2025年3月ダイヤ改正発表(2)(JR東日本首都圏以外)
東北新幹線については、東京-新青森間の「はやぶさ」が1往復増えます。E8系は追加投入され、ダイヤ改正以降は9往復がE8系で運転されます(一部を除いてE3系で運転される日があります)。その後もE8系は増え、2026年春までに全ての「つばさ」がE8系による運転になります。E8系に統一されると、E3系での運転は終了します。
在来線特急に話を移します。中央線については、5本の特急が新たに東京発になります。これで、新宿を16:30以降に出る特急が全て東京発になります。大糸線直通の列車は白馬発着になります。南小谷まで行かなくなります。上りの大糸線直通は「あずさ46号」(南小谷15:00発)から「あずさ38号」(白馬13:41発)に変更になります。大糸線には臨時列車で「はくば」(松本-白馬間)が1往復走ります。この「はくば」が走るときには、白馬-南小谷間に臨時の普通列車も走ります。平日を中心に朝晩に走っている臨時特急「信州」は、全車指定席になります。また、臨時列車ですが、早朝に「かいじ」が走ります。甲府5:40発、東京7:45着です。
常磐線については、上野発着で残っていた、朝ラッシュ時の1往復が品川発着になります。常磐線特急は全て品川発着になります。「成田エクスプレス」は夕方以降の3本が千葉に追加停車します。「あかぎ」は一部列車の運転区間を変更し、平日のみの運転になります。群馬県発着は1往復のみです。
新潟県内を走る「しらゆき」は新井7:19発の「しらゆき1号」を廃止し、代わりに新井19:18発の「しらゆき7号」が走ります。新井行きの「しらゆき8号」は3時間半ほど繰り上がり、新潟16:25発となります。運行本数は4往復のままです。
八高線は新型車両導入のため、輸送体系の見直しを行います。朝に群馬藤岡-高崎間に1往復を増発しますが、児玉7:43発高崎行きは廃止になります。全ての列車が2両編成のワンマン運転になります。東北線では、朝にラッシュ時に郡山-本宮間に1往復を増発します。大船渡線では夜間の1往復の運転を取りやめます。また、キハ100系をキハ110系に置き換えます。山田線では一部列車の廃止があり(盛岡-宮古間の直通は3往復のみです)、盛岡から宮古への最終が盛岡13:12発の快速になります。奥羽線(弘前-青森間)と津軽線では、EV-400系で走っている1往復を701系にします。津軽線蟹田-三厩間に走るディーゼルカー交換のために設定された列車ですが、この区間には列車が走らないので、ディーゼルカーにする意味がないのでしょう。秋田では、3、4両編成から2両編成に短縮になる列車が増え(逆に2両編成から3両編成になるものもあります)、ワンマン列車も増えます。新たに田沢湖線赤渕-田沢湖間でワンマン運転を実施します。信越線新津-新潟間では20分間隔のパターンダイヤを推し進めます。羽越線新津-新発田間、越後線(吉田-新潟間)、白新線、篠ノ井線松本-篠ノ井間では無人駅も含めて、ワンマン列車でも全ての扉から乗り降りできるようになります。篠ノ井線塩尻-松本間は2往復を増発します。
新駅は白新線白山-新潟間にできる、上所。両駅のほぼ真ん中のところにできます。6両編成対応のホーム2面2線の駅で、ホーム上屋は長さ60メートルです。階段のほか、エレベータがあります。無人駅です。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2024/timetable/、https://www.jreast.co.jp/press/2024/niigata/20241213_ni02.pdf)
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