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August 2025

小野田線の定期があれば、並行するバスも利用可能に

 小野田線も2024年度の輸送密度が391人と利用者の少ない路線で、今は消えましたが、隣の宇部線とともにBRTにする計画がありました。

 ただ幸いなことに、小野田線は宇部市と山陽小野田市の2市だけなので(しかも大半は山陽小野田市)、小回りが利きやすいというメリットもあります。このたび、山口県、宇部市、山陽小野田市などから成るJR小野田線活性化委員会とJR西日本は、実証実験を行います。

 実証実験の期間は10月1日から2026年3月31日まで。実証実験の内容は、(1)小野田線の雀田-小野田、長門本山間を含む通勤、通学定期券を持っている人が、「WESTER」との併用で(「WESTER」の参加登録と、NFC対応のスマホが必要です)、小野田線と並行する区間の船木鉄道のバスに追加料金なしで乗ることができること (2)実証期間中、夜間に小野田線列車を1往復増発すること です。追加料金なしで乗ることのできる船木鉄道のバスは、おおよそ山陽小野田市内のエリアで、1日3往復しかない長門本山にも行くことができます。2024年11月から3月にかけて小野田工業高校の生徒を対象に行ったモニター実験では116回の乗車があり、列車がない下校時に使うことが多かったようです。夜間に追加される列車は、宇部新川21:13発小野田21:42着、小野田22:19発宇部新川22:47着です。実証実験中は毎日運転します。2021年3月のダイヤ改正で廃止された列車が復活する格好になります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250821_00_press_onodasen_2.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250806_00_press_yusoumitsudo_1.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/552192efd103169af7168bef078a8293786d6b54)

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山陰線人丸-滝部間、9月27日から運転再開

 山陰線長門市-小串間は2023年6月の大雨で被災し、運休しています。

 このうち、長門市-人丸間及び滝部-小串間は2024年6月22日に運転を再開しましたが、特に被害の大きかった粟野川橋りょうを含む区間である人丸-滝部間は、運休を続けていました。しかしこの人丸-滝部間も復旧工事完了の目途が立ち、運転を再開することができるようになったのです。

 運転再開は、9月27日です。これにともない、観光列車「〇〇のはなし」も、9月27日から運転を再開します。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」も9月29日出発の「山陰コース(上り)」から山陰線経由で走ります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250821_00_press_saninsen.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250821_00_press_marumarunohanashi_Untensaikai.pdf)

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肥薩おれんじ鉄道、列車代替バスの運行開始

 8月11日の大雨により、肥薩おれんじ鉄道は八代-肥後田浦間で列車の運行を取り止めていましたが、8月22日から日奈久温泉-肥後田浦間の運行を再開しました。引き続き運休しているのは八代-日奈久温泉間のみです。

 運休している八代-日奈久温泉間については、8月22日から列車代替バスの運行を開始しています。肥薩おれんじ鉄道の乗車券でそのまま乗車することができ、平日は11.5往復、休日は6往復します。平日は日奈久温泉22:26発を除いて全ての便が列車代替バスに接続していますが、休日は半分程度しか接続がありませんので、注意が必要です。

 ただ、この区間には産交バスも並行して走っています。八代市役所前と道の駅たのうらとを結ぶ便ですが、こちらも8月25日から一部の便の運行を再開しました。そして、9月3日からは平常ダイヤに戻ります。列車代替バスとは違い運賃は別払いですが、列車代替バスの少ない休日にはこちらの利用を考えたほうが良いかもしれません。
(参考:肥薩おれんじ鉄道ホームページ https://www.hs-orange.com/page1083.html、産交バスホームページ https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/press-yatsushiro0821.pdf、https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/press-yatsushiro0829.pdf)

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姫路-英賀保間の新駅は手柄山平和公園

 山陽線姫路-英賀保間に2026年春に開業する予定の新駅ですが、その名称が決まりました。

 その名称は、手柄山平和公園。新駅と手柄山平和公園は直接デッキで結ばれており、その公園の名前を採用したのです。なお、手柄山平和公園は2025年4月に手柄山中央公園から改称されました。また、手柄山平和公園の中には10月にひめじスーパーアリーナがオープンし、その最寄り駅にもなります。

 駅舎は線路の上にあり、ホームは相対式の2面ホームです。ホームの長さは245メートルです。駅には「みどりの券売機」も備えられています。駅の整備費は約30億円、そのうち姫路市が2/3、残りをJR西日本が負担します。JR西日本は公園の利用者や地元住民など、1日あたり5000人の利用を見込んでいます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250819_00_press_shinekimei.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF1938Y0Z10C25A8000000/)

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ライトライン、予想より利用者が多くてマスコミに叩かれる

 開業してから2年が経過したライトライン。開業前の予測では平日の1日あたりの利用者数を約1.6万人としていましたが、予想以上に好調で、2割も多い2万人近くが利用しています。

 そんな大好調のライトラインですが、それでもマスコミは叩きます。その理由は、混雑しているから。平日朝には最短で4分間隔で走りますが、それでも乗車率は110~120%になります。最も混雑する便では130%にもなります。130%の場合、扉の付近は窮屈で、リュックを背負って乗り降りするのは難しいようです。

 混雑緩和のためには車両を増やせば良いのですが、車両の値段も上がっています。開業したときは1編成あたりの価格は約4.3億円でしたが、資材価格などが上がり、今増やすと倍になるようです。また、車両を増やしても、人手不足のため、運転士を増やすのは難しいです。訓練にも時間がかかります。そのため、宇都宮市は2編成分の台車だけを11億円で買う方針です。台車は他の部品に比べて点検に時間がかかるので、点検の時にはすでに整備済みの台車に履き替え、点検の時間を短縮させるのです。

 そもそも、混雑の根本的な原因は、ライトラインが政局になり、建設が決まるまでに時間がかかったため。何の代案もないのに反対派が粘ったのです。また、鉄道は単体で採算を取らないといけないという時代遅れの考えのため、ライトラインも確実に需要が見込める計画になりました。整備新幹線など開業すれば一定の需要があるものにはマスコミは冷淡で(ただし、便利なので、開業すれば使います)、時代遅れの鉄道ばかりが残ります。道路も空港も整備されるのに、鉄道だけが明治時代のままでは使われなくなるのも当たり前です。アップデートしないといけないのです。ライトラインも確実に使う東部の工場利用者だけが使うものとし、開業に伴う沿線の人口増加、大規模イベントによる利用者増加などは考えませんでした。工場への通勤客だけでも採算がとれる、として計画を進めたのです。そのため、イベント等で需要が増えたときに対応できなくなっているのです。ある意味、ライトラインの混雑は公共交通機関への理解が薄いマスコミによって引き起こされたとも言えます。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO084744/20250823-OYTAT50004/)

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九州新幹線で生ビール

 かつて、新幹線でも生ビールを飲むことができました。食堂車があった時代には食堂車で飲むことができましたし、そうでなくても車内販売で生ビールを売ることができるように設計された車両もありました。

 しかし、今はその車内販売もありません。乗車前に駅などで買っておかないと、食べることも飲むこともできません。ところが、8月22日、8月29日、9月12日の3日間は、九州新幹線で生ビールの販売をします。

