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February 2026

JR西日本の有料着席サービスが「SUWALOCA」に

 最近、鉄道会社は近距離移動でも快適に移動できるよう、有料着席サービスを充実させています。JR西日本もそのひとつで、「らくラクはりま」等の通勤特急、「Aシート」、「うれしート」を設定しています。「はるか」、「くろしお」、「こうのとり」といった既存の特急も、朝夕は停車駅を増やし、利用しやすくしています。

 ところが、いろいろ有料着席サービスがあると、ブランドが拡散しています。そこで、統一ブランドを設定することにしました。その統一ブランドの名は「SUWALOCA」、ロゴも用意されています。

 しかし、統一ブランドがあるとは言え、通常の座席を使い、中にはロングシートでもお金を取る「うれしート」と、それ以外の特急、通勤特急、「Aシート」ではサービス内容が全く異なります。そこで、「うれしート」以外を「スタンダード」、「うれしート」を「ライト」と区分することにしました。「スタンダード」はリクライニング機能座席があり、一部列車には電源コンセントとWi-Fiサービスがあります。充実した設備で快適に着席することができます。「ライト」は「スタンダード」よりお手頃な料金で、着席することができます。

 2月7日には「SUWALOCA」専用ページも開設され、そこで簡単に予約することもできます。トップページに路線図があり、それをタップすると希望する区間を簡単に選択することができ、スムーズに予約することができます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260206_00_press_suwaloca.pdf)

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九州新幹線全線開業15周年で全線乗り放題2万円

 九州新幹線はこの3月12日で、全線開業してから15年が経過します。これを記念してJR九州は、2種類の特別な切符を発売します。

 そのうちのひとつが、「九州大冒険きっぷ」(もうひとつは、JR九州全線1日乗り放題もしくは九州新幹線全線1日乗り放題が当たる、「九州ドリームガチャ・フリーきっぷ」です)。利用期間が4月10日から19日までの10日間限定の切符です。発売期間は3月10日から4月17日までで、乗車日の前日まで発売します。有効期間は連続する2日間で、インターネットでのみ発売します。

 「九州大冒険きっぷ」は2種類あります。豊肥線以北のJR九州全線(熊本-宇土-三角間を含みます)に乗ることのできる北部九州版と、JR九州全線に乗ることのできる全九州版の2種類です。新幹線や特急も普通車自由席なら乗り放題です。値段は、北部九州版が大人10000円、子供2000円で、全九州版が大人20000円、子供3000円です。なお、子供用は大人用と同時に購入し、同一の行程で利用する場合に限り有効です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/02/06/20260206_Kyushu_Shinkansen_15th_Anniversary_Discount_Tickets.pdf)

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「北日本&東日本パス」は値上げ、「青春18きっぷ」は値上げせず

 JRグループの各社から「青春18きっぷ」、JR北海道及びJR東日本から「北海道&東日本パス」の発売が発表されました。

 ここのところ、「青春18きっぷ」、「北海道&東日本パス」の発売は各シーズンごとの小刻みで、今後が心配だったのですが、今回は「青春18きっぷ」、「北海道&東日本パス」ともに一気に冬までの発売を発表しています。少なくとも2026年冬季までの1年間の発売は確定しています。

 まず、「青春18きっぷ」の利用期間及び発売期間について説明します。春季は利用期間が3月1日から4月10日まで、発売期間が3日間用が2月13日から4月8日まで、5日間用が2月13日から4月6日までです。夏季は利用期間が7月18日から9月8日まで、発売期間が3日間用が7月3日から9月6日まで、5日間用が7月3日から9月4日までです。冬季は利用期間が2026年12月11日から2027年1月11日まで、発売期間が3日間用が2026年11月27日から2027年1月9日まで、5日間用が2026年11月27日から2027年1月7日までです。いずれも、発売開始以降、利用開始日の1か月前から発売します。値段は大人、子供同額で、3日間用が10000円、5日間用が12050円です。

 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」も2026年冬季までの発売が確定しています。春季は利用期間が3月1日から4月10日まで、発売期間が2月13日から4月10日までです。夏季は利用期間が7月18日から9月8日まで、発売期間が7月3日から9月8日までです。冬季は利用期間が2026年12月11日から2027年1月11日まで、発売期間が2026年11月27日から2027年1月11日までです。発売開始以降、利用開始日の1か月前から発売します。値段は大人、子供同額で、4650円です。

 JR北海道、JR東日本、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行の普通列車が連続する7日間乗り放題の「北海道&東日本パス」も、2026年冬季までの発売が確定しています。春季は利用期間が3月1日から4月22日まで、発売期間が2月13日から4月16日までです。夏季は利用期間が7月1日から9月30日まで、発売期間が6月20日から9月24日までです。冬季は利用期間が2026年12月11日から2027年1月11日まで、発売期間が2026年11月27日から2027年1月5日までです。 値段は3月13日発売分までが大人11530円、子供5760円、3月14日発売分からが大人11780円、子供5890円です。JR東日本が値上げするので、その分値上げするのでしょうか? 逆に言えば、JR東日本の値上げがあるにもかかわらず、「青春18きっぷ」は値上げしないのです。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2025/20260205_ho03.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2025/20260205_ho02.pdf)

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213系5000番台は3月13日に引退

 2扉転換クロスシートという、珍しい座席配置の213系5000番台。元々は瀬戸大橋を走る快速用に開発された車両ですが、それをベースに関西線に投入しました。名古屋近郊の路線という絶好の環境にあるにもかかわらず、電化などの整備が遅れていたためにせっかくのポテンシャルが活かせず、近鉄に負け続けていた関西線に投入したのです。これらの施策により関西線は近鉄に対抗できる路線になり、213系5000番台は飯田線に移りました。

 その213系5000番台ですが、この3月13日(ダイヤ改正の前日)で引退するようです。列車にはヘッドマークの掲出などを行います。4月には引退を記念したツアー、普段立ち入ることのできない場所での撮影会も行います。ツアーは4月4日と25日に行われ、どちらも稲沢線など通常は走行しない線路を通ります。25日は引退する213系に乗ったまま、廃車場所の西浜松に行きます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044939.pdf)

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埼玉高速鉄道の岩槻延伸は2041年か?

 当blogでも何回か取り上げた埼玉高速鉄道の延伸ですが、実現に向けて動き出しています。

 このたび、埼玉県とさいたま市は、事業実施要請に必要な計画の素案をまとめました。現在の終点の浦和美園から岩槻までを結ぶ7.2キロの路線で、途中、2駅を設けます。そのうちのひとつが埼玉スタジアムの近くです。さいたま市によれば事業費の総額は1440億円(そのうち2駅の整備費用が120億円です)、2041年に開業するのが目標です。営業を行うのは埼玉高速鉄道、整備をするのは鉄道建設・運輸施設整備支援機構と別々で、上下分離方式で行うようです。

 事業を行うために重要な採算性については、費用便益比が1を超え、30年以内に累積赤字が解消する見通しとなっています。人口推計ではこれからも若い世代が増えると見込まれていますので、それが良い数字につながったとも考えられます。

 想定ダイヤもあります。朝夕のラッシュ時は1時間に8本、それ以外は1時間に5本です。朝夕のラッシュ時には既存駅の停車本数が減らない範囲で快速を走らせます。延伸後の岩槻から永田町までの所要時間は52分です。運賃は延伸区間も、現在の埼玉高速鉄道の水準を維持します。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV1V31XHV1VUTNB001M.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/635680)

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福井鉄道、特定日に運休する急行、2月28日ダイヤ改正で廃止

