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国交省、フルフラット座席についてのガイドライン公表

 鉄道や船には寝台がありますが、バスには寝台がありません。リクライニングの角度が大きい座席はありますが、完全に平らになるものはありません。そんな中、国交省はフルフラットになる座席についてのガイドラインを公表しました。

 ガイドラインに適合するフルフラット座席とはどういうものでしょうか? 座席は前向きになっています。寝台列車のように横向きだと、安全性が確保されず、国際的にも高速バスの類では認められていません。ですから、今回のガイドラインでも対象外です。周囲には転落防止プレート、衝撃吸収材、転落防止措置、保護部材で囲まれています。シートベルトは2点式です。通常の3点式だと、衝突時に頸部を圧迫する危険性があるからです。このほか、乗降時や非常時の通路が確保されていること、非常口付近の座席は容易に取り外しや折りたたみができる構造にすることなどが求められています。

 通常の椅子とは違い、いろいろな要件があります。これを満たそうとすれば、結構な値段になることでしょう。「ドリームスリーパー」もびっくりするぐらいの。一度ぐらいは乗ってみたいとも思いますが、今までにない構造なので、安全性は気になります。角度をもっと大きくしたリクライニングシートぐらいがちょうどいいかな? とも思います。
(参考:TRAICY https://www.traicy.com/posts/20241119320404/)

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