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広電の新駅ビル乗り入れは8月3日

 現在、広島駅から路線電車に乗ると、いったん中心部とは逆の東の方向に向かいます。時間のロスです。

 そういうこともあって広電は、駅前大橋線をつくり、広島駅と中心部との所要時間を短縮させることにしました。また、広島駅では駅ビルの2階に乗り入れ、雨に濡れることなく路面電車に乗ることができます。JRの改札口と路面電車乗り場との移動時間は約70秒です。

 その新駅ビル乗り入れですが、開業日が決まりました。8月3日です。以前にも記事にしたように、原爆の日よりも若干早くなっています。開業するのは広島駅-比治山下間の1.1キロで、途中、稲荷町、松川町の2停留所が設けられます(全くの新規の停留所は松川町のみ)。稲荷町からは八丁堀、紙屋町方面につながり、稲荷町-比治山下間は広島港に行く5号線のみが走ります。新線の開通により、広島駅-八丁堀・紙屋町方面の所要時間は約4分、広島駅-比治山下間の所要時間は約4.5分短縮されます。

 広島駅の乗り場は2つから4つに増えるので、乗り場も系統ごとに分けられます。Aホームは5号線比治山下経由広島港行き、Bホームは2号線広電宮島口行き、奥のほうにあるCホームは6号線江波行き、Dホームは1号線紙屋町経由広島港行きです。

 今回の開業により、廃止になる停留所があります。広島駅の隣の猿猴橋町です。的場町と段原一丁目は循環ルート整備のため、2026年春ごろまでいったん休止します。2026年春完成予定の循環ルートは、広電本社前-市役所前-紙屋町東-八丁堀-稲荷町-的場町-段原一丁目-比治山下-皆実町六丁目-広電本社前というルートで走ります。広島の中心部を一周するルートです。
(参考:広島電鉄ホームページ https://www.hiroden-hiroshima-st.jp)

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