 福井鉄道は2月28日にダイヤ改正を行います。

 福井鉄道には、特定日に運休する急行が上下合わせて5本あります。不定期に運休する列車なのですが(運休する日は事前に公表されます)、これが2月28日のダイヤ改正で廃止されることになりました。やはり事前に予告があるとはいえ、運休する日がある列車は使いづらかったのでしょうか? なお、今回のダイヤ改正では、特定日に運休する急行の廃止以外の変更事項はありません。

 ただ、福井鉄道には別の話もあります。それについては後日、書きます。
(参考:福井鉄道ホームページ https://fukutetsu.jp/newsDetail.php?num=653)

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25万円で駅到着の車内メロディー作曲権売ります

 富山市の隣にある富山県舟橋村は、日本で一番小さい村と言われています。

 その舟橋村にあるのが富山地鉄の越中舟橋。その越中舟橋に列車が到着するときに車内で鳴らすメロディーを作曲する権利を販売しています。

 販売するのは、舟橋村と富山地鉄。25万円払うと、自分がつくった20秒以内のメロディーを車内で鳴らすことができます。今回販売するのは5人分で、4か月間放送します。5人が自作の曲を披露することができるのです。作曲するのはプロでもアマチュアでも良く、自作のメロディーに限ります。すでにある曲をコピーすることはできません。個人だけではなく、企業や店舗がお金を出して宣伝のために使うということもできます。

 作曲権を販売して得た収入の一部は舟橋村や富山地鉄が得て、鉄道の運行維持のための財源に充てる予定です(もっとも、富山地鉄でも富山に近いところは問題ないでしょうが)。また、この企画が好評なら第二弾も行う予定です。
(参考:富山新聞ホームページ https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/2001652)

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京都市バス、前乗り後降りへ

 どうしてもバスは、乗り降りに時間がかかってしまいます。乗り降りの際に運賃の収受を行うからです。鉄道のように駅で運賃収受をすることができない、バスの宿命です。

 ところが、内外から多くの観光客が訪れる京都では、バスの混雑は深刻な問題になっています。現在、京都の市バスは降りるときに運賃を払っていますが、均一運賃を前提にするならば乗るときに運賃を払うほうが乗降はスムーズになります。京都市交通局もバスの乗り降りを前乗り後降りに変更することを検討していましたが、新型コロナの影響で延期となっていました。

 その新型コロナの影響もなくなり、再び多くの観光客が京都を訪れるようになりました。車内は再び混雑し、しかも大きな荷物を持っている人もいます。そこで京都市交通局は再び、均一運賃系統において前乗り後降り方式に変えることにしました。市バス84系統のうち、すでに導入している観光特急バス2系統を除いた、均一運賃系統60系統に導入します。

 ただ、すぐに変更することはできません。乗るところは点字ブロックの位置に合わせないといけないので、今より後ろになります(場所によっては点字ブロックの位置を変えます)。降車口のところに障害物があれば、それを撤去する必要があります。そのような改修を2026年度から行い、2028年度末にバスの乗り降りの方式を前乗り後降りに変更します。
(参考:京都市交通局ホームページ https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/cmsfiles/contents/0000349/349533/houdou_maenori2.pdf)

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伊豆急の車両が北海道に行くのは2026年が最後

 「THE ROYAL EXPRESS」はいつもはホームグラウンドの伊豆を走っていますが、時々伊豆を飛び出して、ほかの地域に行くことがあります。夏の北海道は恒例行事で、2020年から毎年夏に運行しています。

 この「THE ROYAL EXPRESS」、2026年も運行することになりました。8月、9月に運行しますが、道東への「HOKKAIDO CRUISE TRAIN」が3回、道北(稚内)への「HOKKAIDO 日本最北端の旅」が3回、そして今回初登場の「HOKKAIDO ~NORTHERN COASTLINE~」が2回です。「HOKKAIDO ~NORTHERN COASTLINE~」はほかの2つと違って4泊5日のプランで、最初の3日間は道南(函館など)で、後の2日間は富良野に行きます。日程が延びる分だけ値段も上がり、1人あたりの値段(2人1室利用の基本料金)は116万円からです。とは言っても、ほかの2つのプランも「HOKKAIDO CRUISE TRAIN」が98万円から、「HOKKAIDO 日本最北端の旅」が96万円からで、決して安くはありません。

 さて、その「THE ROYAL EXPRESS」ですが、伊豆急の車両による運行は2026年が最後になります。2027年からは「THE ROYAL EXPRESS」のブランド名は引き継ぎますが、車両は「赤い星」を使います。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20260126_KO_2026THE%20ROYAL%20EXPRESS.pdf)

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「はなあかり」が広島に

 こちらもキハ189系の話題です。

 今回の主人公は、JR西日本の観光列車「はなあかり」。この「はなあかり」ですが、この春は広島を走ります。午前に広島→宮島口→岩国と行き、午後に岩国→宮島口→広島と戻ります。あまりにも短いので、車内での食事はなく、もみじ饅頭と飲み物の提供があるだけです。「はなあかり」の魅力を感じることなく着いてしまいそうです。運行日は、3月20日から29日までの休日ですが、4~6月も一部休日に走る予定です。

 この「はなあかり」ですが、「みどりの窓口」等での販売はなく、「tabiwa トラベル」で発売します。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260128_00_press_hanaakari_1.pdf)

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京都丹後鉄道の新型特急はキハ189系ベース、水戸岡氏デザイン

 京都丹後鉄道は、国や沿線自治体の補助を得て、KTR8000形に代わる新たな特急用車両をつくります。KTR8000形は途中リニューアルされ、「丹後の海」(旧:「タンゴディスカバリー」)となっていますが、つくられてから30年が経つので、そろそろ置き換えの時期です。

 新たな特急用車両も「丹後の海」と言います。2028年度から2年ごとに1編成2両ずつ、4編成8両をつくります。52億円かかります。最初の1編成はデザイン料を含めて17億円かかります。ベースはJR西日本のキハ189系です。キハ189系はデビューが15年も前の古い車両ですが、JR西日本エリアも走ることから、実績のあるキハ189系をベースに採用したのでしょうか?

 この新しい「丹後の海」も、水戸岡氏のデザインです。京都丹後鉄道でも「丹後あかまつ号」、「丹後あおまつ号」「丹後くろまつ号」などで実績があります。2両編成ですが、1号車に車椅子スペース兼ラウンジとサービスコーナー、多機能トイレ、化粧室、2号車の運転席側にセミコンパートメントを設置する予定です。

 ただ、参考にしたホームページを見る限りでは、2両ともにある普通の客席もボックスシートのようです。水戸岡氏のデザインに価値を見いだす人ならともかく、そうでない限り、単に座席のサービスレベルが低下したと認識されてしまう危険があります。新しい「丹後の海」の運行区間は未定ですが、今の「丹後の海」の役割を引き継ぐと考えると、JR西日本に乗り入れます。そういう人たちに誤解を与える危険もあります。

 なお、新しい「丹後の海」も、現行の「丹後の海」と併結して走ることができるよう考慮されています。また、現行の「丹後の海」10両のうち4両は廃車にせず、再度リニューアルして使うようです。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20260129-4056526/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/629892、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF292A20Z20C26A1000000/)

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券売機の切符の柄が猫

 明日2月22日は「猫の日」です。猫の鳴き声に因んでいます。

 その日に合わせて横浜市交通局ブルーラインの踊場で発売するのが、「ねこきっぷ」。券売機で発売する乗車券の台紙を踊る猫のデザインにしたもので、好評だった2025年に引き続き発売しています。14日から28日までの間、発売しています。

 ところで、なぜ踊場限定で、「ねこきっぷ」を売ることにしたのでしょうか? そもそも、踊場の地名の由来は、猫が集まって、毎晩踊っていたという言い伝えに由来しています。

 また、踊場の改札口付近には猫型のパネルを設置し、駅を訪れた人を迎えます。
(参考:横浜市交通局ホームページ https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/sub/oshirase/odoribacat.html)

