指宿枕崎線鹿児島中央-喜入間で昼間に保線のため運休
JR九州は2026年2月19、20日の2日間、鹿児島中央-喜入間で日中(9~15時ごろ)、列車の運行を止めて保線工事を行います(特急3往復と快速1本は喜入-指宿間も運休)。バス等による代行輸送はありません。路面電車がある鹿児島中央-谷山間はともかく、谷山以南は数少ない路線バスぐらいしかないようです。
同じ指宿枕崎線でも山川より先なら保線をやってくれるだけありがたいでしょう。指宿-枕崎間の輸送密度は222人(2023年度、以下同じ)、いつ廃止になっても文句は言えない数字です。しかし、今回保線で運休するのは鹿児島中央-喜入間です。輸送密度は7685人もいます(ちなみに喜入-指宿間は1988人です。そんなに悪い数字ではありません)。そのような鉄道が大量輸送という本来の特性を発揮でき、問題なくやっていける路線で、昼間に列車の運行を止めて保線工事をするのです。
このように需要の多い路線だからこそ、1年近く先の保線工事のアナウンスをしているのでしょう。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/byarea/kagoshima/info/__icsFiles/afieldfile/2025/05/01/202505021400.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/company/info/data/pdf/2023senku.pdf)
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