尼崎市、バス会社に市営住宅を提供
運転士不足に悩むバス会社はたくさんあります。運転士がいないがために減便になったり、廃止になったりするところもあります。
そんな中、尼崎市は、阪神バス(かつて尼崎市は市営バスを運行していましたが、2016年に阪神バスが継承しました)が新規採用するバス運転士に、市営住宅の空き室を提供することにしました。提供するのは、建て替え対象になっているために新規の入居者募集を停止している市営住宅で、阪神バスに就職するために市外から転居して来る人に貸します。職場に近いところに住むことができ、家賃負担も軽減されます。月6500円で住むことができるのです。
1月末ごろからこの制度を使った、運転士の入居が始まります。また、阪神バスに限らず、ほかの路線バス事業者についても希望があれば同様の取り組みを行う予定です。
(参考:尼崎市ホームページ https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/040/131/241219-04.pdf、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20241224-OYT1T50156/)
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