熊本市電の運転士は正職員になっても定年まで働けるわけではない
いろいろトラブル続きの熊本市電。この背景には、運転士の身分の不安定さがあるとも言われています。4月時点で80人いる運転士のうち79人が非正規の会計年度任期職員です。いわゆるパートの扱いです。待遇があまりにも悪いので、退職する人も多いです。そこで熊本市もようやく、彼ら運転士の正職員化を検討しています。
しかし、正職員になれば問題がない限り定年まで働くことができるわけではありません。最長で5年の任期付きなのです。通常の職員と同じく休暇や福利厚生は変わらないのですが、定年までの身分の保証がないのです。
熊本市によれば、もし任期がなければ、交通局が将来、上下分離したとき、職員はいったん辞職しなければならないからです(職員が同意しない場合は、分限免職しないといけません)。しかし、正職員になる2026年からは、運転士は熊本市ではなく一般社団法人の職員になります(公社化がさらに遅れ、当分の間は熊本市の正職員として採用しなければならないのでしょうか?)。そこからまた事業主体が変わるとは当分考えられません。いずれ路面電車が廃止になるならともかく、むしろ逆に伸びます。わざわざ任期制にする必要もないものと考えられます。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/5aa1bb058e245bf42b44bc4b11193d7e70135095、FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/909074)
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Comments
運転士を目指す人がこれを聞いてどう思うのか。
選ばないと思います。
生活も大事だからです。
自分だけでなく家族も養うにはそれだけの保証は必要になります。
終身雇用に守られている立場(市職員)の方がこのようなことを発表するのは運転士・乗務員という職業を軽視している表れであり、それが安全の問題(風土)に直結していると思います。
将来の上下分離には反対ではありませんが、募集するときはきちんと身分の保証をするのが筋かと思います。
Posted by: ゆめ | 2025.08.15 07:24 PM
ゆめさん、こんばんは。
* 運転士を目指す人がこれを聞いてどう思うのか。
正職員ということは、問題を起こさない限り定年まで働くことができるというのが共通認識のはずですが、5年の任期制とは約束が違います。
* 将来の上下分離には反対ではありませんが、
路面電車を市の一部門ではなく、別組織で運営するのは、運転士の処遇改善のためのはずなのですが、話が変わったのでしょうか?
Posted by: たべちゃん | 2025.08.15 09:43 PM