 生ビールの販売をするのは、博多-熊本間の「つばめ」(下り3本、上り4本)と、博多-鹿児島中央館の「さくら」(下り2本、上り2本)。いずれも夕方以降に出発する便です。野球場で生ビールを売っている販売員が新幹線に乗り込み、売ります。販売する生ビールは、「アサヒスーパードライ」。約420ミリリットルの生ビールを500円で売ります。ちょっとしたおつまみも付いています。支払いは現金のみです。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/byarea/fukuoka_saga/info/__icsFiles/afieldfile/2025/08/18/20250818_bear_shinkansen_1.pdf)

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新見-備後落合間は5本の運転時刻変更

 以前にも記事にしましたが、芸備線の利便性向上の施策は、新見-備後落合間でも行います。

 新見-備後落合間では、10月14日から、一部列車の運転時刻が変わります。新見-東城間の区間列車を含めて上下合わせて12本走っていますが、そのうち5本の時刻が変わるのですから、結構な規模です。

 運転時刻が変わるのは、下りが新見18:20発備後落合19:46着、新見21:53発東城22:29着。それぞれ、新見18:51発備後落合20:18着、新見22:28発東城23:04着に変わります。上りが東城5:22発新見6:03着、東城17:04発新見17:39着、備後落合20:10発新見21:36着。それぞれ、東城6:19発新見6:55着、東城17:20発新見17:56着、備後落合20:40発新見22:09着に変わります。なお、これに伴い、伯備線の一部列車についても、運転時刻の変更を行います。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250819%20_00_press_geibisen_henkou.pdf)

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紀勢線白浜以南の利用状況について

 紀勢線白浜-新宮間は特急が走る路線でありながら、利用者は極めて少ないです。特急が1日5往復走る路線であるにもかかわらず、輸送密度はたったの935人(2023年度)。特急がなければ悲惨な数字です。

 そのため、紀勢本線活性化促進協議会は、繁忙期を除いて月曜日から木曜日は運休している「くろしお」1往復を毎日運行させるという増便実証実験を行います。「くろしお」は2021年3月のダイヤ改正で一部は週末を中心に運転する臨時列車になりましたが、そのうちの1往復を毎日運転にするのです。実証実験の期間は11月4日から2026年3月31日までですが、2026年度も行う予定です。「WESTERポイント」で還元するキャンペーンなども行います。

 さて、現在、白浜以南の特急停車駅の利用状況はどのようになっているのでしょうか? 興味深い資料がありましたので、紹介します(数字は2023年度)。白浜の全列車乗車人員は626人、そのうち下り(新宮方面)の特急乗車人員は16人です。周参見の全列車乗車人員は98人、そのうち下り(新宮方面)の特急乗車人員は1人、上り(和歌山方面)の特急乗車人員は11人です。串本の全列車乗車人員は250人、そのうち下り(新宮方面)の特急乗車人員は3人、上り(和歌山方面)の特急乗車人員は63人です。古座の全列車乗車人員は107人、そのうち下り(新宮方面)の特急乗車人員は0人、上り(和歌山方面)の特急乗車人員は13人です。太地の全列車乗車人員は91人、そのうち下り(新宮方面)の特急乗車人員は0人、上り(和歌山方面)の特急乗車人員は13人です。紀伊勝浦の全列車乗車人員は324人、そのうち下り(新宮方面)の特急乗車人員は77人(「南紀」の数字も含んでいます)、上り(和歌山方面)の特急乗車人員は108人です。 新宮の全列車乗車人員は828人、そのうち上り(和歌山方面)の特急乗車人員は105人です(「南紀」の数字も含んでいます)。意外と紀伊勝浦の利用者は多かったですし、国鉄時代からの特急停車駅(白浜、串本、紀伊勝浦、新宮)と急行停車駅(周参見、古座、太地)の差は今でもはっきりとしています。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250821_00_press_Kiline_riyousokushin.pdf)

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9月と10月に名阪間直通の「楽」

 近鉄の「楽」は団体列車用につくられた車両です。そして、この「楽」を使った名阪間の直通列車が、9月と10月に走ります。

 近鉄名古屋-大阪難波間を「楽」が走るのは、9月6日、7日、21日、10月4日、5日の5日間。ダイヤは近鉄名古屋6:55発大阪難波10:12着、大阪難波21:05発近鉄名古屋23:56着で、往復とも途中、桑名、近鉄四日市、白子、津、鶴橋、大阪上本町に停まります。運行日やダイヤを見ると、10月13日に閉幕する大阪・関西万博用の列車です。

 この列車に乗るには、専用の切符が要ります。「名阪楽のりきっぷ」というもので、大人3260円、子供1630円です。近鉄名古屋-大阪難波間の片道運賃と「楽」料金をセットにしたもので、短い区間だけを乗っても同額です。そのほかの普通乗車券、定期券などでの乗車はできません。「名阪楽のりきっぷ」は8月26日から、特急券発売窓口で発売します。なお、この直通列車は号車のみ指定の座席定員制で、購入時に希望する号車を指定することとなっています。
(参考:近鉄ホームページ https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/cdf1c6bf92fa40eeae035dbb06741f71/oshirase_0822-1005.pdf)

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沖縄鉄軌道の部分開業案

 沖縄を南北に走る沖縄鉄軌道。以前からはありますが、採算がネックになって、前に進んでいません。

 そこで沖縄県は、収益性の高い地域を先行して整備することも考えているようです。おそらく、南部のみができ、名護などの北部はできないままになるでしょう。全線を開業させるためには、これまた以前に指摘したことですが、政治が絡む話になってしまいます。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20250807-DODH3J4BXVOULBIABTSVP57SUU/)

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「南紀」の自由席が減る?

 名古屋と紀伊勝浦を結ぶJR東海の特急、「南紀」。指定席と自由席1両ずつの2両編成で走っています。

 その「南紀」ですが、10月1日から自由席が減るようです。詳細はわかりませんが、半分とか2/3になるのでしょうか? 指定席の販売状況が割合順調なのかもしれません。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044475.pdf)

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平成筑豊鉄道、初乗りが270円に

 平成筑豊鉄道は、10月18日に値上げを行います。普通運賃の改定率は平均21.63%で、消費税率の改定を伴うものを除くと、2009年4月以来の値上げです。

 さて、新しい運賃はいくらになるのでしょうか? 現在220円の初乗り運賃(3キロまで)は270円になります。初乗りとしては結構高い運賃です。ケーブルカーなどの観光鉄道を除くと、日本で一番高いのではないでしょうか? 一番長い直方から行橋までは、990円から1170円に上がります。

 また、この値上げに伴い、一日乗車券の「ちくまるキップ」も上がります。1000円から1500円に上がります。しかし、筑豊電気鉄道にも乗ることができる、「へいちくてつフリーきっぷ」は1600円のままです。100円を追加すれば良いだけになるので、場合によっては「へいちくてつフリーきっぷ」の利用を考えたほうがいいかもしれません。ちなみに、平成筑豊鉄道の直方と筑豊電気鉄道の筑豊直方の間は約800メートル離れていて、急いで歩いても10分かかります。
(参考:平成筑豊鉄道ホームページ https://www.heichiku.net/2025/08/04/25300/)

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長電バス屋代須坂線、廃止か?

