広電、宮島線を含めて240円均一に
広電の市内線の運賃は2022年11月1日に190円から220円に値上げしたばかりですが、また値上げがあります。2025年2月1日から240円になるのです。バスについても220円均一から240円均一になります(均一運賃エリア以外も値上げされます)。
ただ、今回の値上げは市内線だけを単純に値上げするものではありません。現在は白島線だけを乗ったときの運賃が160円、宮島線は距離に応じて140円から230円の運賃が適用されていますが、これも一律で240円になります。となりの停留所までの短い区間だけ乗っても、広電宮島口まで乗り通しても、同じ240円です。ですから、市内線から広電宮島口まで乗り通した場合、逆に270円から240円に値下げになります。バスについては広島市内均一区間エリアが北のほうに拡大します。
新しい乗車券サービス、「MOBIRY DAYS」を使う人には割引があります。運賃は220円で済みます。現行の均一運賃と同額です。また、宮島線については、14キロまでの短距離については距離に応じた運賃となります。150円~210円なので、現行と同額か、10円高いだけです。
定期券については、路面電車の運賃が均一になることから制度が変わります。電車全線定期券が発売されます。宮島線だけを利用する人には、乗車距離に応じた宮島線区間定期券が引き続き発売されます。バスについては、現行の乗車区間を指定した区間定期券の発売を2025年3月29日で終了し、2025年2月1日からはバス金額式定期券になります。購入金額内の区間であれば、どこでも自由に利用できます。設定した金額を超えるときは、差額のみを支払います。
(参考:広島電鉄ホームページ https://www.hiroden.co.jp/topics/2024/1023-fareinfo.html、https://www.hiroden.co.jp/topics/2022/0818-trainksitei.html)
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