「はるか」は山科発着に
京都と関空とを結ぶ特急、「はるか」。関空にやってきた外国人が最初に乗る列車のひとつです。しかし、新幹線も特急も京都のみに停まる現状では、どうしても京都に集中してしまいます。
そこでJR西日本は、東隣の山科を改良し、「はるか」を山科まで延伸することにしました。配線を変更し、「はるか」が山科で折り返すことができるようにします。山科からは地下鉄東西線に乗り換えることができ、中心部にアクセスすることができます。また、配線の変更とともに、上りの外側線には12両対応のホームを1本追加します。現在は島式2本の2面4線の駅ですが、3面5線になります。
山科の改良工事は2025年度から始め、2029年度に供用を開始します。「はるか」もそのときに山科まで延伸されます。また、このことにより、京都で「はるか」用に使っていたホームを嵯峨野線用にすることができ、嵯峨野線の混雑緩和に資することができる効果があるとも考えられます。嵯峨野線のホームに入れる必要がなくなり、運行ルートが簡単になります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241122_00_press_yamashinaeki_2.pdf)
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