 屋代と須坂の間は鉄道が走っていましたが、2012年で廃止され、その後は系列の長電バス等が走らせています。

 この長電バスの屋代須坂線。一時はそれなりの利用があったようですが、今は厳しい状況です。運営する長電バスは、2026年9月以降に減便もしくは廃止をすることを考えています。高校生などの通勤通学需要が7割を占めるため、朝夕は一定の需要がありますが、それ以外の時間帯は少なく、10人未満に留まり、長い間、赤字が続いているようです。2024年8月に減便を行いましたが、それでは済まないようなのです。

 さすがにそれなりの需要がある朝夕まで消えることはないでしょうが、それ以外の時間帯は沿線からの補助金がない限り、厳しいでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/2b34a1431e2dfefb16d1ba5fa81d62265edc5630)

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北陸新幹線の京都の駅を長岡京市か向日市に置く案

 途中の敦賀で止まり、敦賀-新大阪間が未着工のまま残っている北陸新幹線。「東京以外はどうなっても構わない」と考えるならともかく、そうでない限りは残る区間をどうやって開業させるかを考えないといけないのですが、いろいろ内輪でもめ、余計に話をややこしくしています。

 北陸新幹線の京都の駅は、利便性を考えると今の駅に併設するのが一番良いのですが、どうしても京都の中心部をトンネルで通過しないといけません。工期も工費もその分かかります。そこで中心部を避ける案として京都の駅を桂川にする案も出ましたが(運営するJR西日本も妥協できるとしています)、さらに京都から離れる案を提案する人もいます。

 どこに駅を置くのかと言えば、長岡京市か向日市。京都へはそこからJR京都線で行きます。長岡京市でも向日市でも京都と大阪の間にありますから、列車の本数は十分ありますし、高槻や茨木に住んでいる人の利便性も損ないません。京都からは若干不便になりますが、京都側がまいた種なので、仕方がありません。

 この長岡京市か向日市で建設コストが下がり、それで関係者の同意が得られるのなら、それはそれで良いでしょう。「米原ルート」の場合、現状では新大阪までの直通が確約できません。「米原ルート」の問題が解決できていれば、「米原ルート」で関係者の同意が得られているはずです。「小浜-京都ルート」の微調整で済むなら、そのほうがベターです。

 「米原ルート」に致命的な欠点がある以上、今は最終形を「米原ルート」に変える時期ではありません。長期的には、「米原ルート」、「小浜-京都ルート」にある問題点を潰しつつ、現状の最大の問題点である敦賀での乗り換え抵抗をなくすことを考えることが先決です。一番は狭軌かフリーゲージトレインでの直通(新幹線上で時速160キロが出れば合格です)、その次が「サンダーバード」の新幹線ホーム乗り入れ、少なくとも中間改札の撤去(+エスカレータの移設)が必要でしょう。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/7264fce3b4e31f5d84fb132b2b9656612e9cfb81)

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ロングシートの「快速 うれしート」

 万博閉幕の翌日の10月14日、JR西日本はダイヤ改正を行います。

 万博開催期間中は臨時列車を出していましたが、それが消えることになります。大阪環状線や桜島線はともかく、阪和線の快速1本も運転を終了します。どうやら阪和線のも、万博のための臨時列車だったのです。

 このほか、加古川線西脇市-谷川間で2往復走っていた臨時列車も運転を終了し、「こうのとり」の谷川での臨時停車もなくなります。果たして、これらの施策で加古川線の利用は増えたのでしょうか?

 そして、今回も「快速 うれしート」が増えます。今回新しく増えるのは、学研都市線・JR東西線と、阪和線。まず阪和線は、平日朝に、日根野発天王寺行きが2本(いずれも日根野6時台発)、平日夜に天王寺発日根野行きが3本(天王寺19~20時台発)走ります。上り、下りともに最後部の車両の後ろ半分が有料エリアになります。2列と1列の組み合わせなので、座席数は15です。転換クロスシートなので、一部の座席は後ろ向きのままです。

 そしてもうひとつの路線、学研都市線ですが、平日朝に奈良、木津から宝塚、新三田に2本(木津5時台発と8時台発)、平日夕方から夜にかけて新三田、宝塚から木津に5本(北新地16~17時台発と20~21時台発)走ります。上り、下りともに最後部の車両の後ろの部分が有料エリアになります。座席数は12です。

 さて、転換クロスシートの223系や225系が走る阪和線と違い、ロングシートしかないはずの学研都市線・JR東西線ではどの車両が使われるのでしょうか? 実は、ロングシートの車両がそのまま「快速 うれしート」として使われるのです。ロングシートの車両をそのまま有料として使うという、東京でもなかったことをやるのです。ロングシートの有料列車は、関西では期間限定で阪神がやったことがあり(ただし、定員はかなり絞っていましたので、ゆとりがありました。2027年に登場する座席指定サービスの座席配置については不明です)、定期列車でも京阪の「ライナー」が該当しますが、こちらはロングシートでも座席のレベルが高いです。しかし、この学研都市線・JR東西線の「快速 うれしート」はごく普通のロングシートに6人ずつ座らせます。通常の通勤列車と変わらない状況にお金を出す人がどれくらいいるのでしょうか? もっとも、「快速 うれしート」は車両を改造するわけでも何でもなく、のれんで区切るだけなので、利用状況が悪ければ、止めれば良いだけです。JR西日本にとってリスクは小さいです。

 なお、既存の「快速 うれしート」は好調のようで、今回のダイヤ改正でも、増えます。嵯峨野線は2本から4本に増え、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線については休日に新たに設定するとともに、平日も追加やサービス区間の延長を行います。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250822_00_press_AkiDaiyakaisei_1.pdf)

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「かわせみ やませみ」が京都鉄道博物館へ

 京都鉄道博物館には、JR西日本の営業路線とつながっている線路があり、これを使って現役の車両を展示することができます。

 今回京都鉄道博物館で展示されるのは、JR九州の特急「かわせみ やませみ」。現在開催中の「熊本デスティネーションキャンペーン2026・プレキャンペーン」に合わせての企画です。9月18日から23日まで、京都鉄道博物館本館1階で展示されます。まだ決まっていませんが、車内公開や特別展示に伴うイベントも計画中です。

 また、この「かわせみ やませみ」は九州から来るのですが、その行き帰りにアルバイトもします。広島と熊本の間を特別ツアーで走るのです。JR九州の観光列車が九州を出て走るのは、これが初めてです。行きは9月13日、熊本から博多を経由して広島まで行きます。10時間かけて走ります。帰りは9月27日、広島から筑豊線を経由して熊本まで戻ります。筑豊線を経由するので、博多は通りません。こちらも10時間かけて走ります。行きのツアーはすでに募集を開始していて(インターネットのみでの販売です)、値段は44000円からとなっています。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250812_00_press_kawasemiyamasemi.pdf)

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ライトラインの延伸、宇都宮駅西口は2階に

 ライトラインはJRの駅から東の部分だけをつくっておしまい、というわけではありません。西のほうもつくられます。今の起点の宇都宮駅東口から西口を経て、教育会館前までの約4.9キロです。

 どこようなルートになるか、簡単に説明します。宇都宮駅東口から北に60パーミルの急勾配で上り、在来線の線路を跨ぎます。新幹線の高架はくぐり、駅の西側に出ます。半径30メートルの急カーブで南に曲がり、すぐに宇都宮駅西口の停留所です。宇都宮駅東口は地上ですが、宇都宮駅西口は2階にできます。JRの改札と同じレベルにあり、乗り換えがしやすくなっています。屋根が付いて、雨に濡れる心配なしに乗り換えができるという話もあります。その後、半径30メートルの急カーブで馬場通りに出て、60パーミルの急勾配で地上に降ります。