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「富士山ビュー特急」、「フジサン特急」は「富士回遊」の直後に

 富士山麓電気鉄道は3月14日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、富士急行線内のみを走る「富士山ビュー特急」、「フジサン特急」の時刻を見直します。新宿から直行する「富士回遊」の後に走らせます。午後の便の一部を午前中にシフトさせるのです。なお、「富士山ビュー特急」は、車両整備等のため、3月14日から4月22日までの間運休します。

 なぜ「富士回遊」の直後に特急を走らせるのでしょうか? 「富士回遊」はインバウンドの観光客で人気で、3両しかないため混雑しています。その「富士回遊」に乗ることができなかった人を救済するため、「富士回遊」の直後に特急を走らせることにしたのです。大月までは併結されている「かいじ」に乗り、大月からは「富士山ビュー特急」や「フジサン特急」に乗るのです。

 また、夕方から夜の上りについては、普通列車を増発し(ほかの時間帯のを減らして調整します)、大月での中央線特急、「あずさ」、「かいじ」との待ち時間を改善し、東京方面への帰りへの利便性を向上させます。
(参考:富士急ホームページ https://www.fujikyu-railway.jp/upload/file/2026/ダイヤ改正/20260129001.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/630159)

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川口市長選で上野東京ラインの川口停車の見直しを求めていた候補が当選していた

 川口市は市の玄関口である川口に中距離電車を停めようとしています。JR東日本と交渉を重ね、ついに約400億円を負担してまで上野東京ラインを停めることに成功したのですが、新たな動きが出てきました。

 どういうことかと言えば、1日に川口市長選が行われ、新しい市長が誕生しました。市長選は6人で争っていましたが、引退した前市長の後継者などを退けて市長になりました。この新市長は前市長が進めた、中距離電車の川口停車について、見直しをしようとしています。

 なぜ見直しをしようとしているのでしょうか? 川口に中距離電車を停めるためには、今までなかった中距離電車用のホームをつくるなどの投資が必要です。この費用、約400億円は川口市が負担することになっています。そこまでしてでも中距離電車が欲しかったのです。ただ、京浜東北線でも東京に行くことはできるのに、わざわざ約400億円もお金を出して整備をする必要があるのか、ということなのでしょう。また、川口市の立場からではなく、大宮以北の利用者の立場で見た場合、所要時間が延びてさらに混雑してまで川口に停める価値があるのか、という疑問が出てきます。浦和やさいたま新都心とは違うのです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV212RWTV21UTNB00GM.html)

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マイル修行で離島の利用者が航空機に乗れなくなる

 航空機にはたくさん利用する人に優遇措置を与える制度があります。いわゆるマイルです。

 マイルは、距離などに応じて付与されるのですが、JALは搭乗回数によってもマイルが貯まります。飛行時間が短い路線だと効率的にマイルが貯まるのです。そのため、マイルを貯めようと修行する人もいます。マイル修行僧とも言われています。時々キャンペーンも行われ、付与されるマイルが増えることがあります。さらに修行する人が増えます。

 マイル修行僧がマイルを稼ぐためによく乗るのが、沖縄の離島路線。飛行時間が短く、1日に何回も乗ることができるからです。効率よく稼ぐことができるのです。折り返し時間も短く、マイルを稼ぐには好都合です。

 こういう利用は本来の目的ではありませんが、航空機に乗っていることには間違いありません。搭乗率の維持、向上につながります。乗り鉄がたくさん乗ることによって、輸送密度が上がるのと同じ理屈です。

 ただ、沖縄の離島路線の場合、別問題があります。航空機は貴重な交通手段なのです。それが、修行僧のために使われ、肝心の島民が利用できないのです。修行僧たちは事前に綿密な計画を組んでいて、かなり前から予約しているのですが、島民は必要に迫られてから予約するので、そのときにはもうすでに埋まっています。代わりの手段はありません。島民は困ってしまいます。乗り鉄しか乗らないローカル線とは話が違うのです。

 これは、修行する人たちのモラルの問題ではなく、そもそものシステムの問題でしょう。離島路線はキャパが小さく、マイルを稼ぐのが目的の人に利用されると、肝心の利用者が使えなくなってしまいます。今回もすでに対策が取られ、離島路線の増便を行ったり、キャンペーンの対象から外したりしています。マイル稼ぎのためでも乗ってもらえば路線の維持につながりますから、完全に排除することもできません。荒稼ぎの対象から外せばそれなりの解決になると思われます。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV2B1RNPV2BOXIE035M.html)

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2月の平日は「スマえき」で1日乗り放題

 JR四国は、JR四国チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」(略称「スマえき」)限定で、比較的列車が混雑しない2月の平日にJR四国全線の特急普通車自由席が1日乗り放題になる切符、「スマえき平日1日パス」を発売しています。

 発売期間は1月30日から2月27日まで、利用開始日の当日まで発売します。なお、毎日2時から4時の間はアプリのメンテナンスを行うため、購入することができません。利用期間は2月2日から27日までの平日です。値段は大人9000円、子供4500円で(子供単独での購入は不可です)、JR四国全線(児島-宇多津間も含みます)の特急、普通の普通車自由席及び土佐くろしお鉄道窪川-若井間の普通列車の普通車自由席が乗り放題です。

 なお、区間によっては日中に集中工事を行っている区間があります。特急が走る区間でも集中工事を行っている区間があり、バス代行、あるいは代替バスすらないところもあります。どこが該当するかはJR四国のホームページ等で案内がありますので、「スマえき平日1日パス」で出かけるときは、計画段階で事前に注意しておく必要があります。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2026/01/27/2026%2001%2028%2001.pdf)

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運転士不足で4号系統休止

 長崎電気軌道は明日18日にダイヤ改正を行います。

 そもそも、なぜダイヤ改正をやるのかと言えば、運転士が足らないため。現在のダイヤを維持するためには94人の運転士が必要ですが、85人しかいないのです。それではどれぐらい減るのでしょうか? 9時台から19時台の場合、現在、1号系統は約5分間隔、3号系統は約7~9分間隔、5号系統は約9分間隔で走っています。それがダイヤ改正後は、1号系統は約7分間隔、3号系統は約10分間隔、5号系統は約11分間隔となります。全ての系統を合わせると、784便から672便に減ります。112便も減るのです。ただし、朝夕には増発便を設定するようです。

 そして、朝夕しか走らないレアな4号系統の運行を休止します。2年半ほど前に長崎に行ったときに乗り残した系統ですが、結局は乗らないままになってしまいました。これまで4号系統を使っていた人は、交通系ICカードやクレジットカード等のタッチ決済なら、西浜町で乗り換えることによって、1回分の運賃で利用できますが、現金の人は2回分の運賃が必要になります。
(参考:長崎電気軌道ホームページ https://www.naga-den.com/pages/1405/、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC058LW0V00C26A2000000/)

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「おとなび」廃止

 JR西日本には「おとなび」という、50歳以上の人を対象とした会員サービスがあります。JR東日本の「大人の休日倶楽部」ほどではありませんが、独自の割引もあり、一時期は山陽新幹線の「こだま」に6割引で乗ることができました。途中で「のぞみ」などに抜かれまくり、新大阪から博多まで5時間かかっても、6000円ほどで行くことができるならば文句は言えません。バスでもできない激安切符でした。

 その「おとなび」ですが、サービスが終了します。「おとなび割引」は3月13日利用開始分、「おとなびWEB早特」、「おとなび首都圏往復フリーきっぷ」は3月31日利用終了分で発売を終了します。その他のサービスも9月30日で終了します。

 結局、お得な切符は使えないまま終わり、その分値上げになります。何度も書いていますが、本来なら、「みどりの窓口」で切符を買い求める客から人件費を含めた適正な料金をもらうという値上げをして、それで必要に応じてネットでの割引切符の原資にすればいいのですが、運賃制度があまりにも時代錯誤的なもので、JRもそれに拘束されています。結局、会員サービスを縮小するというかたちで収益を確保せざるを得ないのです。JRもある意味被害者なのです。短期的にはともかく、長期的には疑問符が付く値上げのしかたです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260128_00_press_otonavi.pdf)

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名鉄での新聞輸送が廃止

 新聞はかつては夜行列車で運ばれていましたが、今はトラックで運んでいます。

 しかし、鉄道の出番が全くなくなったわけではありません。夕刊(そもそも夕刊を発行している新聞社もかなり減っていますが)は鉄道で運ぶところもあるようです。昼間は道が混んでいて、鉄道のほうが速いからでしょうか?

