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新幹線と並行する航空路線、減便や小型化の動き

 JALとANAは、2025年度冬期(10月26日から2026年3月28日)のダイヤを発表しました。

 ANAは、羽田-小松便を減便します。1日4往復から2往復に減らします。羽田-小松便の2014年度の利用客は約88万人でしたが、2024年度は約36万人と4割ほどになってしまいました。2016年度から赤字が続いています。2015年の北陸新幹線金沢開業で利用者が減り、さらに2024年の敦賀開業で打撃を受けたのでしょう。また、便は減らなくても、機材が小型化されるところもあります。羽田-伊丹便はJAL、ANAともに小型化を進めます。全般的に、新幹線と並行するような路線は厳しく、そうでない路線に経営資源を振り向けるようです。

 なぜこのようになるのでしょうか? 以前にも書きましたが、航空機で一番ありがたいのは、高い値段でも払ってくれるビジネス客です。急ぎの出張なら高い値段でも払ってくれるのですが、新型コロナ以降はそのようなビジネス需要が減り、採算がとれなくなったのです。鉄道は魅力的な割引切符がないものの、逆に言えば正規料金でもそれほど高くはないので、新幹線で行くことができる区間なら、新幹線で行ったほうが良いのです。

 もっとも、このことは悪い話ばかりではありません。羽田の発着枠を新幹線と競合する区間から、そうではない区間にシフトさせるきっかけになります。その極端な例は国際線で、国際線はどうやら儲かっているようです。新幹線で代替できる短距離の国内線は環境に優しい新幹線に任せ、航空機は国際線や長距離の国内線に力を注ぐのが望ましいでしょう。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/haneda-itami2025/、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20250819-OYTNT50225/)

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