北海道新幹線の事業費が約1.5倍に
現在、建設が進められているのは北海道新幹線新函館北斗-札幌間のみ。元々は2030年度末に開業する予定でしたが、軟弱地盤や巨大な岩塊などのため工事が進まず、2038年度以降となっています。そして、8年も遅くなったことに伴い、かかる事業費も増えます。
これまで、北海道新幹線新函館北斗-札幌間の事業費は約2.3兆円とされてきましたが、見直しの結果(2038年度末ごろに開業することを前提としています)、最大で約1.5倍の約3.5兆円になります。なぜここまで増えたのかと言えば、資材価格などの上昇による影響が5000~5500億円、岩塊撤去などの予期せぬ自然条件への対応が2000~2500億円、労働時間規制に伴う工期の長期化への対応が1000~1500億円などです。
これまで道路に比べて少なすぎる予算で細々とつくってきたのですから、事業費が増えるのも仕方がありません。本来ならとっくにできあがっているものです。こうなってしまった以上、後は適切な貸付料を取ることを含めて何らかの方法で予算を確保してつくっていくだけです。整備新幹線はこれまでも一定の成果を挙げてきたものですし、函館-札幌間はスピードでほかの交通機関を圧倒しますので、確実に需要が見込めます。東京-札幌間は依然として航空機がメインであり続けるでしょうが、そもそものパイが大きいので、少しでも取ればいいのです。特に大雪のときは「新幹線があって良かった」と思うことでしょう。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASTDM3DZRTDMULFA02KM.html)
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