「青春18きっぷ」、2024年度は2/3に減
2024年冬季から「青春18きっぷ」の制度が変わり、3日間あるいは5日間、連続して1人で使わなくてはいけないようになりました。この制度の変更によって「青春18きっぷ」の売れ行きにどのような影響を与えたのでしょうか?
2023年度の販売枚数は約62万枚ですが、2024年度は約41万枚と、約2/3に減っています。新型コロナの影響で一時売れ行きが落ちていましたが、2023年度は9割ほどの数字に戻ってきました(新型コロナの前は70万枚ほど売れていました)。しかも2024年度は夏は従来の制度で発売されていたので、年間通して影響するのは今年度、2025年度になってからです。夏のほうが売れ行きが良いとも言われていますから、2025年度はさらに落ちることが予想されます。
この数字だけ見ると「青春18きっぷ」の制度変更は失敗のように思われますが、JRとしても想定していたことでしょう。JRとしては改善したかった点が改善されたのですから、悪い話ではないのです。JRの視点で何が改善されたのかと言えば、自動改札で対応できるようになったことと(いくら券を見せて通過するだけとはいえ、数少ない有人改札を通る件数を減らしたかったのでしょう)、金券ショップでのばら売りをなくすことです(制度が変更になってからも金券ショップで流通していた事例もあるようですが)。
利用者の視点では不便になった切符ですが、今の自動改札機のシステムを前提にする限りは難しいです。「青春18きっぷ」を紙ではなく、スマホにしない限り。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/chubu/feature/CO049151/20250808-OYTAT50020/)
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