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2025年3月ダイヤ改正発表(6)(JR西日本中国地方)

 大阪・関西万博関連は山陽新幹線でもあります。朝早い時間に着くことができるよう、臨時「さくら」を走らせます。その臨時「さくら」は、「さくら574号」という名前で、週末中心に走ります。ダイヤは鹿児島中央6:00発、新大阪9:59着です。定期列車での一番列車は、新大阪10:21着の「みずほ600号」なので、22分早く着くことになります。

 最新型のN700Sには、「ビジネスブース」というものがあります。東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」のうち、N700Sで毎日運転する列車(27本)については、「ビジネスブース」を設置した車両で運転します。

 「みずほ」の中には、毎日運転でありながら臨時列車扱いになっているものがありますが、これらについては今回のダイヤ改正で、全て定期列車になります。

 2025年3月24日、広島に新しい駅ビルが開業します。「ミナモア」です。この「ミナモア」の開業に合わせて、広島の鉄道の改善がなされます。まず、広島への買い物に便利な時間帯に、休日の快速「シティライナー」を増発します。岩国10:37発、広島16:24発が増え、5往復になります。

 「快速 うれしート」も増えます。現在、休日の「快速 うれしート」は午後に2本が設定されていますが、午前中に3本追加し、広島方面行きは5本になります。増える3本はいずれも午前の便で、広島への買い物のための列車と言えるでしょう。なお、平日は朝ラッシュ時の1本のみです。

 普通も増えます。休日の昼間に広島-五日市間で13本増発します。呉線も休日の昼間に坂-広島間で4往復増やします。また、平日に糸崎-岩国間において4両以上で運転する列車を増やします。夕方以降も増えます。広島-五日市間で平日に5本、休日に1本増やし、パターンダイヤ化します。夕方以降のパターンダイヤは西条方面でも行われ、わかりやすいダイヤになります。呉線の「通勤ライナー」は新たに海田市にも停まります。

 山陰線の列車の中には、東萩で2時間以上待たないといけない列車があります。これらの列車について、東萩までのダイヤを最大約2時間半繰り下げ、東萩でほぼ待たずに乗ることができるようにします。岡山地区では休日の昼間に岡山-金光間に2往復増発します。姫新線では夜間の列車を1時間ほど繰り上げます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2024/12/page_26847.html)

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