 ライトラインには東武宇都宮駅前が設けられますが、東武宇都宮とは200メートルほど離れています。東武との間は徒歩での乗り換えになりますが、乗り換え通路には屋根を設け、雨に濡れないようにするようです。

 各停留所のホームの長さは原則として30メートルですが、宇都宮駅西口など多くの利用者が想定されるところについては、40メートルに伸ばします。また、東武宇都宮駅前の西側に、渡り線を設けます。東武宇都宮駅前で折り返すこともできます。終点の教育会館前の近くには、車庫を設けます。既存の車庫を補完する役割を持ち、ピーク時、異常時、イベント時などに一部車両の留置ができます。

 ダイヤに関しては、ピーク時6分間隔、オフピーク時10分間隔を想定しています。現在より運行本数が増えることになります。宇都宮駅西口-教育会館前間の所要時間は、20~22分です。

 そして、開業時期ですが、やはり2030年は無理だったようで、2030年台半ばになるようです。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/utswest2025/)

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夢洲へのアクセス鉄道は桜島から、中之島線の延伸は九条止まり

 少し前の記事で予告した、夢洲への鉄道構想です。

 今は地下鉄だけしかない夢洲への鉄道ですが、ほかにも鉄道の構想があります。過去に国の審議会で整備が望ましいとされたのは、中之島から西九条、新桜島、舞洲を経て夢洲に行くルートです。

 ただ、このルートだと事業費がかなりかかります。そこで出てきた案が京阪中之島線は九条まで伸ばし、桜島線は桜島から舞洲、夢洲へと伸ばします。大阪府、大阪市はこのほど、中之島-夢洲間のルートと中之島-九条間、桜島-夢洲間のルートを比較し、費用対効果の面で後者のほうが優れていると判断しました。後者の案ではすでに鉄道がある西九条-(新)桜島間はつくらないので、その分だけコストが下がったのでしょうか? Osaka Metroとこの桜島からのアクセス鉄道で、2030年秋開業予定のIRへの輸送を担います。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF062090W5A800C2000000/)

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10月26日ダイヤ改正で3000系の「プレミアムカー」は2両に

 京阪は万博閉幕後の10月26日に、ダイヤ改正を行います。

 今回は前回のように、ダイヤが根本的に変わるということはありません。平日の朝夕等に若干の増発等がある程度です。一番の大きな変化は、3000系の6号車に連結されている「プレミアムカー」を5号車にも増やすのです(8000系はこれまで同様、6号車の1両のみ)。8両編成中2両が「プレミアムカー」になるのです。新たに「プレミアムカー」をつくり、5号車に入れるのです。新たに追加される「プレミアムカー」は6号車とほぼ同じ設備ですが、乗降口は6号車寄りに設置されます。また、スーツケースなど大きな荷物を置くことができる、ラゲッジスペースを拡大します。ダイヤ改正後は1時間に5本ある特急のうち、2本が3000系で運転されます。そのため、席数で考えると片道1時間あたりでは、「プレミアムカー」提供座席数が約200席から約280席に増えることになります。

 この「プレミアムカー」の増結のため、ダイヤ改正前日の10月25日は、3000系での運行は行いません。また、10月23日から25日の間は、車両の組み替えのため、一部列車では「プレミアムカー」のサービスは行いません。

 今回のダイヤ改正では、京阪本線の一部区間と中之島線にもワンマン運転を拡大します。新たにワンマン運転を行うのは、淀屋橋、中之島と萱島との間で、4両編成で走る区間急行と普通です。4両編成でも萱島から先の京都方面へは、車掌が乗り込み、乗務します。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/corporate/info/release/assets/250818_keihan-railway.pdf)

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名鉄等も「manaca」で子供運賃の一部をポイントで還元

 子供が交通系ICカードを使うと、大幅にポイントをプレゼントするところがあります。そして、名鉄等もこの夏、小児用「manaca」を利用した場合、運賃の一部をマイレージポイントで還元する「こども manaca おでかけキャンペーン 第2弾」を行っています。同様のキャンペーンはすでに2024年12月から2025年2月にかけて行いましたが、今回は名鉄グループの鉄道に加えて、バスも対象にしました。

 「こども manaca おでかけキャンペーン 第2弾」の開催期間は8月1日から9月30日まで、対象となる交通機関は、名鉄、豊橋鉄道、名鉄バス、岐阜乗合自動車、知多乗合、名鉄東部交通です。いずれも期間中に小児用「manaca」を使って乗車したときに払った運賃の一部をマイレージポイントで還元します。例えば、名鉄の場合、1乗車あたり最大200ポイントを還元します(乗車運賃が200円に満たない場合は、支払運賃分のみをポイント還元します)。

 ポイントの付与は、利用月の翌月下旬ごろに行われます。自動券売機を操作して、ポイント還元する必要があります。なお、マイレージポイントを使って乗車した場合は、ポイント付与の対象となりませんので、御注意ください。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2025/__icsFiles/afieldfile/2025/07/28/25-07-28koma.pdf)

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天草-熊本空港間、阿蘇-高千穂間にバス

 産交バスは、この10月1日から、熊本県が誇る主要観光地、天草、阿蘇、そして宮崎県にありますが高千穂へのアクセス向上となるバス路線を走らせます。

 ひとつが、10月1日に運行を開始する天草-阿蘇くまもと空港線。熊本市内を通らずに、天草と熊本空港とを結ぶ路線です。一部区間は九州道、高規格道路を経由します。1日2往復し、所要時間は2時間40分程度です。主な区間の片道運賃は、天草産交-阿蘇くまもと空港間が3000円、三角産交-阿蘇くまもと空港間が2000円です。阿蘇くまもと空港行きのみ、予約を受け付けます(予約がなくても、空席があれば乗車できます)。天草産交行きは、予約を受け付けず、先着順の乗車となります。

 もうひとつは、10月10日に運行を開始する阿蘇-高千穂線。阿蘇駅前から高森駅交流施設を経て、高千穂バスセンターに行きます。こちらは高速道路は通りません。1日3往復し、所要時間は1時間50分程度です。主な区間の片道運賃は、阿蘇駅前-高千穂バスセンター間が3000円、阿蘇駅前-高森駅交流施設間が1500円、高森駅交流施設-高千穂バスセンター間が1500円です。南阿蘇鉄道に乗って、そこから高千穂方面に行くこともできます。予約制ですが、予約がなくても空席があれば乗車できます。

 なお、どちらの路線も、運行初日は全便無料です。乗車するには、事前にインターネットで予約する必要があります。
(参考:産交バスホームページ https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/press-newroute-202510.pdf)

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長野電鉄、自動改札を導入か?

