木次線出雲横田-備後落合間の輸送密度、いきなり1/3に
JR西日本から2024年度の輸送密度が発表されました。
全般的に見ると前年度(2023年度)より数字が上がっているように感じられます。北陸新幹線関連では、敦賀延伸により、既開業区間の金沢以東の数字も上がりました。上越妙高-富山間は22021人から27092人に、富山-金沢間は20152人から26266人に増えました。金沢以西は、金沢-福井間は21443人(2023年度は開業直後のためデータなし)、福井-敦賀間は19456人(同じ)です。まだ新幹線ができていない敦賀以西はどうなったのかと言えば、大阪方面と名古屋方面で明暗がはっきり分かれました。湖西線は33177人から33034人と微減にとどまりましたが、北陸線米原-近江塩津間は11048人から9281人と大きく減っています。敦賀の乗り換えは面倒ですが、スピードで圧倒するので文句はあっても使わざるを得ない大阪方面と、バスや車などと比較される名古屋方面との差でしょうか?
そして、存続が危ぶまれる芸備線や木次線はどうなったのでしょうか? 厳しいです。芸備線は備中神代-東城間が88人から81人に、東城-備後落合間が20人から19人に、備後落合-庄原間が86人から76人に減っています。大きく減ったわけではなく、低値安定といったところでしょうか? 大きく減ったのは、木次線。出雲横田-備後落合間が72人から23人に減っています。いきなり1/3に減っているのです。宍道-出雲横田間も255人から212人に減っています。
なぜここまで減ったのでしょうか? 要因として考えられるのが「奥出雲おろち号」の廃止。備後落合まで走っていたトロッコ列車です。この惜別需要があったのでしょうか? 代わりに「あめつち」が走っていますが、出雲横田までで、しかも運行日数が少ないため、観光需要をカバーしているとは言えません。芸備線同様、鉄道で存続させる意義が薄く、厳しいと言わざるを得ないのが現状です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250806_00_press_yusoumitsudo_1.pdf)
| Permalink | 0


Comments