駅名標に「ストリートファイター」
JR西日本は橿原市内にある桜井線の3駅(香具山、畝傍、金橋)の駅名標に、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャクラクターを描きます。橿原市はゲームソフト大手カプコン(大阪市)と包括連携協定を結んでいて(カプコンの創業者の辻本会長は橿原市の出身です)、大和八木、橿原神宮前など市内4駅に描かれている近鉄に続いて、JR西日本においても駅名標に描くことにしたのです。
ただ、ワンポイントみたいな近鉄のと違い、JR西日本のは大がかりです。縦60センチ、横1.8メートルの細長い駅名標全体を使ってキャラクターを描いているのです(正確にはシートを貼るようです)。3駅には駅名標が合わせて11基ありますから、あちこちで「ストリートファイター」のキャラクターが登場します。
3駅は全て無人駅で、1日平均乗車人員は171~577人に留まります(2022年、JR西日本の調査)。近鉄とは違って1時間に1本しか来ないローカル線ですが、外国人は「ジャパン・レール・パス」があることから、JRを使う傾向にあります。外国人にも人気の「ストリートファイター」で観光客の誘致を図りたいとのことです。
(参考:毎日新聞ホームページ https://mainichi.jp/articles/20241204/k00/00m/040/167000c、https://mainichi.jp/articles/20240930/k00/00m/040/160000c、橿原市ホームページ https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1006/gyomu/7/1/384.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR西日本」カテゴリの記事
- 奈良線に特急「いにしへ」、大和路線の「まほろば」も増発(2025.01.18)
- 「サロンカーなにわ」に乗ることのできるミニツアー(2025.01.12)
Comments