近江鉄道3月1日「ICOCA」導入で、紙の切符原則廃止
以前にも書きましたが、近江鉄道は「ICOCA」を導入します。
いつから導入するのかと言えば、3月1日。近江鉄道全線で交通系ICカードが使えるようになります。定期券も「ICOCA」になります。駅での販売のほか、スマホやパソコンで定期券を購入することができるサービスも導入されます。
それでは、どうやって「ICOCA」を使うのでしょうか? 乗るときは、駅にIC改札機(入場用)がありますので、それにタッチしてから乗車します。降りるときは、有人駅では駅にあるIC改札機(出場用)にタッチしてから降ります。無人駅(有人駅でも駅員のいない時間帯を含みます。以下同じ)でも、一部の駅ではIC改札機(出場用)があります。朝ラッシュ時など利用者の多い時間帯では、全ての扉が開きます。そのようなときは、駅にあるIC改札機(出場用)にタッチしてから降ります。進行方向前寄りの扉のみ開いた場合は、列車の前の扉にある出場機にタッチしてから降ります。IC改札機(出場用)がない小さな駅では、列車の前の扉にある出場機にタッチしてから降ります。現金のときはどうでしょうか? 有人駅では駅にある整理券発行機から整理券を取って乗車します。無人駅では車内の整理券発行機から整理券を取って乗車します。降りるときは、有人駅では駅で駅員に整理券と運賃を払います。無人駅では列車の前の扉にある運賃箱に整理券と運賃を入れてから降ります。
近江鉄道でチャージ残額から1か月に3000円以上使った場合には、「WESTERポイント(チャージ専用)」が貯まります。3000円を超えた額の10%が付与されます。そして、子供用の交通系ICカードで子供が乗った場合、一律10円です。現金で払うときは大人の半額ですから、交通系ICカードのほうがはるかにお得です。子供のうちから鉄道に乗る習慣を身につけさせるためにも、有意義な施策でしょう。
ただし、「ICOCA」の導入により、駅での営業体制が変わります。まず、有人駅が少なくなります。始発から最終まで終日営業するのが彦根、八日市、近江八幡の3駅のみ、一部時間のみ営業するのが貴生川、それ以外の駅は全て無人駅です。チャージも有人駅でしかできません(車内ではできません)。紙の切符も原則としてなくなります。定期券、回数券(その代替が「WESTERポイント(チャージ専用)」の付与です)、信楽高原鐵道との連絡乗車券のほか、普通乗車券の発売も行いません。ずいぶん思い切った方針の変更です。「1デイスマイルチケット」、「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」等のフリー切符も駅では発売せず、大幅値上げの上、アプリ限定になります。「1デイスマイルチケット」の場合、現行の大人900円、子供450円から大人1500円、中高生1000円になります(子供は1回10円で乗ることができるので、発売しません)。ただ、これまでは休日と金曜日の利用可能だったのですが、毎日利用可能になります。
(参考:近江鉄道ホームページ https://www.ohmitetudo.co.jp/file.jsp?id=17851)
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Comments
紙の乗車券廃止、すごい試みですね!
子供から高齢者までやり方をしっかりと周知することで混乱を防いでもらえたらと思います。
良く、高齢者には・・・という事を聞きますが、周知の在り方、やり方を考えながら浸透させれば問題ないと思います(教える側の根気、利用者を見捨てない心が必要です)。
近江鉄道の新たな試み、応援しています。
Posted by: あかり | 2026.02.11 10:37 PM
あかりさん、こんばんは。
* 子供から高齢者までやり方をしっかりと
ある意味「ICOCA」を渡せば解決することなので、そう難しくはないでしょう。チャージは無人駅ではできないので、コンビニ等で済ませておく必要があります。
Posted by: たべちゃん | 2026.02.12 10:00 PM