熊本市交通局、超低床車両9700形を廃車
1997年に導入された、日本初の超低床車両、9700形。2001年までの間に5編成が導入されました。しかし、そのうちの2編成について、廃車にしました。すでに7年前にモーターが壊れていましたので、約20年程度しか使われませんでした。
熊本市交通局の路面電車は古いものが多いのに、なぜ貴重な超低床車両の9700形は廃車にしたのでしょうか? 実は今回廃車にした9700形、ドイツ製で、故障した部品の製造がすでに終わっていたので、対応することができなかったからです。どうしても海外の車両だとこういうことが起こってしまうので、いざというときのことを考えたら、ある程度のサンプル的なものはともかく(9700形もそれに該当しますが)、それ以外は国産のほうが望ましいと言えます。
廃車にする2編成はすでに多くの部品が取り外され、一部はほかの車両に使われています。オークションで売却するものもあるようです。
(参考:TBS NEWS DIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1694496、railf.jp https://railf.jp/news/2025/01/29/001000.html)
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