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大和西大寺の高架化はどうなるのか?

 大和西大寺は奈良線と京都線、橿原線が交わるターミナル。地上にある駅ですが、駅周辺が渋滞しているため、鉄道高架化の話があります。

 しかしこの大和西大寺の高架化なのですが、奈良県と奈良市の協議が進んでいないのです。途中までは協議が行われていたのですが、それが止まっているのです。

 その理由は、奈良市が高架化の必要性に疑問を持っているからのようです。近くを走る道路(大和中央道)ができれば高架化がなくても駅付近の渋滞は解消すると考えているようです。周辺の道路整備や交差点の改良、各種交通規制で対応できると考えているようです。ただ、奈良県のほうはそう考えてはおらず、事業費(総額約1000億円、国と近鉄の負担を除いた額を奈良県と奈良市が1:1の割合で負担します)の負担を嫌っているからだと考えているようです。

 大和西大寺の高架化は単に駅を高架化するだけでなく、平城宮跡の問題や、車庫の取り扱いなども絡んできます。どうしても規模が大きくなって、事業費もその分高くなるので、奈良県は1か月ほど前に大和西大寺付近の高架化のみ行い、平城宮跡はそのまま地平を走らせるという案を出してきました。平城京跡の線路移設を含めると事業費は約2000億円、工期は40年であるのに対して、駅の高架化だけならそれぞれ約1000億円、20年と安くかつ短くなります。当初の平城宮跡の移設も含んだプランか、新たに出た大和西大寺の高架化のみにとどめるプランか、あるいは道路整備で対応するのか、話はさらに複雑になっています。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST5Z3G2CT5ZPOMB003M.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/553418)

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