西武新宿線中井-野方間の地下化完了は2033年度末に
複々線化や高架化がある程度進んだ池袋線とは違い、新宿線は複線のままで地上を走り続けています。時代が昭和のままで止まったかのような光景です。
この西武新宿線ですが、ところどころで立体交差化の工事が行われています。そのひとつが、東京23区内の中井-野方間。約2.4キロが地下になり、新井薬師前、沼袋の2駅が地下になります。踏切もなくなります。
しかし、この工事は遅れています。元々は2020年度末に完了する予定でした。今ごろは地下を走っているはずだったのです。ところが、用地買収の遅れで完了時期が2026年度末に延び(現在、用地の取得は99.5%まで進んでいます)、今度はシールドマシン(掘削機)の稼働速度を落としたため、さらに7年遅れることになりました。2020年の東京外環道の工事による陥没事故を受けてのもので、地下化の完了が2033年度末まで延びることになりました。
反対に事業費は増えます。当初は726億円と見込んでいましたが、2023年6月時点で1219億円に増えました。そして更なる延期と人件費、資材費の高騰によって、2024年度末時点で1635億円にまで増えています。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20251105-OYT1T50043/)
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