 長野電鉄は12月1日に値上げを行います。消費税率の改定に伴うものを除くと33年ぶりの値上げですが、改定率は平均26.5%とかなり高くなっています。初乗りは170円から210円になり、長野から主要駅までの運賃は須坂が550円から680円に、小布施が680円から870円に、信州中野が930円から1220円に、湯田中が1190円から1660円になります。通勤定期、通学定期もそれに応じて値上がりします。

 その長野電鉄ですが、新たな設備投資として自動出改札システムの導入を行います。利用者の利便性向上のほか、駅業務の省力化を図るのが目的です。無人駅を増やすのでしょう。
(参考:長野電鉄ホームページ https://www.nagaden-net.co.jp/hubfs/運賃改定プレス資料20250731.pdf)

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豊橋鉄道、休日は20分間隔に

 豊橋鉄道は9月6日にダイヤ改正を行います。

 今回大きく変わるのは休日。これまで渥美線は平日、休日ともに15分間隔の同一ダイヤで運転してきましたが、実際の利用状況を踏まえて、休日は20分間隔のダイヤにします。東田本線(市内線)もこれまでは平日、休日ともに赤岩口行きと運動公園前行きが15分間隔で互いに運行するダイヤでしたが、こちらも休日は20分間隔の運転になります。赤岩口行きと運動公園前行きが分かれる井原までは7~8分間隔から10分間隔になります。

 早朝に関しては平日、休日ともに始発を繰り上げ(三河田原5:10発、赤岩口5:17発になります)、豊橋での下り(名古屋方面)始発に乗り継ぎができるようにします。

 また、雨天時や多客時、そして東田本線(市内線)に関しては道路状況により、平日朝に遅延が発生することがあります。そのため、一部列車の時刻を変更します。
(参考:豊橋鉄道ホームページ https://www.toyotetsu.com/ufile/newsrelease/12_file.pdf)

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九州新幹線、線路に避難

 南九州に大雨が降った11日のことですが、熊本市内の九州新幹線上に新幹線の車両が並びました。

 なぜそうなったのかと言えば、車庫から新幹線車両を避難させたため。熊本総合車両所よりも高架の線路のほうが安全との判断から(結果としては熊本総合車両所は浸水しませんでした)、熊本総合車両所にあった13編成の車両を順番に高架の線路に移動させたのです。熊本駅との間約10キロに並べ、しのぎました。車庫への浸水で思い出されるのは、2019年の台風19号。このときは千曲川の氾濫で長野新幹線車両センターが浸水し、10編成が廃車になりました。そのときの教訓を基に、JR九州は年1回、避難訓練を行い、今回、実際に避難させました。

 新幹線はこれで良かったのですが、九州には今回の大雨で運休している区間があります。JR九州の日豊線は西都城-霧島神宮間及び国分-鹿児島間が8月中に復旧する予定ですが、霧島神宮-国分間の復旧は9月下旬の予定です(8月26日からはバス代行を行う予定です)。肥薩線吉松-隼人間も列車の運行再開まで時間がかかります。バス代行は9月1日からの予定です。

 肥薩おれんじ鉄道は、八代-肥後田浦間が運休しています。復旧までは1か月以上かかるようです。この区間には並行して産交バスも走っていますが、こちらも運休しています。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST8F1PP9T8FOXIE02WM.html、JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2025/08/15/20250815_Heavy_rain_in_Kagoshima_and_Miyazaki_areas.pdf、肥薩おれんじ鉄道ホームページ https://www.hs-orange.com/page1080.html?type=top、産交バスホームページ https://www.sankobus.jp/unkojokyo/)

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8月29日から「PRiVACE」の運行本数さらに増加

 阪急京都線の特急系車両(2300系、9300系)には座席指定サービス「PRiVACE」の設定があります。このたび、2300系3編成を増備して(「PRiVACE」のある編成は7編成から10編成に増えます)、3月に続いて「PRiVACE」の運行本数を増やすことになりました。

 運行本数が増えるのは、8月29日から。1日あたりの運行本数は、平日は55本増えて159本に、休日は56本増えて167本になります。約1.5倍に増え(この中には茨木市発京都河原町行きの準特急2本が含まれます)、1時間あたりにすると現行の3~4本から4~6本に増えます。ロングシートの特急、準特急は平日が45本、休日が23本に減り、少数派になります。休日でも20分待てば「PRiVACE」に乗ることができます。
(参考:阪急ホームページ https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/6bf7f128c9b3f70517d58892249627d913f1d62d.pdf)

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中央線が止まり、多くの人が万博会場で一夜を過ごす

 夢洲で行われている大阪・関西万博のメインアクセスはOsaka Metroの中央線。夢洲に乗り入れる唯一の鉄道であり(夢洲に行く新たな鉄道構想については、別記事で書きます)、本数が多く、予約が要らないので、使いやすいです。バスに乗るだけのために「KANSAI MaaS」という独自のアプリを入れる必要もありません。高速バスの予約サイトならすでにあるのに、わざわざ独自のアプリを入れるという面倒なことはしたくありません。そういうわけで、地下鉄は来場者の7割を運んでいます。

 このOsaka Metro中央線ですが、8月13日、故障しました。21:28ごろ、コスモスクエア-大阪港間で第三軌条にトラブルが発生し、一時は全線で運転を見合わせました。しばらくすると夢洲-コスモスクエア間、阿波座-学研奈良登美ヶ丘間の運転を再開しましたが、コスモスクエア-阿波座間が復旧したのは、翌朝5:25でした。コスモスクエアからニュートラム、四つ橋線経由で帰ることはできたものの、夢洲方面からの折り返しを想定していないコスモスクエアの配線(ただし、逆に言えばよくそのような状況で折り返し運転をしたとも思っています)、新交通システムのニュートラムの輸送力を考えると、通常のように多くの人を運ぶことができません。そのため、多くの人が万博会場で一夜を過ごすことになりました。さらにその影響で、14日の万博の開場が遅れましたし、パビリオンの中には営業開始を遅らせたところもありました。

 なお、Osaka Metroは中央線などで終夜運転をしましたが、それ以外でも臨時列車を運転したところはありました。JR西日本では桜島線で臨時列車を走らせたほか、大阪環状線では終夜運転も行いました。阪急も14日1時ごろに臨時列車を走らせました。また、万博会場で一夜を過ごすというある意味貴重な出来事を逆手にとって、楽しんだ人もいたようです。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/expo2025/20250814-OYT1T50083/、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250813/k10014893741000.html、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF13AZF0T10C25A8000000/、https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF13B9B0T10C25A8000000/?msockid=14a30a4a6e7662f310461f4b6ffd6323、Osaka Metroホームページ https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20250814_r4unkou_release.php?_gl=1*1d1dcnu*_ga*NzY4NTc5MjkzLjE3NTA1MTU1NDc.*_ga_LT5TV95QB9*czE3NTUxNjk1NjQkbzE3JGcxJHQxNzU1MTY5NzQxJGo1OSRsMCRoMA..&_ga=2.140403123.1622620681.1755169564-768579293.1750515547)

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北条鉄道にも「ICOCA」

 北条鉄道はこのたび、利便性のため、「ICOCA」を導入することにしました。

 8月から12月の予定で、北条鉄道の全駅及び加古川線粟生駅乗換ホーム上に改札機を設置します。自動改札を導入するわけではなく、ICカードの利用者がタッチするタイプのものです。

 近隣のJR西日本加古川線、神戸電鉄ともに交通系ICカードが使えますので、北条鉄道もICカード導入が求められていたところでしょう。利用開始時期は今のところ未定ですが、2026年春には使えるようになるものと思われます。
(参考:北条鉄道ホームページ www.hojorailway.jp/topics/2025/14762.html)

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静岡からディズニーランド等に行く学生に割引切符

 JR東海は、静岡からディズーランド等に遊びに行く学生を対象に、お得な割引切符をつくりました。

 その切符の名前は、「静岡ユース★おでかけきっぷ」。中学生、高校生、専門学校生、大学生(大学院、短大を含みます)で、「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」、「イマーシブ・フォート東京」のいずれかのチケットを持っている人のみが使えるもので、「こだま」の自由席にお得に乗ることができます。発売期間は8月11日から29日(利用開始日の前日まで発売)、利用期間は8月18日から31日、有効期間は2日間で、この間にディズニーランドに行くことになります。なお、この切符は枚数限定ですので、ディズニーランド等のチケットがあるからといって、無制限に買うことができるわけではありません。