 名古屋でも夕刊は名鉄で運んでいました。夕刊は平日と土曜日に発行されるので、11時ごろに新聞を運びます。名鉄名古屋のホームに上から滑り台のようなローラーに乗せられた新聞が降りてきます。これを列車に乗せて、各地に運んでいきます。

 しかしこの光景、1月末で見られなくなりました。名鉄百貨店が2月末に閉店するため、この滑り台のような装置が使えなくなるのです。2月以降はトラックで運びます。なお、JRや近鉄での夕刊輸送は続きます。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/1200331)

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新金線BRT、専用道は京成以南を先行整備

 BRTで建設することに決まった、新金線の旅客化。一部を除いて貨物線沿いに専用道をつくり、そこを走ります。新小岩-金町間の所要時間は約26~28分、運行本数はピーク時が毎時10分、オフピーク時が毎時6本、概算事業費は約320~560億円と見積もられています。スムーズに走らせるため、鉄道のように駅で事前に運賃を収受し(改札もあります)、複数のドアから乗り降りできるようにします。停留所も駅のようになっていて、車体との間に段差はありません。車両も2両編成の連節車で、多くの人を一度に運ぶことができます。専用道や駅、車両は葛飾区が整備し、実際の運行は民間の事業者や第三セクターに委ねます。2030年代に事業に着手し、2030年代後半に開通する予定です。

 このBRTですが、一気に新小岩から金町までの全線が開業するわけではありません。BRTとはいえ、国道6号線との交差や金町との接続方法に課題を残しています。そのため、京成以南を先行開業させます。BRTは普通の道路もバスとして走らせることができるので、解決に時間がかかるところを先送りして、大きな問題がないところから先に開業させる予定のようです。
(参考:葛飾区ホームページ https://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/023/798/seibikousou.pdf)

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神戸市交通局海岸線、昼間は15分間隔に

 神戸市交通局の海岸線は、3月14日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、ホームドア設置のための停車時間の見直しを行います。新長田から三宮・花時計前まで約15分で結んでいたところですが、約16分に伸びます。

 そしてそれよりも重大なことが、運行間隔の見直し。平日の朝ラッシュ時(6分間隔)、夕方ラッシュ時(7.5分間隔)は現行通りですが、それ以外の時間帯が変わります。平日、休日ともに昼間は10分間隔から15分間隔に、早朝、深夜は15分間隔から20分間隔になります。

 地下鉄で昼間15分間隔のところはいくつかあります。同じ神戸市交通局の北神線、Osaka Metro中央線の夢洲-コスモスクエア間、名古屋市交通局の上飯田線です。しかし、神戸市交通局北神線は元々地下鉄ではなく六甲山をぶち抜く私鉄だった区間です。Osaka Metro中央線夢洲-コスモスクエア間は万博のために延伸した区間で、IRができるまではどうしても需要が落ち込みます。名古屋市交通局上飯田線は名鉄と結ぶためにできた路線で、名古屋市がつくったから便宜上地下鉄扱いになったのです。このように特殊な路線ばかりですので、市街地を走るそれなりの長さの路線で15分間隔の地下鉄はと言えば、海岸線が事実上初めての事例でしょう。
(参考:神戸市交通局ホームページ https://www.city.kobe.lg.jp/a80062/450258843199.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/631296)

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伊豆急、河津から伊豆急下田までなら特急料金200円

 特急「踊り子」の下りの末端区間をお得に利用することができる、「伊豆急ちょこ乗り特急券」。好評だったようで、第2弾が発売されています。

 第2弾で使える区間は、河津から伊豆急下田までの下り。今回もスマホで購入するデジタルチケットで、「踊り子」(座席未指定券を発売する列車に限ります)の普通車の空席です。値段は大人200円、子供100円で(乗車券は別途購入する必要があります)、区間が前回よりも短いので、さらに安くなっています。発売期間は2月1日から3月10日までで、購入日より7日以内かつ3月10日までに利用します。

 今の時期、河津の桜が咲いています。暖かい伊豆で春の訪れを感じさせるものです。その河津の桜を見に行ったついでに、さらに下田などまで足を伸ばしてもらい、早春の伊豆を楽しんでもらいのでしょう。花も咲いています。
(参考:伊豆急ホームページ https://camel3.com/cms/files/izukyu/MASTER/0100/GlaKSLi8.pdf)

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成田スカイアクセスが部分複々線化?

 日本の空の玄関、成田空港へは京成の「スカイライナー」で行くと速いです。最高速度時速160キロで、日暮里から空港第2ビルの間を最速36分で結んでいます。運賃だけで乗ることができる「アクセス特急」でも押上から空港第2ビルまで概ね50分台です。また、押上から成田空港に行く新型有料特急(赤紫色の外観になるようです)が2028年度にできると、押上から空港第2ビルまで最速30分台前半で走ります。

 こうなると、ますます成田湯川-成田空港間の単線区間がネックになります。当然ながら複線化も推し進めますが、成田スカイアクセスの一部区間で「スカイライナー」及び新型有料特急専用の新線をつくることを京成は検討しています。

 複々線化を考えているのは、新鎌ヶ谷-印旛日本医大間の約20キロ。もともとこの区間は成田新幹線や千葉県営鉄道も走る予定だったところであり、今は空いている土地をメガソーラーとして使っているところもあります。従来の線路はアクセス特急や北総線の列車が走り、新しくできる線路を「スカイライナー」や新型有料特急が走ります。最高速度は時速160キロで、「スカイライナー」や新型有料特急はほかの列車を気にすることなく、スピードを出し続けることができます。この複々線ができると、「スカイライナー」の日暮里-空港第2ビル間の最速が30分台前半になり、新型有料特急の押上-空港第2ビル間の最速が30分台前半から20分台後半になります。

 もちろん、このような大投資は京成だけでできるものではありません。国、千葉県、成田国際空港株式会社などの関係者とともに、これから整備手法や費用分担等についての協議や調整を行うこととなります。
(参考:京成ホームページ https://www.keisei.co.jp//cms/files/keisei/MASTER/0110/9xOVGyxA.pdf、「未来鉄道2020年 新線鉄道計画徹底ガイド 東日本編」 川島令三著 山海堂

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「eきっぷ」、「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」等廃止

 JR東海のお得な切符についての記事ですが、最後に取り上げるのは新幹線です。JR東海の東海道新幹線だけでなく、JR西日本の山陽新幹線、JR九州の九州新幹線にも影響は及びます。

 「エクスプレス予約」では通常より安い値段で新幹線に乗ることができます。その中には、特急券だけのものもあります(乗車券は別途買います)。「e特急券」です。新幹線だけでなく在来線にも乗る場合、途中下車する場合、学生の場合に使うとお得です。

