北陸新幹線新大阪延伸に日本維新の会が8つの案
後は敦賀-新大阪間だけつくればいいだけなのにも関わらず、まだ着工すら始まっていない北陸新幹線。「小浜-京都ルート」に決まったはずですが、様々な人がかき回し、話をややこしくしています。今回登場するのは、日本維新の会。その日本維新の会は、北陸新幹線敦賀-新大阪間のルートとして8つを挙げ、もう一度決め直そうとしています。
8つのルートは次の通りです。(1)「小浜-京都ルート」(敦賀-小浜-京都-新大阪)、(2)「亀岡ルート」(敦賀-小浜-亀岡-新大阪)、(3)「米原ルート」(敦賀-米原、東海道新幹線に乗り入れ)、(4)「米原ルート」(敦賀-米原、新大阪方面へは乗り換え)、(5)「湖西ルート」(敦賀-京都、新設)、(6)「湖西ルート」(敦賀-京都、在来線活用つまり何もつくらない?)、(7)「舞鶴ルート」(敦賀-小浜-舞鶴-京都-新大阪)、(8)「舞鶴ルート」(敦賀-小浜-舞鶴-亀岡-新大阪) です。今までの議論で消えたルートも復活しています。
参考にした朝日新聞では、新幹線に対して否定的に見ていますが、新幹線は開業すれば多くの人が使います。朝日新聞の記者も使います。便利になるから使うのであって、それは今までも証明されてきたとおりです。高速道路ができ、空港ができたのに、鉄道だけが明治時代のままでは、使われなくなるのは当たり前です。在来線の特急列車ぐらいのスピードだと車でも十分出せるので、都市間鉄道としての将来はないのです。それは多くの人の選択で証明されています。
北陸新幹線で重要なのは、大阪に直結して、ミッシングリングを解消することです。本当は京都を経由したいところですが、強く反対しているので、京都を避けるルートになることはやむを得ません。ほかの関係者の理解を得られれば、京都の郊外に新幹線の駅をつくれば良いのです。ともかく必要なのは、北陸と関西を乗り換えなしに結ぶルートなのです。
(参考:朝日新聞12月7日朝刊 中部14版)
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Comments
まあ、舞鶴ルートなどを持ち出しているけど、どこまで本気に検討する気があるのか?という感じです。
結局のところ、可能なルートはすべて研究したが、ダメでしたということで、延伸を断念するためのアリバイ作りではないでしょうか?
今の仕組みでは、どのルートも実現不可です。
亀岡、向日町・桂川とか京都の西の郊外を通ればできるとか言っている人もいるけど、それでは、京都は負担を押し付けられるだけで利益はありません。
本来は、負担は関西広域で行うべきものであり、上記のような案なら、京都の負担は大阪(場合によっては兵庫も)が肩代わりするべきものです。
ただ、大阪等も小浜・京都のような巨額の負担が生じる案件を肩代わりしてまで、北陸新幹線を全通させるメリットに乏しいため、「あの話はなかったことに」などと言っているわけです。
京都の方は、あまりはっきり本音を言わないところが難しいところかもしれません。
「もう帰りなはれ」という代わりに「ブブ漬けどうどうすか」というような土地柄なので、京都の意向を読み誤って、勝手に賛成していたと思い込んで、今頃何を言っているのかみたいな意見が散見されます。
Posted by: かにうさぎ | 2025.12.10 09:31 PM
かにうさぎさん、こんばんは。
* 結局のところ、可能なルートはすべて研究したが、
日本維新の会が目先のことしか考えないか、将来のことを考えるのか見分けることができます。沿線府県も同じです。
新幹線ができなければ建設費の負担は減りますが、関西の衰退につながります。長野までの新幹線をつくっているころならともかく、東京と北陸を結ぶ新幹線ができた今ごろになって新幹線に反対するのは遅すぎです。
* 亀岡、向日町・桂川とか京都の西の郊外を通れば
京都を通る限りは、適切な負担に応じなければなりません。京都を通るのに受益がないという理論は誰からも理解されません。それができない限りは、京都にとって不便なルートになってもやむを得ません。
どうしても京都に寄るから建設費が上がるのであり、建設費を下げるなら小浜と新大阪をできる限り直線に結んだほうが良いです。京都、松井山手に寄るから大阪府内の建設費が上がるのであり、北側から入れば下がります。箕面萱野から新御堂筋沿いに進むのです。
* 京都の方は、あまりはっきり本音を言わないところが
交渉ごとですから、京都に都合がいいように察してあげる必要はありません。都合の悪いように解釈されても文句は言えません。欲しいのならお金を出す必要がありますし、お金を出すのが嫌なら新幹線が通らなくても文句は言えません。
また、この態度はリニアのルート選定で参考になります。奈良より南に駅ができても仕方がないでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2025.12.11 09:53 PM
悔やまれることですが、ルート決定後、さっさと着工しておけば良かったのにと思います。
それはさておき、なんとなくですが、3ルートに絞られる感じがします。
小浜・亀岡ルートは亀岡市が前向きなので、一番可能性がありそうです。
丹波地域に位置しますし、山陰線の複線化というご褒美を付ければ、と言う感じがします。
小浜・京都ルートは市街地高架化で地下水問題を解決。
景観問題もあるでしょうが、京都タワーや京都駅ビルよりはマシでしょう。
最後は米原ルート。
JR西日本が、31年目以降の整備新幹線の貸付料値下げを主張していることに対する当てつけ。
つまり、実現不可ということで、結果的に敦賀駅の大規模改造(対面乗換)となりそうな感じです。
Posted by: RICOH | 2026.01.16 09:32 PM
RICOHさん、こんばんは。
* 悔やまれることですが、ルート決定後、
そもそも、北陸新幹線敦賀-新大阪間をつくるのが遅かったと言えます。
* 丹波地域に位置しますし、山陰線の複線化という
京都府全体の発展を考えたら、亀岡を経由するのは悪い話ではないでしょう。
* 最後は米原ルート。
国交省が仕事ができるのなら、「米原ルート」でも利害関係者の調整を図ることができました。誰もが損しないようなスキームを組むことができました。
* JR西日本が、31年目以降の整備新幹線の
こうなったら、北陸新幹線はいつまでも中途半端なままです。国交省やJR西日本の先見性のなさを恨みつつ、関西が衰退していくだけです。
Posted by: たべちゃん | 2026.01.17 09:37 PM