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「青春18きっぷ」は他人に譲渡・貸与できず

 2024年冬から連続する3日間もしくは5日間有効となった、「青春18きっぷ」。2025年春も発売されることになりました。

 さすがに前回、大きく変わったばかりなので、大きな変更はありません。3日間用の発売期間は2月14日から4月8日、利用期間は3月1日から4月10日(4月8日出発分まで発売)、5日間用の発売期間は2月14日から4月6日、利用期間は3月1日から4月10日(4月6日出発分まで発売)です。いずれも利用開始日の1か月前から発売します。値段は大人、子供同額で、3日間用が10000円、5日間用が12050円です。全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(気仙沼線BRT柳津-気仙沼間、大船渡線BRT気仙沼-盛間、JR九州バスの日田彦山線BRT添田-日田間)、JR西日本宮島フェリー(別途、現地で宮島訪問税100円の支払いが必要です)が乗り放題であることも変わりません。一部の例外を除いて、JR以外の他社や新幹線、特急、急行列車及び普通・快速列車のグリーン車指定席に乗ることができないことも変わりありません。なお、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」については3月31日発売分までは4500円ですが、4月1日分からは4650円になります。JR北海道の値上げが影響しているものと思われます。さらに言えば、同じ4月1日からJR九州も値上げします(JR西日本も運賃の改定を行いますが、値上がりするところも値下がりするところもあります)。夏は「青春18きっぷ」の値段が上がることも予想されます。

 なお、今回の「青春18きっぷ」から、他人への譲渡や貸与はできない旨の記載がなされています。これまでは金券ショップでの売買がよく行われていましたが、2024年冬の見直しで連続して使わないといけなくなり、さすがに金券ショップでの売買は事実上不可能になったと思っていました。しかし、そのような記述ができたということは、連続して使わないといけないようになっても、金券ショップで売買する事例があったのでしょうか?
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2024/20250122_ho02.pdf)

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