新幹線等のヘッドカバーを麻から合皮に変更
新幹線や特急列車に掛けられているヘッドカバーは、何でできているのでしょうか? JR東海の場合、これまで麻が使われていました。しかし3月から順次、麻に代えて合成皮革が使われるようになっています。
なぜ合皮に代えたのでしょうか? これまでヘッドカバーは、1日1回交換していました。しかし、抗菌に優れている合皮なら、1日1回の拭き掃除で清潔さを保つことができます。交換作業の負担が軽減されます。もちろん、著しく汚れた場合には取り替えます。また、合皮はしわができにくいようです。
これまでヘッドカバーの色は白のみでしたが、合皮は染色しやすいので、新幹線のグリーン車は色付きにします。車両の内装の色に合わせて、N700Sはワインレッド、N700Aはダークブラウンなどとします。表面に模様をつける加工を施し、縁取り縫製やロゴマークを加えて高級感を出します。新幹線の普通車はライトグレーに、在来線はグリーン車も普通車もグレー系になります。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST333K4HT33OIPE00ZM.html)
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