イギリス王室のお召し列車専用車両、2027年に廃止
日本には皇室などごく限られた方のみが使う、お召し列車専用車両というものがあります。E655系という専用の車両があります。
イギリスにもそのような車両があります。1869年にビクトリア女王が専用車両を求めたのがその起源で、今の車両は1977年に登場しました。
しかし、イギリス王室は、その王室専用列車の使用を2027年3月で取りやめる方針です。現在の車両使用契約が2027年3月で切れるので、そこで王室専用列車は引退することになったのです。車両にかかる維持管理費用(120万ポンド、約2.37億円)の割には使用度合いが少なく(先代のエリザベス女王と違い、今のチャールズ国王は鉄道を使いません。2025年3月までの1年間で王室専用列車が使われたのは2回だけです)、2027年以降も王室専用列車を走らせるならば、さらに多額の費用がかかると見込んでいるからです。王室専用列車の廃止後は、2機のヘリコプターを購入し、代替とします。ただ鉄道に全く乗らないわけではなく、今後も民間の鉄道サービスは使います。
日本でもお召し列車専用車両が使われるのはそれほどありませんが(JR東日本が保有する在来線用の車両なので、東京近辺でないと走る機会がない、ということもあります)、幸いなことにE655系は高級団体車両としての使い道もあります。合理的な使いかたです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/2f3acf5ba4fffcec8e82e788c3a4174aad8c9ca8、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/562023)
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