2025年3月ダイヤ改正発表(8)(JR九州)
九州新幹線については、日中に博多-鹿児島中央間を運転する「つばめ」1往復があります。この「つばめ」を「さくら」に代えて速達化を図ります(博多ー熊本間には新たに「つばめ」1往復を走らせます)。深夜の「みずほ615号」の行き先を熊本から鹿児島中央に延長します。鹿児島中央23:36着です。西九州新幹線では、「かもめ1号」を嬉野温泉に停めます。嬉野温泉7:10発です。長崎に通勤、通学しやすくなります。
福岡エリア、北九州エリアでは朝夕の通勤、通学時間帯に特急を充実します。博多7:11発の小倉行きの「きらめき2号」を増発し、門司港発肥前鹿島行きの「かささぎ101号」は使用する車両を787系から885系に変えることによって、同じ6両編成でも定員を増やします。276人から302人に増えます。朝の「かささぎ」3本が新たに二日市に停まります。夕方は小倉18:05発の「ソニック46号」を新たに赤間、福間、香椎に停めます。「ソニック44号」(小倉17:40発博多行き)、「ソニック49号」(博多19:00発大分行き)がともに6両から7両になります。日中では、行橋10:05発博多行きの「きらめき101号」を増発します。宮崎でも、「ひゅうが5号」のダイヤを10分ほど繰り上げ、延岡6:52発とします。宮崎着は7:59発で、通勤、通学に使いやすくします。
特急の体系が全般的に変わるのが、豊肥線。現在は「九州横断特急」(熊本-大分間)1往復、「あそぼーい!」もしくは「九州横断特急」(熊本-別府間)1往復、「かわせみ くませみ」(臨時、熊本-宮地間)1往復、「あそ」(熊本-宮地間)1往復の合計4往復走っています。しかし、ダイヤ改正後は、「九州横断特急」(熊本-大分間、一部は熊本-別府間)3往復、「あそぼーい!」(臨時、熊本-宮地間)2往復の合計5往復になります。大分への本数が増えます。また、利用状況を踏まえて、水前寺、武蔵塚、光の森、赤水、中判田を通過します。
普通列車に関しても改善がなされます。福岡エリア、北九州エリアで朝通勤、通学時間帯で増発がなされます。海老津に停まっていない快速が若干ありましたが、その通過している快速も停車します。日中、門司港-小倉間の運転本数を増やしますが、メンテナンス時間の確保のため、下関-小倉間の本数を減らします。
唐津では、行き先ごとに乗り場を統一します。筑肥線伊万里方面は1番乗り場、唐津線佐賀方面は2番乗り場、筑肥線博多方面は3、4番乗り場に統一します。反対の西唐津へは、いろいろな乗り場から発車します。福岡エリア、北九州エリア以外でも通勤、通学時間帯を中心にして増発や増結がなされます。なお、日豊線の青井岳は朝晩は通過し、8~18時台だけの停車になります。
新駅は仙巌園です。日豊線竜ヶ水-鹿児島間に開業する、無人駅です。上下合計で57本が停車します。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2024/12/13/241213_2025daiya_kaisei_1.pdf)
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