 しかしその「e特急券」ですが、廃止されてしまいます。2027年3月31日乗車分で発売終了となります。代わりとなるお得な商品はないようです。

 JRとしてはネットでの購入を推し進めたいです。しかし、「エクスプレス予約」に限ったことではないですが、このところの動きはそれに逆行しています。本来なら「みどりの窓口」で買うような人から窓口の人件費に見合ったお金をもらう(つまり、正規料金を値上げする)のが望ましい方向性ですが、国交省の頭が固いせいか、鉄道だけが時代遅れの運賃制度に引きずられ、なかなか正規料金の値上げができないので、短期的な視点でネットの割引切符を値上げしようとしているのでしょうか? これでは、ネットへの移行が進まず、人的コストのかかる「みどりの窓口」の削減もできません。

 話は変わりまして、名鉄との競争がある豊橋-名古屋間ではお得な切符が発売されていました。在来線でも新幹線でも、お得に行き来することができました。しかし、2026年3月31日でこれらの切符が廃止され、使えなくなります(「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」は2026年4月30日まで利用できます)。「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」は金券ショップでもばら売りされていましたので、それを封じ込める目的もあるのでしょう。「青春18きっぷ」と同じような話です。

 ただ、こちらは代替の切符があります。「エクスプレス予約」に新たな切符ができるのです。「EX早特1」というもので、前日までに買えば、豊橋-名古屋間の新幹線自由席が1400円です。この区間の運賃は1340円なので、60円足すだけで新幹線に乗ることができます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044876.pdf、https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044875.pdf)

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「立山黒部アルペンフリーきっぷ」が往復のJRも乗り放題に

 JR東海のお得な切符の見直しはいろいろありますが、今日取り上げるのは、立山黒部アルペンルートへの切符です。

 JR東海、JR西日本は2025年度まで「立山黒部アルペンきっぷ」を発売していましたが、JR西日本は2025年で発売を終了し、JR東海のみ名前を「立山黒部アルペンフリーきっぷ」と変えて発売します。京阪神などJR西日本エリア発着はなくなるのです。

 それでは、新しくなった「立山黒部アルペンフリーきっぷ」について説明します。発売期間は3月15日から11月26日まで、設定期間は4月15日から11月30日までですが、そのうち4月27日から5月6日までと8月10日から19日までは利用できません。値段は大人24500円、子供12250円で、連続する5日間有効です。

 利用区間は名古屋-富山間(高山線経由)、信濃大町-名古屋間(大糸、篠ノ井、中央線経由)、アルペンルートです。5日間の有効期間中、乗り放題です。現在の「立山黒部アルペンきっぷ」でも途中下車できる区間は結構多かったのですが、さらに拡大しています。ということは、枇杷島や尾頭橋で途中下車することも可能なのでしょうか? そもそも、出発は名古屋に限られず、岐阜や多治見でも、さらに言えば片方が遠回りになるのを覚悟するのなら高山や木曽福島でも構わないのでしょうか? なお、特急の指定席は4回まで利用できます。

 切符はインターネットで購入します。JR西日本の「e5489」で買います。「e5489」で買った切符は、JR東海の駅で受け取ります。1日で回りきらないといけないですが、有効期間の最終日まで受け取りは可能です。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044876.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260128_00_press_Kikakujoshaken_Minaoshi_2.pdf)

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釧網線でスマホ乗車券

 JR北海道は1月26日から、電子チケット、「釧網線スマホ乗車券」を発売しています。

 どういうものかと言えば、釧網線の知床斜里、摩周、標茶の3駅から釧網線(網走-東釧路間)の各駅及び釧路への片道乗車券。知床斜里、摩周、標茶発に限られ、逆方向はありません。駅の窓口で並ばなくても持っているスマホでそのまま列車に乗ることができます。運賃は紙の切符と同額ですが営業キロが100キロを超えても途中下車はできません。購入当日限り有効で、支払いはクレジットカードのみです。なお、購入後30分までは手数料なしで払い戻しできますが(間違って買ってしまった人への救済策?)、30分経過すれば1人あたり220円の払戻手数料が発生します。また、「チケットを見せる」を押した後は払い戻しできません。

 交通系ICカードが整備されている大都市圏ならともかく、無人駅だらけの地方なら、スマホをベースにしたほうが良さそうです。ただ、JR各社がバラバラに導入すると使い勝手が悪くなりますので、どこか1社のシステムをベースに全国展開するのが望ましいでしょう。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20260109_KO_ticket.pdf)

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阿武隈急行、朝は増便、昼間は1時間間隔に

 阿武隈急行は3月14日にダイヤ改正を行います。

 阿武隈急行で最も利用者の多いのは、福島側の朝。しかし、その福島側でも、朝のラッシュ時は約40分間隔でした。ところが、今回のダイヤ改正では1本増発して、約20分間隔にします。ただし、4両編成から2両編成2本になります。

 福島-梁川間の昼間(10~15時台)はこれまで概ね40分間隔でしたが、50~60分間隔にします(改正後もバラツキは大きいです)。利用状況を勘案してとのことです。

 県境の区間では、利用者が少ないこともあり、2時間ほど列車の来ない時間帯があります。今回の改正ではその一部が解消され、槻木14時以降は、概ね1時間に1本走ります。また、途中で乗り換える便もありましたが、福島から槻木まで直通する便が増えます。
(参考:阿武隈急行ホームページ https://www.abukyu.co.jp/?p=3930)

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「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」に大井川鐵道加わる

 JR東海全線のほか、沿線にある16の私鉄に乗ることができる、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」。この「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ☆たびきっぷ」ですが、4月4日利用開始分から内容が若干変わります。

 今回から大井川鐵道金谷-川根温泉笹間渡間が利用できるようになります。それに伴い、切符の名前も「JR東海&17私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」に変わります。大井川鐵道でEL急行に乗るときは、別途EL急行料金が必要です。「きかんしゃトーマス」等には乗ることはできません。

 そのほかにも変更点があります。これまでは東海道新幹線熱海-米原間に乗る場合、係員のいる改札を通る必要がありましたが、自動改札機を利用できるようになります。新幹線の利用には4回という回数制限もありましたが、それも撤廃されます。特急券さえあれば何回でも利用できるようになります。

 そういうこともあって、4月4日利用開始分から値上げされることになりました。現行は大人8620円、子供4040円でしたが、大人9200円、子供4330円になります。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044876.pdf)

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近江鉄道3月1日「ICOCA」導入で、紙の切符原則廃止

 以前にも書きましたが、近江鉄道は「ICOCA」を導入します。

 いつから導入するのかと言えば、3月1日。近江鉄道全線で交通系ICカードが使えるようになります。定期券も「ICOCA」になります。駅での販売のほか、スマホやパソコンで定期券を購入することができるサービスも導入されます。

 それでは、どうやって「ICOCA」を使うのでしょうか? 乗るときは、駅にIC改札機(入場用)がありますので、それにタッチしてから乗車します。降りるときは、有人駅では駅にあるIC改札機(出場用)にタッチしてから降ります。無人駅(有人駅でも駅員のいない時間帯を含みます。以下同じ)でも、一部の駅ではIC改札機(出場用)があります。朝ラッシュ時など利用者の多い時間帯では、全ての扉が開きます。そのようなときは、駅にあるIC改札機(出場用)にタッチしてから降ります。進行方向前寄りの扉のみ開いた場合は、列車の前の扉にある出場機にタッチしてから降ります。IC改札機(出場用)がない小さな駅では、列車の前の扉にある出場機にタッチしてから降ります。現金のときはどうでしょうか? 有人駅では駅にある整理券発行機から整理券を取って乗車します。無人駅では車内の整理券発行機から整理券を取って乗車します。降りるときは、有人駅では駅で駅員に整理券と運賃を払います。無人駅では列車の前の扉にある運賃箱に整理券と運賃を入れてから降ります。

