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つくばエクスプレス、東京と土浦の両方に伸ばしても27年で黒字転換

 秋葉原とつくばとを結ぶつくばエクスプレスですが、秋葉原側、つくば側ともに延伸の話があります。秋葉原側は東京に(そして第三セクターで臨海部へ)、そしてつくば側は土浦へ延伸します。

 茨城県によれば、この2つの延伸にかかる費用は概算で約3070億円、開業後の利用者数は東京-秋葉原間が1日13.3万人、つくば-土浦間が1日2~2.6万人と見込んでいます。また、つくば-土浦間には途中、土浦市内に中間駅をつくり、2045年に開業する計画です。

 さて、両方に延長して、採算がとれるのでしょうか? どうやら、その見込みはあるようです。整備を完了してから27年後に黒字に転換するとの想定です。

 つくばエクスプレスをつくばより先に伸ばしたい茨城県としては、2つをセットにしない限り土浦への延伸は難しいと考えているのでしょう。単純に土浦に伸ばして採算がとれるのなら、単純に土浦への延伸を求めるだけです。しかし、土浦にただ伸ばすだけでは、お金を負担するのは茨城県だけです。秋葉原側との延伸と抱き合わせにすることによって、東京都などほかの沿線都県からもお金を出させようとしているのでしょうか?
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20250225-NH44YBJ5RVIF3ADXXVRWD4CVWM/)

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