一畑電車にデュアルシート
以前にも記事にしましたが、一畑電車は新型車両を投入します。新型車両はデハ8000系と言い、2024年度に1両、2025年度に1両、2026年度に2両を導入します。
2016年度に導入した7000系をモデルにしていて、20メートル(車体長さ20.8メートル)片側2扉のステンレス車両です(前頭部は鋼製)。車体外板のラッピングは廃止し、車体下部にオレンジのラインを施します。座席はロングシートにも転換クロスシートにもなるデュアルシートです(片側はロングシート固定、もう片側はデュアルシートです)。通勤通学にも観光にも使える仕様になっています。定員はロングシート123人、デュアルシートの場合は120人です。座席定員は55人です。いわゆる0.5Mシステムで、1両でも走ることができますが、貫通扉があるため、7000系やデハ8000系と連結することが可能となっています。冬季低温時の停電防止のため、パンタグラフは2基設置します。
デハ8000系の営業運転開始は2025年3月2日の予定です。また、これにより引退するのは5000系の5010-5110号車ですが、2025年1月11日から13日にかけてさよならイベントを行い、翌14日から解体工事を始めます。
(追記)
新型のデハ8000系は、2025年3月11日に運行を開始しました。
(参考:一畑電車ホームページ https://railway.ichibata.co.jp/news/m_news/deha8000/、山陰中央新報デジタル https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/742441)
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