 近江鉄道でチャージ残額から1か月に3000円以上使った場合には、「WESTERポイント(チャージ専用)」が貯まります。3000円を超えた額の10%が付与されます。そして、子供用の交通系ICカードで子供が乗った場合、一律10円です。現金で払うときは大人の半額ですから、交通系ICカードのほうがはるかにお得です。子供のうちから鉄道に乗る習慣を身につけさせるためにも、有意義な施策でしょう。

 ただし、「ICOCA」の導入により、駅での営業体制が変わります。まず、有人駅が少なくなります。始発から最終まで終日営業するのが彦根、八日市、近江八幡の3駅のみ、一部時間のみ営業するのが貴生川、それ以外の駅は全て無人駅です。チャージも有人駅でしかできません(車内ではできません)。紙の切符も原則としてなくなります。定期券、回数券(その代替が「WESTERポイント(チャージ専用)」の付与です)、信楽高原鐵道との連絡乗車券のほか、普通乗車券の発売も行いません。ずいぶん思い切った方針の変更です。「1デイスマイルチケット」、「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」等のフリー切符も駅では発売せず、大幅値上げの上、アプリ限定になります。「1デイスマイルチケット」の場合、現行の大人900円、子供450円から大人1500円、中高生1000円になります(子供は1回10円で乗ることができるので、発売しません)。ただ、これまでは休日と金曜日の利用可能だったのですが、毎日利用可能になります。
(参考:近江鉄道ホームページ https://www.ohmitetudo.co.jp/file.jsp?id=17851)

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岡山電気軌道、2029年度に路面電車の環状運転を実施

 岡山電気軌道には、以前から環状運転の計画があります。まだ岡山駅前広場への乗り入れも実現していないので、まだまだ先の話と思っていたのですが、近いうちに実現するようです。

 まず、環状運転の内容について説明します。岡山電気軌道には東山線と清輝橋線の2つの路線がありますが、清輝橋線の大雲寺前と東山線の西大寺町との間、0.6キロを結んで環状運転します。岡山駅→大雲寺前→ハレノワ前→西大寺町→岡山駅と結ぶ単線左回りの3.4キロの路線ができます。このうち、この新しくできる0.6キロの路線の途中にハレノワ前という電停を設置します。ハレノワは、2023年にできた岡山芸術劇場のことで、ピーク時には1時間に3本以上走り、事業費は約27.4億円です。

 それでは、以前から話のあったこの路線が実現することになったのでしょうか? 鉄道会社が自ら責任で投資し、運賃で回収していくというやりかたでは、いつまで経っても鉄道はできません。そこで、ここハレノワ線では、みなし上下分離という方法を採ります。新しくできる区間も岡山電気軌道が整備し、施設の保有も運行も岡山電気軌道が行いますが、新しくできる区間の整備費用は国と岡山市が半分ずつ負担します。ハレノワ線全体の維持管理にかかる費用は岡山市が全額負担します。新しくできる区間の固定資産税は岡山電気軌道が支払いますが、その税金相当額は岡山市が負担します。こういうスキームができたので、計画が前に進んだのです。

 環状運転は2029年度中の運行開始を目指します。岡山駅前広場への乗り入れは2027年3月の予定なので、それから2~3年でさらに伸びることになります。岡山駅前広場への乗り入れもハレノワ線も、できたら乗りに行きたいです。
(参考:岡山市ホームページ https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000078/78385/01_roden.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b93b376d2a31e9f454dabeed74d3275fd4e43f)

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佐賀関へのお得な切符が1000円引き

 JR九州大分支社は2025年11月13日から、佐賀関キャンペーンの一環として、「佐賀関グルメ 1day レール&バスきっぷ」を発売しています。大分や別府から日豊線の普通列車に乗り(特急に乗る場合は、特急料金別払い)、坂ノ市で大分バスに乗り換えて佐賀関まで行きます。鉄道やバスは1日乗り放題です。佐賀関の道の駅で、関アジ丼か関サバ丼を食べることができる食事券が付いています。発売期間、利用期間ともに2025年11月13日から2026年3月31日までです。値段は大分発が大人3040円、子供2170円、別府発が大人3600円、子供2450円です。なお、切符はアプリ上での販売です。

 その観光キャンペーンが始まったばかりの佐賀関ですが、大火事に遭いました。そういうこともあってでしょうか、200人限りですが、1000円割引のキャンペーンを行っています。割引クーポンは1月15日から2月28日まで配布しています。クーポンコード(saganoseki)を入れれば良いようで、先着200人限りです。なお、割引になるのは大人だけです。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/01/14/20260115_Limited_time_campaign_coupons_will_be_distributed_to_the_first_200_customers_1.pdf)

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オープントップバスで太宰府へ

 西鉄バスは2012年からオープントップバス、「FUKUOKA OPEN TOP BUS」を走らせています。

 その西鉄バスですが、3月28日から新型車両を2台導入するとともに、新しいコースでの運行を始めます。新型車両の導入は、2012年の「FUKUOKA OPEN TOP BUS」運行開始時以来、14年ぶりです。

 新型車両は現行の車両と同じく、赤と青をベースにしたものが1台ずつ。それに桜の花、梅の花、博多織の柄など、日本らしさ、福岡らしさを感じさせるデザインとしています。車内の座席は温かみや親しみやすさを感じさせるオレンジで、屋根は天候に応じて開閉可能となっています。座席定員は現行のバスより10人増えて46人で、座席は全て2階です。

 新しいコースは、太宰府です。都市高速に乗って西鉄天神高速バスターミナルと西鉄太宰府駅を結びます。所要時間は片道60分で、1日2往復します。太宰府発は博多駅前で降車することができます。片道はこのオープントップバス、もう片道は鉄道バスと組み合わせることもできます。

 3月28日からのコースは、「シーサイドももちコース」(所要時間約60分)が1日5本、「太宰府コース」(所要時間約60分)が1日2往復、「福岡きらめきコース」(所要時間約80分)が1日3本です。運賃はどのコースでも、大人2000円、子供1000円です。天神と太宰府を結ぶ「太宰府コース」を除いて、西鉄天神バスターミナル発着です。
(参考:西鉄ホームページ https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20260123_2/main/0/link/25_104.pdf)

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東急、列車衝突事故の影響で減便

 東急も3月14日にダイヤ改正を行います。

 2025年10月のことですが、東急は田園都市線梶が谷で列車衝突事故を起こしました。その影響で、東急所属の10両編成の車両のうち、2本が使えない状態になっています。そこで、このダイヤ改正で運用を変えることにしました。平日7~9時台の下りでは、鷺沼-長津田間で2本、長津田-中央林間間で1本減らします。平日8~9時台の上りは、本数は減りませんが、一部列車の行き先、列車種別、編成両数、運転時刻などを変更します。長津田からの半蔵門線に直通する急行を鷺沼始発の準急に変え、鷺沼から西は7両編成の急行で代用します。大井町線用の車両を使うのです。

 田園都市線では急行から準急への格下げも行います。平日は渋谷発18~19時台の下りを、一部を除いて急行から準急に変更します。休日は中央林間発9~13時台の渋谷方面行き急行を、一部を除いて準急に変更します。急行は渋谷-二子玉川間を通過運転しますが、準急なら各駅に停まります。各駅に停まる準急を増やすことによって各列車の乗車率の平準化等を行います。平日の場合は、後続の列車を待つ人が減るため、渋谷のホームの混雑緩和や遅延防止にもつながります。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/company/news/pdf/20260122_timetablechange_d.pdf)

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名鉄ダイヤ改正で昼間の犬山線の本数削減

 名鉄は3月14日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では名古屋本線の平日朝を中心とした増結、中部空港アクセスの改善(太田川発常滑行きの始発普通を金山発に変更します。金山5:21発です。深夜も神宮前-太田川間の準急、普通停車駅へのアクセスが改善します)等がありますが、メインは犬山線の昼間の本数削減と竹鼻・羽島線のワンマン運転の開始です。

