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新日本海フェリーの舞鶴-小樽航路の定員大幅減

 関西と北海道を直結するフェリー。時間はかかりますが、安く北海道に行くことができる手段としても知られていました。

 その舞鶴と小樽を結ぶ航路を運航しているのが、新日本海フェリー。その新日本海フェリーですが、舞鶴-小樽航路に新しい船を投入します。第1船は12月に就航します。

 この新しい船ですが、今の船より若干小さくなっています。2004年に就航した今の船は全長224.8メートル、16897トンですが、新しい船は全長199.9メートル、約14300トンです。積載台数はトラックが約150台なので、今の船の158台と大きく変わりありませんが、乗用車のほうは65台から約30台に半減します。さらに減るのが、旅客定員。今の船は746人ですが、新しい船は286人に減ります。4割弱に減るのです。旅客定員にはドライバーの分も含まれますので、車を使わない客はほとんどいないという想定です。

 なぜここまで減るのでしょうか? それは、LCCによって、かつては高かった航空運賃が下がったからです。昔なら時間をかけてでもフェリーで行っていた客がLCCなどの航空機に移ったのです。どうやっても勝てません。すでに雑魚寝の大部屋はありませんが、さらにデラックス化を進め、全個室化などを図るのでしょうか?
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/maiduru-otaru-newship/)

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