紀州鉄道、2026年に廃止か?
紀州鉄道は御坊と西御坊を結ぶ2.7キロの鉄道。JRの駅と御坊の中心部とを結んでいます。実質的には日本で一番短い鉄道とも言われています。この紀州鉄道の本業は、不動産。大手私鉄のように鉄道がメインで不動産が副業なのではなく、あくまでも本業は不動産業です。廃線の危機にあった御坊のローカル私鉄を東京の不動産会社が買収し、社名を紀州鉄道に変えたのです。社名に鉄道をつけることによって会社の信用を上げるのが目的とも言われています。市とは言え人口が2.1万人しかいない御坊市では利用者が少なく赤字ですが、規模が小さいため5000万円程度で収まっているようで、ある意味鉄道会社を名乗るための経費とも考えられてきました。
その紀州鉄道ですが、廃止の話があるようです。きっかけは3年前に紀州鉄道が中国の会社に買収されたこと。その紀州鉄道が赤字続きの鉄道事業の廃止の意向を示したのです。
ちなみに、紀州鉄道の運賃は安く、1キロまでが120円、2キロまでが150円、それ以上が180円です。赤字なら値上げするのも方法ですが、紀州鉄道にはそれができません。なぜかと言えば、値上げの申請書を書くスタッフがいないのです。それも最近ではなく、25年ほど前のこと。ですから、消費税率の改定に伴う値上げもできず、安い運賃のまま今に至っているのです。紀州鉄道で鉄道に携わるスタッフはたったの7人。値上げの申請書を書く勉強をさせる余裕がありません。
今のところ、タイトルはあおり気味に書いていますが、すぐに廃止になるわけではなく、引き継ぐ事業者を探している段階のようです。紀州鉄道は、引き継ぐ事業者にはそれなりのお金を渡すようです。ただすぐには廃止になりませんが、コストの削減の要求は強まります。乗客の少ない昼間の運行本数を減らすようです。
(参考:東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/915252)
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