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叡電に新しい観光車両、「舞」

 叡山電鉄は2025年中に新しい観光車両を走らせます。

 その新しい観光車両の名前は「舞」。四季折々の自然の中をまるで着物をまとって舞うように旅してもらいたいという想いで命名されたようです。主に鞍馬線を走ります。2018年から始めた700系のリニューアルのうち(そのうちの1両が「ひえい」です)、まだ行われていなかった2両を使ってつくりました。元々700系は1両で走ることのできる車両ですが、この「舞」は2両編成になり(不要な運転台は撤去されます)、叡山電車開業100周年を記念して「舞」の2両については100系に改められました。

 車体には沿線で見ることができる四季折々の花とその花がつくる景観が描かれています。伝統的な和柄で、京都らしくなっています。内装も京都らしく、座席は帯、スタンションポールはかんざし、つり手は髪飾りに見立て、着物を彩る小物をモチーフとしています。床やつり手は木のような感じの素材を使っています。運転席のあった車端部には、スマホの充電などができるユーティリティスペース、「MAI-SPOT」を設置しています。鞍馬でとれる銘石、鞍馬石も装飾に取り入れています。
(参考:叡山電鉄ホームページ https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2025/09/news_2025.09.19-3-1.pdf)

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