 現在、犬山線の昼間時間帯では、新鵜沼発着の快速特急、特急が1時間に2本、新鵜沼発着の急行が1時間に2本、新鵜沼発着の準急が1時間に2本、犬山発着の普通が1時間に2本、岩倉発着の普通が1時間に2本走っています。このうち、新鵜沼発着の急行を準急に格下げし、新鵜沼発着の準急が犬山発着になります。普通は全て岩倉発着です。これにより、岩倉以北の急行通過駅でも1時間に4本の停車本数を維持しながら、本数を削減することができます。改正後は新鵜沼発着の快速特急、特急が1時間に2本、新鵜沼発着の準急が1時間に2本、犬山発着の準急が1時間に2本、岩倉発着の普通が1時間に4本走ることになります。

 竹鼻・羽島線ではワンマン運転を行います。現在、平日、休日ともに6~20時台は1時間に4本走っています。これがダイヤ改正以後は、平日の6~9時台が1時間に3~4本、10~15時台が1時間に2本、16~20時台が1時間に3本に減ります。1時間に2本の21時台は3本に増えます。休日はと言えば、6~10時台が1時間に3~4本、11~16時台が1時間に2本、17~20時台が1時間に3本に減ります。ほぼ全ての時間帯で本数が減ることになるのです。また、1時間に3本の時間帯は15分、15分、30分といったいびつなダイヤになるようです。

 このほか、大里で16~21時台に行っていた、急行の特別停車が取りやめとなります。上下21本が該当します。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2025/__icsFiles/afieldfile/2026/01/26/26-01-26diakaisei.pdf)

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「GRAN 天空」の食事メニュー

 昨日の記事で簡単に書きましたが、「GRAN 天空」の4号車では、食事の提供があります。南海で、車内で食事が出るのは、明治時代(SL)や、大正から昭和初期(電車)以来でしょうか? しかも、これらは南海本線のことで、高野線では初めてです。

 食事は運行時間によって、モーニング、ランチ、アフタヌーンティーの3種類があります。モーニングは難波9:00発の「GRAN 天空1号」(発車時刻は平日のもの、以下同じ)で、ランチは極楽橋10:46発の「GRAN 天空2号」、難波12:45発の「GRAN 天空3号」で、アフタヌーンティーは極楽橋14:58発の「GRAN 天空4号」で提供します。メニューの内容は季節によって変わるようで、今回発表されたのは、春・夏のメニューです。9月末ごろまでのメニューです。提供する食材には、沿線の泉州、南河内、和歌山のものが取り入れられています。

 簡単にメニューを紹介します。モーニングは、じゃばら、有田みかん、湯浅もろみ、地元野菜を使用した6種類の小鉢を特製のおかもちに入れて提供します。サンドは2種類あり、生山椒と胡麻豆腐を使用したスープをセットにしています。ランチは、泉州蛸、じゃばら、有田みかん、河内鴨、紅南高梅、有田生山椒、湯浅もろみ、金山寺味噌、地元野菜を使用した12種類の小鉢を特製のおかもちに入れて提供します。季節の炊き込みご飯と土瓶蒸し(春・夏は冷製です)をセットにしています。アフタヌーンティーは紅南高梅、有田生山椒を使用したデザート6種、金山寺味噌、地元野菜を使用した軽食3種類をアフタヌーンティーらしくケーキスタンドで提供します。

 また、グランシート、グランシートプラスのモーニング、ランチ、アフタヌーンティーでは、沿線にゆかりのあるソフトドリンクやアルコール飲料をフリードリンクで提供します。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/260202.pdf)

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南海、4月1日から特急料金等値上げ

 南海の特急料金(自由席もある「サザン」は座席指定料金です。ここではまとめて特急料金等と言います)は、「こうや」の難波・新今宮・天下茶屋・堺東-極楽橋間が790円、そのほかは520円です。

 その南海の特急料金等ですが、4月1日から値上げになります。新しい料金は、「こうや」の難波・新今宮・天下茶屋・堺東-極楽橋間が1100円、そのほかは700円です。

 しかし、南海もほかの会社と同じようにデジタル化及びキャッシュレス化を推進しています。2030年度を目標に磁気乗車券を廃止する予定です。そこで、南海もチケットレス特急料金を新たに設定します。「南海・特急チケットレスサービス」で買うと、値上げ後の特急料金等から150円安く買うことができます。つまり、「こうや」の難波・新今宮・天下茶屋・堺東-極楽橋間が950円、そのほかは550円です。これまで520円で特急に乗ることができた区間では、値上げ幅は30円に留まります。反対に、ネットや駅で切符を買わずに、車内で購入した場合は、正規の料金に一律で300円が加算されます(「GRAN 天空」も車内で購入すれば、300円が加算されます。なお、「GRAN 天空」の食事メニューについては、別記事で書きます)。子供も半額にならず、300円が加算されます。事前に買っておいたほうが得なのです。なお、「ラピート」のスーパーシートの追加料金は210円のままで変わりません。「南海・特急チケットレスサービス」で会員登録をすれば、レギュラーシートの料金でスーパーシートに乗車することができます。

 今回の特急料金等の値上げに合わせて、これまで100円で乗ることができた泉佐野-関西空港間も、通常の特急料金を払わないといけないようになります。「南海・特急チケットレスサービス」においてポイントの付与率が見直され、特急料金等の値上げに合わせて、お得な切符の発売額の見直しを行います。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/260122.pdf)

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伊勢鉄道、伊勢志摩、南紀へも「TOICA」

 JR東海の交通系ICカード、「TOICA」ですが、2027年春に利用エリアを拡大します。

 今回拡大するのは三重県方面。これまでは関西線の亀山までしか使えなかったのですが、紀勢線・参宮線の亀山-鳥羽間各駅で使えるようになります。伊勢鉄道の鈴鹿でも使えます。伊勢鉄道は鈴鹿だけしか使えませんが、名古屋-伊勢市間のように伊勢鉄道を経由して「TOICA」を使うことはできます。また、特急「南紀」を使う場合に限られますが、三瀬谷、紀伊長島、尾鷲、熊野市、新宮の5駅でも使うことができます。名古屋-新宮間といった使いかたもできます。

 ところで、三重県内に「TOICA」を導入した場合、どうやって亀山経由と伊勢鉄道経由を区別するのでしょうか? 三重県内にはJRと近鉄で改札を共用している駅同士がありますが、JRを利用したか近鉄を利用したかをどうやって区別するのでしょうか? これらについては決まり次第追加発表されるとのことです。「南紀」に関してはチケットレス乗車サービスも導入しますが、それについてもまだ決まっていません。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044867.pdf)

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「サンダーバード」の北陸直通は復活するか?

