大沢は12月から全列車通過
奥羽線福島-米沢間は山形新幹線ができた今でも急勾配が続く区間です。
その急勾配の中にある駅のうち、板谷と大沢は12月1日から全列車が通過します。冬場は積雪が多く、列車が大幅に遅れることがあります。また、駅がある以上、誤って降りてしまうリスクもあります。そこで安全で安定した輸送を行うため、利用の少ない両駅を通過することにしたのです。
ここまでは例年のことです。しかし、この話には続きがあります。板谷は2025年3月27日になれば、元通り列車が停まるようになります。しかし、大沢のほうは、利用が極めて少ないことから、春になっても通過し続けます。赤岩のように、大沢もいずれは廃駅になってしまうのでしょうか?
(追記)
米沢市によれば、大沢地区には2023年10月時点で16世帯26人が住んでいます。それなのに全列車が通過するとは、住民の人は使っていないのでしょうか?
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2024/sendai/20241031_s02.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2024/sendai/20241031_s01.pdf、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241101/6020022309.html)
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