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12月25日から松山で自動運転バスが走る

 自動運転の研究は進んでいますが、公道上の自動運転は考えなければならない変数が多く、鉄道に比べて格段に難しいです。プロしか運転しない鉄道とは違い車のドライバーは、技量に乏しい者も多く、歩行者や自転車など動きが想定できない者も格段に多いです。

 しかし、伊予鉄はこの25日から、自動運転のバスを走らせることにします。限定されたエリア内に限られますが、運転士なしでの運行が可能な、自動運転レベル4での運行を行います。自動運転レベル4での路線バスの本格走行は、この伊予鉄のが全国初になります。

 それでは、この自動運転バス、どこで走るのでしょうか? 走るのは高浜駅と松山観光港の間、往復約1.6キロの区間です。車両点検のあるとき以外は毎日、朝6時台から夜21時台まで走ります。バスの速さは制限速度(時速40キロ)より若干遅い、時速35キロで走ります。12人乗りのEVバスを使い、現金を扱わない、完全キャッシュレスで運行します。「ICOCA」等の交通系ICカード等が使えます。

 安全対策としては、運転士がいなくてもいいのですが、大型二種免許を持つ保安員を載せます(本来は運転士がいなくてもバスを走らせることができるのが自動運転の売りです。運転士がいなくても走るからこそ、人手不足の解消に資するもので、保安員を載せるのは、意味がないことです)。営業所では別の係員が遠隔監視を行います。
(参考:伊予鉄道ホームページ https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2024/1210_gbac.pdf)

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