建設の中止が告げられました。新型コロナの影響により山陽新幹線の利用が低迷し、今なおコロナ前の水準に戻っていないからです。
これで新幹線車両基地の計画は消えてなくなったことになります。なお、予定地はもともと農業に適しているところだったようで、農地になると思われますが、明石市としては地元の声を聞いて新たな用途を決めていくとのことです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/04d80f1bf13969701e032bc76cbbc911d1b72f27)
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