ライトライン、予想より利用者が多くてマスコミに叩かれる
開業してから2年が経過したライトライン。開業前の予測では平日の1日あたりの利用者数を約1.6万人としていましたが、予想以上に好調で、2割も多い2万人近くが利用しています。
そんな大好調のライトラインですが、それでもマスコミは叩きます。その理由は、混雑しているから。平日朝には最短で4分間隔で走りますが、それでも乗車率は110~120%になります。最も混雑する便では130%にもなります。130%の場合、扉の付近は窮屈で、リュックを背負って乗り降りするのは難しいようです。
混雑緩和のためには車両を増やせば良いのですが、車両の値段も上がっています。開業したときは1編成あたりの価格は約4.3億円でしたが、資材価格などが上がり、今増やすと倍になるようです。また、車両を増やしても、人手不足のため、運転士を増やすのは難しいです。訓練にも時間がかかります。そのため、宇都宮市は2編成分の台車だけを11億円で買う方針です。台車は他の部品に比べて点検に時間がかかるので、点検の時にはすでに整備済みの台車に履き替え、点検の時間を短縮させるのです。
そもそも、混雑の根本的な原因は、ライトラインが政局になり、建設が決まるまでに時間がかかったため。何の代案もないのに反対派が粘ったのです。また、鉄道は単体で採算を取らないといけないという時代遅れの考えのため、ライトラインも確実に需要が見込める計画になりました。整備新幹線など開業すれば一定の需要があるものにはマスコミは冷淡で(ただし、便利なので、開業すれば使います)、時代遅れの鉄道ばかりが残ります。道路も空港も整備されるのに、鉄道だけが明治時代のままでは使われなくなるのも当たり前です。アップデートしないといけないのです。ライトラインも確実に使う東部の工場利用者だけが使うものとし、開業に伴う沿線の人口増加、大規模イベントによる利用者増加などは考えませんでした。工場への通勤客だけでも採算がとれる、として計画を進めたのです。そのため、イベント等で需要が増えたときに対応できなくなっているのです。ある意味、ライトラインの混雑は公共交通機関への理解が薄いマスコミによって引き起こされたとも言えます。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO084744/20250823-OYTAT50004/)
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