 2024年3月の北陸新幹線敦賀開業によって、これまで特急が直通していた福井や金沢へも、乗り換えが必要となりました。少々速くなりましたが、それよりも乗り換えの不便さが勝っています。特に能登半島は地震で被害を受け、今まで1往復とはいえ直通していた特急がなくなったのですから(新幹線開業後は敦賀と金沢の2か所で乗り換えが必要になります)、大阪から和倉温泉への直通運転を求める声は強いです。

 このような声は以前にもありましたが、これに対してJR西日本は被災地のこともあるので検討はするものの、問題点も指摘しています。どういうことかと言えば、ひとつは車両が不足していること。北陸へ直通するには、交直流の特急用車両が必要です。しかし、北陸新幹線が敦賀まで延びた時点で60両を廃車しました。老朽化していましたし、敦賀までなら直流だけでも走ることができます。交直流車両は特殊な構造で、つくるのにも時間がかかります。今でも七尾線に「能登かがり火」が走っていますから、交直流の特急用車両がなくなることはありませんが、新幹線開業前のようにたくさん走らせることはできません。

 もうひとつは、ダイヤの問題。北陸新幹線が開業したため、これまで特急がたくさん走っていた北陸線はJRから切り離され、第三セクターになりました。これまでは特急を優先させるため普通列車は犠牲になっていましたが、今の第三セクターのダイヤは充実しています。特急を走らせるとそのあたりの調整も必要となります。そのほか、参考にした記事には書いていませんが、列車を増やすことにより貨物列車の線路使用料が減ってしまいます。それを考えると、新幹線開業前のように特急が頻繁に走るということは考えにくく、「花嫁のれん」のような(それなりのお金を取ることができる)観光列車タイプのほうが実現可能性は高いと考えられます。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV1J2440V1JPLFA007M.html)

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JR、ローカル線のサービスレベルが低いことを認める

 JRの運賃は大都市圏でも赤字ローカル線でもあまり変わりがありません。例えば、JR東日本の場合、3月に値上げを行い、山手線などこれまで若干安かった首都圏の運賃はかなり上がります。山手線と廃止になりそうな区間の運賃が同じなのです。つまり、ローカル線の利用者は比較的安い運賃で利用できるのですが、そのことが運行本数や車両数といったサービスレベルにどのような影響を与えるのでしょうか?

 2025年12月のことですが、国交省の検討会で、JR東日本、JR西日本、JR九州の3社がローカル鉄道についての回答を行いました。その中で、都市部の路線については私鉄に比べてサービスレベルに遜色はないとのことでしたが、地方のローカル線の運行本数については私鉄や第三セクターに比べて少ないことを認めています。つまり、自らサービスレベルが低いことを認めたのです。

 JRが必要な投資を行わず、ケチケチしていると単純に非難することはできません。鉄道の運賃は、高速バスや航空機と違って硬直的な運賃で、需要に見合った適正な運賃が取れず、しかも公共交通機関としての役割を求めている割にはJRは新幹線、大都市圏、不動産あたりで儲かっているとして補助金ももらえません。企業としてはコストを抑える経営しか選択できないのです。ある意味どうしようもないのです。JRを非難しても何も解決しないのです。

 バスどころかジャンボタクシーで十分成り立つようなローカル線なら、無理に延命措置はせず、廃止するのが唯一の選択肢でしょう。問題は、それなりに需要がある路線です。こういうところは、地元等がある程度お金を出すことによって、サービスレベルを上げるのが望ましい方法でしょう。枝線のような路線にしか使えませんが、氷見線や城端線のような方法は、考慮に値する案と言えます。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/mobility202601/)

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米沢トンネルの開通は2050年代?

 奥羽線の福島-米沢間に長いトンネルを掘る計画があります。米沢トンネルと言い、長さは23キロあります。このトンネルをつくることで山形新幹線の安全性の向上や高速化を図ります。事業費は約2300億円、工期は着工から19年と見込まれています。

 とは言っても、すぐに着工して19年後に開業できるわけではありません。着工の前に環境アセスメント等があり、それには6年かかります。環境アセスメントのためには地質調査や測量も行わなければならず、結構時間がかかるのです。

 そういうことを勘案すると、順調に進んでだとしても、米沢トンネルの開通は2050年代ということになります。結構先の話で、それまでの間はかつてスイッチバックで対応した急勾配を新幹線が走り続けるということになります。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/yonezawa-tunnel202601/)

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Peach、嵐ラストドームツアーで深夜便運航

 アイドルグループの嵐は、3月13日から5月31日まで全国5か所のドームでコンサートを行います。ラストドームツアーです。

 ラストドームツアーの最初は札幌。しかし、この時期は国公立の二次試験と重なります。国公立の二次試験は共通テストの結果を見てから申し込みます。ホテルも大学が決まってから予約します。これに対して嵐のツアーは、開催が決まった瞬間にホテルを予約します。チケットが取れるかどうかは関係ありません。特に札幌はほかの4か所(東京、名古屋、大阪、福岡)とは違い、地元以外の人が新幹線に乗って帰る、ということができません。ホテルが取れないと死活問題です。ただ、今後の進路で大事な大学入試とかぶってしまいます。

 そこでPeachは、3月13日から16日の間、関空-新千歳間に臨時便を運航します。新千歳行きは3月13日から15日の3日間運航します。関空20:35発新千歳22:30着です。関空行きは3月14日から16日の3日間運航します。新千歳2:00発関空4:25着です。関空も新千歳も24時間使えることを活かしたダイヤです。帰りの便はホテルが取れない人でもコンサート終了後にそのまま帰ることができます。翌日に用事がある人にもお勧めです。

 ただ値段は強気です。45290円もします。行きも時間帯が悪いのですが(深夜便ではないのでホテルに泊まる必要がありますし、遅れると札幌市内に着かない危険があります)、安くても39290円です(15日の便は安いですが、嵐のコンサートは終わっています)。とてもLLCとは思えない値段です。嵐のファンだと何があっても行きたいので、強気になれるのでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/6fd9fa37b8c70bdca67b47f7e354134230350169)

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高速バスなら三島から横浜まで1200円

 WILLAR EXPRESS、東海バス、伊豆箱根バスの3社は共同で、三島と羽田空港とを結ぶ高速バス、三島-羽田線(愛称:「三島羽田シャトル」)を運行しています。

 この「三島羽田シャトル」ですが、今日2月1日から、運賃の改定を行います。特に目立つのが三島-横浜間の運賃。これまで2400円していたのが、たったの1200円で横浜に行くことができるのです。三島-羽田空港、国際展示場駅間、三島-東京ディズニーランド間も若干値下げに鳴り、それぞれ2600円と3000円です。

 また、3月19日にはダイヤ改正が行われます。「三島羽田シャトル」は1日3往復していますが(このうち1往復が東京ディズニーランド発着、1往復が国際展示場駅発着です)、このうち1.5往復が関内駅に乗り入れます。値段は横浜駅(YCAT)と同じ1200円です。関内駅は野球場や中華街に近く、夜遅くまで遊んでも、三島の自宅に帰ることができます。関内駅23:15発の便もありますので、野球が遅くなっても心配は要りません。
(参考:東海バスホームページ https://www.tokaibus.jp/images/5914.pdf)

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JR四国、キハ185系2両をJR九州に譲渡

 キハ185系は分割民営化直前の1986年に四国に配備された車両。特急用車両でありながら、2両でも使えるようになっているのが特徴で、分割民営化後の1988年までの間に、52両がつくられました。

 そのときは当分の間主力であり続けると思われていましたが、時代の流れは速く、すぐに振り子式の車両が登場し、1992年には20両がJR九州に譲渡されました。JR九州では「ゆふ」、「九州横断特急」などで使われています。

 デビューして5年ほどで主力の座を追われたキハ185系ですが、2両で走ることができるということが幸いして、徳島線や牟岐線の特急として使われてきましたが(それでも余るので、一部は普通列車用に改造されています)、牟岐線の「むろと」が廃止されるなどで、さらに余るようになりました。そこでJR四国は、キハ185系を使っているJR九州に声をかけ、2両が行くことになりました。

 JR九州はこのキハ185系をどのように使うのでしょうか? 久大線の「ゆふ」の利用者が増えているので、その追加用として使うようです。JR九州はキハ185系の取り扱いには慣れています。また、今後、古いキハ40系を使っている観光列車の置き換えにも使えそうです。JR四国も普通列車用として持て余しているのがあるので、新型車両の投入が進めば、それを譲渡することも可能でしょう。今回は2両だけの譲渡ですが、次もあるかもしれません。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV1J4CYCV1JPLXB00HM.html)

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