 値段は東京-三島間が4000円、東京-新富士間が5000円、東京-静岡間が6000円、東京-掛川間が7000円、東京-浜松間が8000円で、正規料金のほぼ半額です。沿線の主要駅の切符売り場等で発売します。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044433.pdf、https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044434.pdf)

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有田鉄道再訪問

 今日(8月12日)、大阪に行った帰りに和歌山に寄ってきました。

 

 朝のラッシュが始まりつつある和泉府中から出発する。和泉府中は和泉市を代表する駅で、利用者も多い。今も有人の「みどりの窓口」がある。阪和線内では快速停車駅でさえも有人の「みどりの窓口」がないところが多いので、有人の「みどりの窓口」がある和泉府中は珍しい存在だ。天王寺方面のホームには、快速を待つ人の列ができている。和泉府中7:04発の「関空・紀州路快速」に乗る。阪和線の快速は熊取以南が各駅に停まるのがほとんどだが、これは珍しく和歌山まで快速運転する、本来の快速だ。ただ列車は流しているように走り、新快速みたいなダイナミックさは感じられない。

 乗った「紀州路快速」は湯浅までの直通。和歌山を越えるのは珍しい。和歌山で立っていた人もいなくなった。30分ほど乗って、初島で降りる。初島の駅舎は、3Dプリンタでつくったもの。ICカードリーダーと自動券売機、ちょっとしたベンチがあるのみ。従来の駅舎も残っているが、それと比較するとトイレか倉庫ぐらいのサイズ感。従来の駅舎も平屋なので、あまりにも小さくて入ることができるかどうか心配になるほど。特急が停まる駅なら何らかのかたちで駅員がいるだろうが、そうでなければ無人駅なのだから、こういうコンパクトな小屋で十分なのだろう。嫌なら地元がお金を出して駅員を雇うか建物そのものを買いとって誰かに貸すかしないといけない。役所の出張所にするのも手だ。ただ初島の名誉のために付け加えると、駅の利用者がいないとかそういう訳ではなく、初島にいる間に来た和歌山方面の列車には10人以上の人が乗った。初島から次の列車(8:36発)に乗ったが、223系や225系ではなく、227系のロングシートであった。2本つないで4両編成にしていた。

 藤並からは有田鉄道のバスに乗るが、接続が悪く、1時間弱の待ち合わせ。駅にある町の観光案内所でレンタサイクルを借りることもできるが、雨が降ったり止んだりの不安定な空模様なので、待合室でバスを待つことにする。ようやく発車10分ほど前になって、9:42発のバスが来た。ワンボックスカーに乗る。支払いはPayPayか現金だけで、バスには自動両替機がないので、運転士に言って両替してもらう。私以外の客は乗らないまま、バスは出発。途中から2人乗ってきて、そのまま終点の金屋口まで行く。

 金屋口では、鉄道交流館に行くのが目的。2002年まで、藤並と金屋口の間を有田鉄道が結んでいた。そのターミナルのある金屋口につくられたのが、鉄道交流館なのだ。有田鉄道の駅はそのまま残っていたので、まずそちらに行ったが、閉まっている模様。事務室で仕事をしている人に聞いたら、堤防沿いの道を少し歩いたところに交流館はあるとのこと。そのまま残っている駅を見ながら、交流館に行く。200円を払って中に入ったが、平日はかつて有田鉄道で走っていた車両に乗ることができないので、見るものはほとんどない。ただ中に45年ほど前の「鉄道ジャーナル」があったので、読んでみた。国鉄時代の夜行急行(「だいせん」、「銀河」)の乗車記だったが、今となっては体験することはできない。予定より早く出る。廃線跡は遊歩道になっているので、少し歩く。ひと駅分ぐらいは歩いたか? 帰りのバスはマイクロバスとはいえ、ちゃんとしたバスだった。観光案内所でお土産を買う。

 藤並11:57発で和歌山へ。和歌山でいったん駅を出て、めはりずしを食べる。再び駅に戻り、今度は和歌山線に乗る。13:55発の五条行きだ。この和歌山線は7番乗り場から出るのだが、和歌山線と和歌山市行きのホームには中間改札がある。無人駅が多いので、ここでチェックして徴収漏れを防ぐということか? JRの路線網は複雑過ぎるので、主要駅の支線ホームにこういう設備がないと対応できない。ワンマン列車の運転士にいきなり複雑な運賃計算をさせるのは無理なのだ。和歌山線の列車は227系の2両編成。駅に改札がある一部の駅を除いて先頭の車両しか乗り降りできない。ICカードは使えるが、ICカードリーダーは車内にあるので、バスみたいな支払方法だ。

 五条で王寺行きに乗り換え。同じ227系の2両編成で、何も変わったところはない。何か運用上の都合か? ただ、五条を過ぎると運賃の支払方法が変わる。無人駅でも全ての扉が開き、駅のICカードリーダーにタッチさせるのだ。紀勢線同様、場所によって支払方法が変わるのでややこしい。吉野口からは近鉄に乗り換え、橿原神宮前で乗り換えて、大和八木に行く。大和八木からは何回も通ったルート。大和八木16:31発の五十鈴川行き急行に乗ったが、近鉄名古屋線で見かけた、大阪上本町方2両ロングシート、伊勢中川方4両転換クロスシートの組み合わせだった。反対に伊勢中川で乗り継いだ近鉄名古屋行きの急行は6両ともロングシートだった。新型車両の導入で運用が大きく変わっているのだろうか?

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「TOICA」、10月1日に身延線北部でも利用可能に

 現在、身延線では、富士-西富士宮間だけしか「TOICA」を使うことができませんが、以前にも記事にした通り、この秋から利用エリアが拡大されます。

 拡大されるのは、10月1日から。高山などと同じ日です。身延線では、鰍沢口-甲府間の14駅に「TOICA」対応の改札機を設置します。このうち、東花輪と南甲府の2駅で、「TOICA」を販売します。甲府で買えば、「Suica」になります。また、鰍沢口-甲府間の14駅相互間のほか、鰍沢口-金手間の各駅と甲府で「Suica」エリアにまたがる区間の定期券も「TOICA」で発売します。

 10月1日以降も西富士宮-鰍沢口間では「TOICA」は使えませんが、富士-甲府間のように西富士宮-鰍沢口間を通過して「TOICA」エリアの各駅相互間で「TOICA」を使うことはできます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044409.pdf)

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木次線出雲横田-備後落合間の輸送密度、いきなり1/3に

 JR西日本から2024年度の輸送密度が発表されました。

 全般的に見ると前年度(2023年度)より数字が上がっているように感じられます。北陸新幹線関連では、敦賀延伸により、既開業区間の金沢以東の数字も上がりました。上越妙高-富山間は22021人から27092人に、富山-金沢間は20152人から26266人に増えました。金沢以西は、金沢-福井間は21443人(2023年度は開業直後のためデータなし)、福井-敦賀間は19456人(同じ)です。まだ新幹線ができていない敦賀以西はどうなったのかと言えば、大阪方面と名古屋方面で明暗がはっきり分かれました。湖西線は33177人から33034人と微減にとどまりましたが、北陸線米原-近江塩津間は11048人から9281人と大きく減っています。敦賀の乗り換えは面倒ですが、スピードで圧倒するので文句はあっても使わざるを得ない大阪方面と、バスや車などと比較される名古屋方面との差でしょうか?

