東京のど真ん中でも昼間に保線工事
鉄道の保線工事は、列車の走らない夜間に行うことが多いです。しかし、夜間に働く従業員の確保に苦労しています。ですから、最近は昼間に列車の運行を止めて工事を行うことも多くなっています。真っ暗な夜中に細切れにするより、明るい昼間にまとめてしたほうが効率的です。
とはいえ、バスで対応できそうなローカル線ならともかく、首都圏のように頻繁に列車が通る路線では難しいです。ただ、そういう路線でも日中に行う事例が出てきました。首都圏の場合、列車は朝早くから夜遅くまで走ります。そのため、作業を行うことのできる時間がとても短いのです。停電を要する作業だと、1~2時間しかできません。
それでは、どの路線で昼間に保線工事を行うのでしょうか? それは、京浜東北線の田端-田町間。平日に連続して3日間、昼間に行います。京浜東北線の列車は、山手線の線路を借りて走ります。確か、国鉄時代はこのように昼間に京浜東北線か山手線を止めて保線工事をしていたはずなので、その方法が復活したかたちになります。
週末ずっと昼夜連続で工事を行うタイプもあります。それを行うのは、横須賀線東京-品川間。金曜日の終電後から日曜日の始発前まで、約28時間の工事を行います。つまり、土曜日は完全に運休するのです。通常だと始発前に重機、資材の搬出、足場等の撤去といった復旧作業をしなければならないのですが、一日完全運休することによって、その手間を1回省くことができるのです。土曜日は横須賀線は品川で折り返し、総武快速線は東京で折り返します。東京と品川の間は東海道線、京浜東北線、山手線といろいろありますから、特に問題ないのでしょう。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2025/20251209_ho01.pdf)
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