和歌山電鐵、上下分離で合意
県庁所在地和歌山とその郊外を結ぶ鉄道で、猫の駅長やユニークな電車などで積極的な活動を行っている和歌山電鐵ですが、新型コロナにより利用者が減少するなどの理由で、経営状況は厳しいです。今でも和歌山電鐵は沿線の和歌山県、和歌山市、紀の川市の支援を受けていますが、経営状況を好転させるほどのものではなく、このままの経営状況が続けば、今後10年間で3億円の赤字が見込まれます。
そこで和歌山電鐵、和歌山県、和歌山市、紀の川市の4者は、11月24日、2028年4月から車両や線路など設備の管理を自治体が、列車の運行管理を和歌山電鐵が行うという上下分離方式に移行することに合意しました。4者は今後、上下分離に向けた調整を始め、2028年以降の10年間で4.7億円の黒字を目指します。
上下分離方式を採用することによって、和歌山電鐵は安定的な運営ができます。利用者がいなくて社会的にも存在する意義のない鉄道ならともかく、大都市近郊でかつ県庁所在地にある鉄道ですから、それなりに利用者がいます。鉄道を存続させるのは適切な判断です。
しかし、小嶋和歌山電鐵社長も指摘しているとおり、上下分離すれば全てが解決するわけではありません。沿線の人が使うことが大切なのです。無理に使う必要はないですが、機会のあるときは使わないと、今度はさすがに税金を出すのも無駄な鉄道になってしまいます。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e909e5ffd24530b96a231e1e0270859770bb45)
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