 そして、存続が危ぶまれる芸備線や木次線はどうなったのでしょうか? 厳しいです。芸備線は備中神代-東城間が88人から81人に、東城-備後落合間が20人から19人に、備後落合-庄原間が86人から76人に減っています。大きく減ったわけではなく、低値安定といったところでしょうか? 大きく減ったのは、木次線。出雲横田-備後落合間が72人から23人に減っています。いきなり1/3に減っているのです。宍道-出雲横田間も255人から212人に減っています。

 なぜここまで減ったのでしょうか? 要因として考えられるのが「奥出雲おろち号」の廃止。備後落合まで走っていたトロッコ列車です。この惜別需要があったのでしょうか? 代わりに「あめつち」が走っていますが、出雲横田までで、しかも運行日数が少ないため、観光需要をカバーしているとは言えません。芸備線同様、鉄道で存続させる意義が薄く、厳しいと言わざるを得ないのが現状です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250806_00_press_yusoumitsudo_1.pdf)

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「青春18きっぷ」、2024年度は2/3に減

 2024年冬季から「青春18きっぷ」の制度が変わり、3日間あるいは5日間、連続して1人で使わなくてはいけないようになりました。この制度の変更によって「青春18きっぷ」の売れ行きにどのような影響を与えたのでしょうか?

 2023年度の販売枚数は約62万枚ですが、2024年度は約41万枚と、約2/3に減っています。新型コロナの影響で一時売れ行きが落ちていましたが、2023年度は9割ほどの数字に戻ってきました(新型コロナの前は70万枚ほど売れていました)。しかも2024年度は夏は従来の制度で発売されていたので、年間通して影響するのは今年度、2025年度になってからです。夏のほうが売れ行きが良いとも言われていますから、2025年度はさらに落ちることが予想されます。

 この数字だけ見ると「青春18きっぷ」の制度変更は失敗のように思われますが、JRとしても想定していたことでしょう。JRとしては改善したかった点が改善されたのですから、悪い話ではないのです。JRの視点で何が改善されたのかと言えば、自動改札で対応できるようになったことと(いくら券を見せて通過するだけとはいえ、数少ない有人改札を通る件数を減らしたかったのでしょう)、金券ショップでのばら売りをなくすことです(制度が変更になってからも金券ショップで流通していた事例もあるようですが)。

 利用者の視点では不便になった切符ですが、今の自動改札機のシステムを前提にする限りは難しいです。「青春18きっぷ」を紙ではなく、スマホにしない限り。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/chubu/feature/CO049151/20250808-OYTAT50020/)

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リニア全線開業は2060年代?

 当初の予定なら、今年2025年に品川-名古屋間が開業するはずのリニア。今ごろ実際に乗っているか、あるいは開業気分が盛り上がっているところです。

 ところが、その開業の時期が遅くなっています。2027年ならそれでも開業気分が盛り上がる時期になりますが、かなり遅くなります。どんなに早くても2034年、実際にはもっと遅くなることでしょう。

 しかも、その時点では品川と名古屋を結ぶだけの路線。途中の名古屋で乗り換えの手間がかかるので、大阪まで行く人がリニアに完全にシフトするわけではないでしょう。待たれるのは新大阪までの全線開業です。その全線開業ですが、今までの想定よりもずっと遅くなるという見解もあるようです。

 それはいつかと言えば、2060年代とも言われています。今から40年も先です。近鉄の平城宮跡の移設が2060年度になるというがありましたが(その後、この話はどうなっているのでしょうか?)、それ以上の先の話です。

 北陸新幹線で「小浜-京都ルート」を捨てて「米原ルート」にするというがありますが、北陸新幹線が米原までできても、その時点ではリニアはまだ完成していませんので、今以上に需要が増える東海道新幹線に割り込ませることを前提にしないといけません。富山からの便を直通させるのは当然のこととして、どうやって東海道新幹線に北陸新幹線用の枠を入れるか、JR西日本の収益低下をどうやって防ぐのか、知恵を絞らないといけません。これからも上がると思われるリニア建設費補助の名目でJR東海から北陸新幹線用の枠を国が買って、JR西日本に貸すのでしょうか?
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/7e750e489f650bd0a207440ba8ed6c4bae6af9c2)

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吾妻線沿線で新幹線を使った実証実験

 吾妻線の長野原草津口-大前間は利用者があまりにも少ないため、JR東日本と沿線の自治体などが2024年5月から今後のありかたを協議しています。

 その協議の対象の長野原草津口-大前間ですが、この区間では高校生が高崎などへ長い時間をかけて通学しているようです。そこで、この秋、新幹線を使った実証実験を行います。長野原町と嬬恋村に住む高校生を対象に、軽井沢まで送迎し、そこから新幹線に乗って高崎まで行くというのです。実証実験は9月中旬から最長3か月行う予定で、高校生は費用の負担がありません。国の補助金等を活用します。

 吾妻線で通学していた生徒が北陸新幹線にシフトすれば、渋川-長野原草津口間を含めてその分、吾妻線の輸送密度が減少することになります。長野原草津口以西の存続にはマイナスになると思われますが、吾妻線が人の動きと合っていないのでしょうか? それとも新幹線が便利すぎて吾妻線を時代遅れのものにしてしまったのでしょうか?
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20250714/1060020064.html)

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大井川鐵道、12系客車の使い道

 大井川鐵道はJR西日本から12系客車を譲受しましたが(輸送費などを含めて約6000万円で取得しました)、どのように使うのでしょうか?

 譲受した5両をまとめて使うわけではありません。3両と2両に分けます。3両のほうは「きかんしゃトーマス」に使います。冷房が使えるのを売りにして、夏期限定で機関車のすぐ後方に連結します。残りの2両は「きかんしゃトーマス」以外の「黒いSL」の客車として使用します。このほか、夜行列車や食堂車などのイベント列車でも使われます。

 大井川鐵道はこの冷房のある客車で、観光列車の利便性を向上させることができます。「きかんしゃトーマス」、SL、12系客車を3本柱にして、観光客の誘致を図ります。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20250727-3389671/、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/adf72e1d7ab47f5f1d97425cdb1f8f055088d721)

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元泉北の車両が南海の塗装に

 泉北が南海に吸収合併されて4か月が過ぎました。

 その泉北の車両ですが、南海と同じ塗装になります。すなわち、ベースがグレーで、側面のラインがブルーとオレンジです。南海の塗装は7100系あたりだと今なお違和感がありますが、泉北の車両は比較的新しいのが多いので、違和感は感じません。

 新しい塗装での運行は8月3日から順次始めます。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/traffic/info/250801.html)

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名古屋市交通局、イベント時に名城線を増便へ

 名古屋にこの夏にできた愛知県の新体育館、IGアリーナ。最寄り駅は地下鉄名城線の名城公園です。

 待望の新施設ですが、野球などに使われるナゴヤドームと重なったときが大変です。終わりの時間が重なると、帰宅する人で名城線は混雑します。

 それを解消するため、名古屋市交通局は名城線を増便することを考えています。21時台以降の運行間隔を朝ラッシュ時並みの3分程度にすることも考えているようです。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD231WY0T20C25A7000000/)

