SL急行が金谷始発に
大井川鐵道は4月7日にダイヤ改正を行います。
大井川鐵道のSLは、金谷からひとつ先の新金谷を発着していました。車両の整備施設があり、遠方からの来客のための駐車場も備えていたからです。JRで大井川鐵道にやって来た人は、ひと駅大井川鐵道に乗って、新金谷に行く必要がありました。SLだけでなく、古い電車も好きな鉄道ファンならそれもいいのですが、SLを目的に来た人にとっては少々わかりにくいところもありました。
そこで、今回のダイヤ改正では、SLを金谷始発にすることにしました(帰りは3本中1本のみが金谷行きで、残りの2本が新金谷止まりです)。また、SLは3往復とも、川根温泉笹間渡発着となります。なお、急行料金(3月20日乗車分から、SL、ELともに急行料金は1000円から1500円に値上げしています。ELは2年続けての値上げです)がかかるSLですが、金谷-新金谷間なら運賃のみで乗車することができます。
普通列車については、大手私鉄みたいに快速急行や区間急行がありましたが、シンプルに各駅停車のみになります。これまで快速急行や区間急行が通過していた駅の乗車機会が増えることになります。また、金谷始発が7:14発から7:24発に繰り下がります。これにより、これまでは東京や横浜から始発に乗っても間に合わなかったのですが、ダイヤ改正後は東京4:55発の京浜東北線に乗れば、東神奈川乗り換えで、新横浜6:00発の「ひかり533号」に乗ることができます。これに乗れば、金谷7:24発の始発に乗ることができ、川根本町コミュニティバスを乗り継いで、井川方面への始発に乗ることができます。井川着は11:04です。
(参考:大井川鐵道ホームページ https://daitetsu.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/03/0307daiyakaisei.pdf、https://daitetsu.jp/archives/112633)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 紀州鉄道、2026年に廃止か?(2025.11.11)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 立山町長、路線存続へ観光客から2000円を取る案(2025.10.06)
- 養老鉄道、近鉄時代からの車両を更新へ(2025.09.21)
- 富山地鉄、宇奈月温泉方面も廃止か?(2025.09.20)
- 長良川鉄道、平日の美濃市以北と休日は大幅減便(2025.09.12)
- 名鉄等も「manaca」で子供運賃の一部をポイントで還元(2025.08.18)


Comments