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しなの鉄道に速達列車?

 しなの鉄道は北陸新幹線開業に伴ってできた第三セクター。軽井沢-篠ノ井間と長野-妙高高原間の2路線があります。基本的には軽井沢-篠ノ井-長野間(篠ノ井-長野間はJRに乗り入れ)と長野-妙高高原間の折り返し運行で、平日朝夕の通勤ライナー(「しなのサンライズ」、「しなのサンセット」)と休日に走る「軽井沢リゾート」を除いては、各駅停車です。

 そのしなの鉄道ですが、沿線の妙高高原でリゾート開発が行われています。外資系不動産ファンドによるリゾート開発で、2028年末のオープンを目指しています。しなの鉄道もその外資系不動産ファンドと連携しています。

 そこでしなの鉄道は、軽井沢と妙高高原を乗り換えなしで直結する速達列車を走らせることを考えています。各駅停車だと2時間半ほどかかり、しかも長野での接続が良いとは限りません。休日の「軽井沢リゾート」でも、2時間弱かかります。それを停車駅を長野などごく少数に絞って、約1時間半で結ぼうとしているのです。

 でも、軽井沢から妙高高原まで、普通列車で行くのはどれぐらいいるのでしょうか? 相手はリゾートホテルに泊まるお金持ちですから、よほど鉄道が趣味がない限りは、想定できません。快速なら、運賃以外に若干の指定席料金ぐらいしか取ることができません。大体、妙高高原までしなの鉄道に乗っていくことも想像できません。最寄りの新幹線駅(飯山が最寄りですが、観光資源を考えると長野もあり得ます)から車でしょう。

 ここにしなの鉄道が入るとすれば、「ろくもん」などの付加価値をつけた列車ぐらいです。お金もたくさんもらいますが、それに見合ったサービスをするのです。むしろしなの鉄道に必要なのは、沿線住民向けのサービスの向上です。通勤、通学など、沿線の人に使ってもらってこそ価値があるのです。幸い、沿線人口もそれなりにあるので、恵まれている部類です。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/f772ef63fad255fcde17275985786bddda8e3696、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC254IJ0V20C25A3000000/?msockid=14a30a4a6e7662f310461f4b6ffd6323)

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