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芸備線で増えているのは休日の昼間

 芸備線再構築協議会で今後のありかたが話し合われているのは、備中神代-備後庄原間。この区間では、どれぐらいの人が利用しているのでしょうか? 2018年と2024年の列車ごとの利用人数が明らかになりました。

 平日は朝夕の通学時間帯において、10人以上が乗っている列車があります。ただ、そのような通学利用があるのは、備中神代-東城間と備後落合-備後庄原間だけで、間の東城-備後落合間にはそのような流動はありません。しかも、この通学需要、実は減っています。朝8時過ぎに新見に着く列車について見てみると、45人から30人に減っています。帰りの新見16時台発、18時台発もほぼ半減しています。備後落合-備後庄原間についても減少傾向です。

 反対に増えているのが、14時台に備後落合を通る便。時間帯が良く、木次線との接続も良いので、鉄道ファンに使われています。平日よりも休日の利用のほうが多いのが特徴です。この時間帯の利用が増えているのは、単に鉄道ファンが廃線が決まる前に乗ろうとしているだけでしょう。別に沿線自治体が努力しているわけではないのです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/cc0602924618483eb3c5d9d2b4b62c523f0d1cf1、国交省ホームページ https://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/content/000339088.pdf)

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