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吾妻線、ノンストップバスなら7割以上が利用

 吾妻線長野原草津口-大前間は利用者が極めて少ないため、交通体系のありかたが協議されています。この区間に求められている公共交通とはどのようなものでしょうか?

 JR東日本高崎支社によれば、この区間の利用者の約8割が高校生。遠いところの高校に通っているのか(ただし、沿線の長野原町、嬬恋村にも高校があります)、通学に2時間以上かかる生徒も結構いるようです。

 そして、彼らが求めているのは、吾妻線の存続区間に並行して走るバス。長野原草津口と中之条、渋川とを結ぶノンストップバスです。もしこのバスが走っていたら、利用したいと考えているのが、生徒、家族ともに7割以上あるようです。

 廃止になる区間ならともかく、今後も存続する区間にそれも結構長距離(鉄道で渋川-長野原草津口間は42キロあります)のバスを走らせたら、そこの利用者も減り、今度は渋川-長野原草津口間の存廃が問題となるでしょう。利用者の多い駅と少ない駅がはっきりしているのなら快速で対応するのが適切だと思われます。バスを走らせるなら早朝に長野原草津口まで行くバスを走らせたほうが良さそうで(現行のダイヤでは、長野原草津口より西では高崎や前橋の高校の始業に間に合わないと思われます)、今回のノンストップバスはポイントがずれているような気もします。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASSDS41TTSDSUHNB001M.html)

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