JR西日本、美祢線にBRTを推奨
昨日の話の続きです。
今は代行バスが走っている美祢線ですが、いずれは結論を出さないといけません。鉄道を復旧させるのか、それともバスにするのでしょうか? それについてJR西日本は、鉄道を復旧させるのでなかったら、バスではなくBRTのほうが適当だ、という考えです。バスよりもBRTのほうがスピードと定時性の面で優れ(鉄道と同等と考えています)、BRTそのものが観光資源として使え、自動運転の実証実験の場としても使えるからです。ちなみにBRTは、国道316号を主な走行ルートとしますが、湯ノ峠-厚保間(4.2キロ)は線路をバス専用道とします。本数は鉄道時代の約1.5倍の29本です。
さて、復旧までの期間と費用はどれくらいなのでしょうか? BRTは着工から3~4年で走らせることができ、費用は55億円です。国、自治体、JR西日本がそれぞれ1/3ずつ負担しますが、地方交付税の特別交付税が交付されると、実質的な自治体の負担は3.7億円になると見込まれています。バスは着工から1~2年で走らせることができ、費用は9.6億円です。国、自治体、JR西日本がそれぞれ1/3ずつ負担しますが、地方交付税の特別交付税が交付されると、実質的な自治体の負担は0.6億円になると見込まれています。BRT、バスともに復旧後の運行費は年間2.5億円で、これはJR西日本が負担します。
鉄道についてはどうでしょうか? こちらについては以前からJR西日本単独での鉄道の復旧や運行は困難であると主張しています。もし鉄道を走らせるのなら、自治体が施設などの管理を行い、JR西日本は運行のみを行う上下分離が前提だとしています。復旧費用は58億円以上で、期間は河川改修工事を含めて10年以上かかります。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST233167T23TZNB002M.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20250204/ddl/k35/040/284000c、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250204-OYTNT50011/)
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