「赤い星」、「青い星」のプラン概要発表(1)
JR北海道がキハ143形を改造してつくる観光列車、「赤い星」、「青い星」。2026年度(2027年2月)に運行を開始します。その概要が明らかになりました。
以前にも簡単に書きましたが、「赤い星」は冬に石北線(札幌-網走間)を走ります。2027年2月から3月上旬にかけて走ります(その後は1月下旬から3月上旬に運行)。行きは札幌を9:00ごろに出て、愛別と遠軽の間でランチタイム。北見と女満別の間で2号車にて有料のイベントがあり、網走には16:00ごろに着きます。帰りは翌日は逆に網走から札幌に走ります。網走を10:00ごろに出て、北見と遠軽の間でランチタイム。遠軽と上川の間で2号車にて有料のイベントがあり、札幌には17:00ごろに着きます。ランチとセットになったプランは、2026年度運行分については2026年11月から、JR北海道のホームページで販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道3~4万円です。このほか、旅行会社が宿泊などもセットにしたプランを販売します。ランチとセットにしたプランは、旅行会社が販売するものを含めて約60席です。乗車のみのプランもあります。こちらは全国の「みどりの窓口」等で乗車の1か月前から販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道2~3万円です。販売する座席は約15席です。
4月下旬から7月中旬は釧網線(釧路-知床斜里間)を走ります。こちらは1日1往復走ります。行きは釧路を10:00ごろに出て、釧路湿原で約60分の散策タイム。釧路湿原と標茶の間がランチタイムで、摩周と清里町の間で2号車にて有料のイベントがあり、知床斜里には14:00ごろに着きます。帰りは知床斜里を14:30ごろに出て、川湯温泉で約40分の散策タイム。摩周と標茶の間がスイーツタイムで、標茶と釧路湿原の間で2号車にて有料のイベントがあり、釧路には18:30ごろに着きます。ランチ、スイーツとセットになったプランは、2027年度運行分については2027年1月から、JR北海道のホームページで販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道2~3万円です。このほか、旅行会社が宿泊などもセットにしたプランを販売します。ランチ、スイーツとセットにしたプランは、旅行会社が販売するものを含めて約60席です。乗車のみのプランもあります。こちらは全国の「みどりの窓口」等で乗車の1か月前から販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道1~2万円です。販売する座席は約15席です。 また、7月下旬から11月中旬にかけては、旅行会社主催による貸切列車になります。道内をクルーズ運行しますので、東急の「THE ROYAL EXPRESS」を引き継ぐかたちで運行するのでしょうか?
長くなりましたので、残りは後ほど書きます。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20250918_KO_star_train.pdf)
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