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長崎線江北-諫早間で定期テスト帰りの臨時列車

 ローカル線では高校生の登下校に合わせてダイヤを組むことが結構あります。

 しかし、そのパターンが崩れるときがあります。それは定期テストのとき。定期テストは昼ごろに終わるのですが、帰る時間に適当な列車がないこともあります。普段は利用が少ないからです。

 長崎線江北-諫早間もそのひとつ。この区間は西九州新幹線開業に伴い、佐賀、長崎の両県が鉄道施設を管理し、JR九州が運行を行う、上下分離に移行しています。金を出さずに都合のいいことだけを言いっ放しできたころとは違い、自らの負担の元で使いやすい鉄道にすることができます。

 その地元からの要請でできた臨時列車とはどういうものでしょうか? 走るのは2月13、14、17、18日の4日間。江北12:39発、諫早14:21着の各駅停車です。長崎線で定期テスト帰りの臨時列車が走るのはこれが初めてで(日南線などではこのような臨時列車はあります)、今後の運行は利用状況を見て検討するとのことです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/242860c15f661b40f6fefeca2b125ecb3b258f57)

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Comments

こういう柔軟な対応ができるのは良いことだと思います。

上下分離の良い効果の表れであると思います。

もしJR任せだったらではその地域で「本当に」必要な臨時列車は組めなかったと思います(どうしても地元の実情よりも自社の利益が優先となってしまうため)。

Posted by: 直美 | 2025.02.14 08:07 PM

 直美さん、こんばんは。

* もしJR任せだったらではその地域で

 JRのままであっても臨時列車が設定されるところがありますから、必ずしもそうではありませんが、地元が経営に責任を取ることができる組織のほうが柔軟に動きやすいのは確かでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2025.02.14 11:14 PM

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