電車は2035年度までにVVVF化完了を求める
昨日の話の続きです。電車について言えば、省エネに優れた車両への置き換えを求めています。2035年度までに非VVVF車両や初期のVVVF車両(GTO方式)の置き換えを原則として完了させないといけないのです。
これはかなり厳しい話です。非電化区間についてはディーゼルカーの新規投入ができないだけで、古い車両はそのまま使うことができます。非電化区間は利用者の少ない路線も多いですから、そういう路線を廃止して(あるいは減便して)、必要とする車両を減らすことである程度しのぐことができます。今のディーゼルカーを投入することができる2030年度までに前倒しで入れるという方法もあります。しかし、電車についてはその手は使えません。2035年度までに置き換えないといけないのです。
しかし、置き換えないといけない車両は5000両以上とも言われています。非VVVF車両や初期のVVVF車両(GTO方式)も置き換え対象になりますので、かなりの車両が対象に含まれます。JR西日本で言えば、221系も置き換えの対象です。かなり減ったとは言え、国鉄型車両がまだ残っているJR西日本。103系、113系、115系といったその国鉄型車両を置き換えるのが精一杯で、どうやったら221系の置き換えができるのかわかりません。JR西日本だけではありません。近鉄あたりは相当、いやJR西日本以上に厳しいでしょう。
もっとも、鉄道も走らせるとエネルギーを使うのは当然ですが、無理なスケジュールにしてまで新車への置き換えを行わせるのでしょうか? 国がお金を出してくれるならともかく、そんなことは期待できません。口だけ出して、経営の邪魔をするだけです。鉄道はほかの交通モードに比べて環境に優しいのですから、むしろやるべきことは車や航空機の利用を減らすことでしょう。その意味ではガソリンを単純に安くするのは愚策で、トータルの負担としてはむしろ高くても構わないのです。高速料金に上乗せして、中長距離の車での移動を減らすことを考えても良いでしょう。航空機も鉄道で対応できるぐらいの短距離から撤退してもらい、長距離や国際線に力を注いでもらえば良いのです。できるまではマスコミなどから非難を浴びますが、開業すれば確実に乗ってくれる整備新幹線は、逆に積極的につくらないといけません。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/584647)
| Permalink | 1
「鉄道」カテゴリの記事
- 姉ケ崎-長浦間、シェアサイクルを導入(2026.10.12)
- 秋の東北へ、普通列車の旅(9)(2026.10.11)


Comments