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阪急、弱冷車を1両に減らす

 クーラーの効きをわざと弱くし、冷房が苦手な人でも乗りやすくしている、弱冷車。冷え性の人などに重宝されています。

 阪急の場合、7両編成または8両編成の列車では前後ともに2両目に設定していました。つまり、1編成に弱冷車が2両ありました。

 ところが、今日8月4日から順次、弱冷車を大阪梅田方面から2両目の1両だけに変更します。あまりにも暑くて、弱冷車の需要が減ったからでしょうか? なお、今年2025年は試験実施の扱いで、2026年以降については、今回の試験実施の状況を踏まえて判断するとのことです。
(参考:阪急ホームページ https://www.hankyu.co.jp/topics/img/service/20250801_jakureisha3.pdf)

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九州産交バス等、松橋営業所を9月で閉鎖

 九州産交バスと産交バスは、松橋営業所(通称:松橋産交ターミナル)を9月で閉鎖し、熊本市中心部と松橋・宇土エリアとを結ぶバスを廃止します。利用状況が低迷し、乗務員が不足しているためです。また、松橋営業所の建物が築60年を経過し、熊本地震以降、損傷が激しくなっています。

 これまで熊本市中心部から松橋・宇土エリアに乗り入れていたバスは、南区役所など熊本市南区内で折り返しとなります。本数は今と同じ程度ですが、運行区間が短縮するのです。そして、廃止になる松橋営業所の代わりのターミナルとして、松橋駅前を使います。JRの駅付近に定期券などの発売をする窓口を移転し、既存のローカルバスも駅前に発着します。熊本方面にはJRで移動してもらいます。
(参考:産交バスホームページ https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/20251001-matsubase-saihen.pdf)

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博多の駅ビルに仮眠施設

 短時間の昼寝は疲労を回復させ、仕事や学習の能率を上げると言われています。

 そこで、JR九州は8月1日から31日までの期間限定ですが、博多駅アミュプラザ地下1階コワーキング&コラーニングスペース「Q」博多ポップアップスペースで、仮眠個室サービス「RelaQ」の実証実験を行います。

 仮眠で使う椅子は、「白いかもめ」や「白いソニック」で使われていた、グリーン車の座席。本革で、フットレストもついています。個室になっていて、調光、調色可能な照明や温度調節可能なエアコンも備えています。利用時間は30分単位で、日によって650円、750円、850円と変わります。空きがあればその場で利用でき、支払いはクレジットカード、電子マネー、QRコード決済とキャッシュレスです。

 駅に直結しているので、ちょっと休んでから次の仕事に取りかかることができます。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2025/07/25/20250725Naproom.pdf)

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「おれんじ食堂」が指宿枕崎線に

 肥薩おれんじ鉄道の看板列車、「おれんじ食堂」ですが、現在、運転士が不足しているため、運休しています。

 その「おれんじ食堂」ですが、JR九州の指宿枕崎線に乗り入れる特別運行を行います。9月19日、20日に行われるこの特別運行は、運行開始以来初めてのことです。9月19日(金曜日)は出水を11:30に出て、阿久根、薩摩高城、上川内、川内に停まり、鹿児島中央には15:00ごろ到着予定です。翌日の20日(土曜日)は山川まで往復します。往路は鹿児島中央を10:45に出て、山川に12:10ごろ到着予定です。復路は山川を13:10に出て、鹿児島中央に15:00ごろ到着予定です。

 この特別運行は、南国交通観光のツアー商品として発売します。日帰りツアーのほか(観光を組み合わせたものもあります)、宿泊を伴うツアーもあります。7月22日から南国交通観光で予約を受け付けています。
(参考:肥薩おれんじ鉄道ホームページ https://www.hs-orange.com/kankou/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=3&type=top&id=1073)

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熊本市電の運転士は正職員になっても定年まで働けるわけではない

 いろいろトラブル続きの熊本市電。この背景には、運転士の身分の不安定さがあるとも言われています。4月時点で80人いる運転士のうち79人が非正規の会計年度任期職員です。いわゆるパートの扱いです。待遇があまりにも悪いので、退職する人も多いです。そこで熊本市もようやく、彼ら運転士の正職員化を検討しています。

 しかし、正職員になれば問題がない限り定年まで働くことができるわけではありません。最長で5年の任期付きなのです。通常の職員と同じく休暇や福利厚生は変わらないのですが、定年までの身分の保証がないのです。

 熊本市によれば、もし任期がなければ、交通局が将来、上下分離したとき、職員はいったん辞職しなければならないからです(職員が同意しない場合は、分限免職しないといけません)。しかし、正職員になる2026年からは、運転士は熊本市ではなく一般社団法人の職員になります(公社化がさらに遅れ、当分の間は熊本市の正職員として採用しなければならないのでしょうか?)。そこからまた事業主体が変わるとは当分考えられません。いずれ路面電車が廃止になるならともかく、むしろ逆に伸びます。わざわざ任期制にする必要もないものと考えられます。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/5aa1bb058e245bf42b44bc4b11193d7e70135095、FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/909074)

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芸備線、平日夕方は備後落合まで延長

 JR西日本は7月19日から11月24日までの休日、合計45日間に、新見-備後落合間と備後落合-広島間に1往復ずつ臨時列車を走らせています。これは鉄道ファン向けの臨時列車ですが、これとは別に、地元の人向けに夕方に延長運転を行うことにしました。

 延長運転を行うのは、8月21日から12月23日までの平日、合計84日間です。三次19:29発の備後庄原行きがありますが(備後庄原20:05着)、この最終列車を50分ほど繰り上げ、備後落合行きにします。三次18:41発、塩町18:54発(福塩線の列車から乗り継ぎできます)、備後庄原19:16発、備後落合20:01着です。各駅に停まります。

 実はこの列車、地元の人以外でも使えます。終点備後落合で、20:10発の新見行きに接続するのです。当然ながら真っ暗ですが、新見、そして新見で伯備線に乗り換えて岡山、高松、福山、米子まで普通列車だけで行くことができます。プランの幅が広がることになります。

 なお、新見-備後落合間についても、夕方に利便性向上のための施策を行う予定です。決まり次第、詳細は発表されます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250722_00_press_geibisen_1.pdf)

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富山地鉄、2026年11月に一部区間を廃止する方針

 富山地鉄の経営問題は当blogでも記事にしましたが、新たな動きが出てきました。富山地鉄は行政から必要な支援が受けられない限り、2026年11月で一部区間を廃止する方針を打ち出したのです。

 廃止の対象になる区間は本線があいの風とやま鉄道と並行する滑川-新魚津間、立山線が岩峅寺-立山間です。ほかにも廃止の対象となる区間がありましたが、6月までに具体的な支援策が行政側から出なかったので(不二越・上滝線が廃止の対象にならなかったのは、富山市が支援を打ち出したからでしょう)、廃止の準備を始めることにしたのです。

 本線については末端の新魚津-宇奈月温泉間は残ります。ここは鉄道として残るのですが、車両の保守点検はどうするのでしょうか? また、廃止になる滑川-新魚津間は並行するあいの風とやま鉄道に駅をつくって代替とすることも考えられます。立山線については、立山黒部アルペンルートを構成する区間ですので、バスで連絡するのでしょうか?
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20250731/3060020673.html)

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