万博の自動運転バスに乗ってきました(1)
乗りたい自動運転のバスは新大阪を14:30に出るので、午前中は三田方面の短距離高速バスに乗ることにする。近鉄名古屋6:10発の急行に乗り、大阪難波からは阪神の快速急行に乗って神戸三宮へ。神戸三宮には10:42に着いた。阪神の駅を出てJRの高架下にある神姫バスの神戸三宮バスターミナルに行く。これから乗るのは11:00発の関西学院大学行きのバスだが、乗り場は決まっていない。発車の7分前に案内があり、そこで乗り場がわかる仕組みになっている。4番乗り場から出ることがわかり、乗り場に行く。ICカードリーダーがある短距離仕様の高速バスである。短距離なので、トイレはない。関学の学生なのか、時間の割には乗ってくる。1人で2席を使えるぐらいの混み具合だが、今から学校に行っても昼からの授業しか受けられない。大丈夫か?
バスは神戸三宮バスターミナルを出ると新神戸駅にも停まる。新神戸駅の手前でトンネルに入ったので、どこに停まるのかと思っていたら、トンネルとトンネルの間にバス停がある。ちょうど新幹線の駅の真下あたりだ。ここから乗る人も1人いたが、意外だったのは降りる人がいたこと。短距離の利用もできるのだ。運賃は230円、市内バスの運賃で高速仕様のバスに乗ることができるのだ。新神戸駅を出たバスは六甲山の下をトンネルで抜け、箕谷ジャンクションから阪神高速北神戸線に入る。周りにビルはなく、都市高速の雰囲気は全くない。阪神高速は途中から有料道路になり、その有料道路も終わると、北摂三田ニュータウン。すぐにバス停があり、乗ってくる客がいる。三田も神姫バスのエリアなので、短距離の利用もできるのだ。フラワータウンで降りる。定刻の11:45に到着。フラワータウンからは神戸電鉄と地下鉄を乗り継いで三宮に行くことができるが、バスのほうが速く、乗り換えがなく、安い。鉄道の長所は本数が多いことぐらいだ。駅から離れたところならなおさらバスのほうが有利だ。時刻表に載っていないので地元の人以外にはわかりにくいが、そういうわけで三宮からの神姫バスは人気があり、その分神戸電鉄は苦しい。
12時近いので、ここでお昼にする。駅に近いビルの1階に弁当屋があり、そこではイートインスペースもあるため、弁当屋の中で食べることにする。中で食べる場合は、注文を受けてからつくるので、出来たてを食べることができる。唐揚げ、エビフライ、コロッケの弁当にした。お昼を食べ、駅前に戻って次に乗るのは、新大阪へのバス。こちらも神姫バスが運行する。ただ朝から晩まで一日中走っている三宮へのバスと違って、大阪へのバスは昼過ぎまでしかない。反対方向は昼からしか走らない。走らない時間帯は関学か近くのアウトレットへのバスになるようだ。フラワータウン12:40発のバスがやって来た。こちらも三宮からのバスと同じ短距離高速仕様なのだが、こちらにはコンセントがある。客は三宮からのバスに比べると少なく、15人ぐらいか? 時間帯を考えると悪くはない。バスは三宮から来たときと同じルートを走り、有料道路に入ってすぐのところにある神戸三田インターチェンジから中国道に入る。中国道は渋滞する高速道路として有名で、中国道を通る短距離の高速バスは考えられなかったが、新名神の開通で道路事情がよくなったからか、このような大阪と三田とを結ぶ短距離の高速バスが生まれることとなった。バスは中国道を快走する。ダイヤに余裕がないからなのか、結構飛ばす。中国道を中国池田で降り、阪神高速を通ってハービス大阪に定刻(13:32)の少し前に着いた。このバスは新大阪まで行くが、ここで大半が降り、車内はガラガラになった。バスは新御堂筋を通って新大阪の中国道ハイウェイバス乗り場に到着。ハービス大阪から遠回りして新大阪に行くので、定刻(13:44)より若干遅れて着いた。(続く)
| Permalink | 2
「バス」カテゴリの記事
- 名鉄バスセンター工事期間中の暫定バスターミナル、ミヤコ地下街に?(2025.06.09)
- 平成筑豊鉄道、バス転換なら系統は2つに分割(2025.06.09)
- とさでん交通に12億円の支援(2025.06.08)
Comments