名鉄名古屋のリニューアルは2段階で
名鉄名古屋は名鉄最大のターミナル駅ですが、2本の線路だけで全ての列車を捌いています。1941年と遅くにできたので、ターミナル駅らしい大きなものにはできなかったのです。同じホームから色々な行き先の列車が出ているのでわかりにくく、改札口も分散しています。段差も多く、使いづらい駅です。
そこでリニアを契機にして、名鉄名古屋の再整備をすることにしました。2線だけだった駅を4線にします。ただ、鉄道を営業しながらリニューアルを行いますので、一気にはできません。二段階に分けて工事を行います。まず1期では、今の駅の南側(豊橋寄り、太閤通のあたり)に駅を移します。このあたりに再開発ビルができるのですが(新しいバスセンターもそこにできます。どうやら新しいバスセンターが今よりも南側になるのは、名鉄名古屋の移設を見越してのことだったのです)、その地下に駅を移すのです。1期の時点では2線だけの駅ですが、今よりも駅は拡張され、使いやすくなります。その後、2期で4線化などを行います。駅の場所は1期と同じところですが、現在の駅施設は撤去されるので、さらに駅は拡張され、使いやすくなります。空港アクセス列車用のホームをつくり、ホームドアも設置します。
大がかりなリニューアルなので、期間はかなりかかります。工事の着手は2026年度ですが、1期の完成は2033年度、2期の完成は2040年代前半のようです。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2025/__icsFiles/afieldfile/2025/05/26/25-05-26meitetsunagoyastation.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20250526-3336869/)
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